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チェコ共和国の要塞都市オロモウツの観光スポット!世界遺産の柱がそびえ立つ街を訪れよう
チェコ共和国と言えば可愛らしい街並みと雑貨が多く知られる中央ヨーロッパに位置する小さな国。 そんな中でも首都プラハの人気を今や越しそうなほど爆発的な人気を得はじめている街オロモウツの観光スポットを徹底紹介!
この記事に登場する専門家
モデル・エディター・グラフィックデザイナー
ロン毛
チェコ共和国の要塞都市?オロモウツって一体どんな街なの?
こんにちは!
ブダペスト拠点にヨーロッパ各地で色々と活動をしているロン毛ことマエダです。
今回は実際に仕事でもプライベートでも何度か訪れたことのあるチェコ共和国はかつての要塞都市オロモウツの観光スポットについてをご紹介していきたいと思います!
「チェコ共和国の観光先と言えば首都のプラハ!」なんて昔は言われていましたが、実は近年首都プラハを目的とした観光ツアーよりもここオロモウツのツアーが急激に旅行代理店の間で組まれていることは知っていましたか?
「オロモウツ?どこそこ?」
なんて方へと今回は、実際に長期滞在し観光をしたことのある私しロン毛が自信を持ってオススメしたいオロモウツの人気観光スポットについてを一挙にご紹介していきたいと思います。
まず先に、オロモウツという都市はチェコ共和国の中でも主要都市として数えられる第5の街であり人口は約99,489人と少ないものの今最も国内で注目されている場所であります。
そんなオロモウツは今になってようやく光を浴び始めたせいか、現在でも海外旅行者にはあまり知られておらず、大衆観光ツアーも未だなくチェコ共和国国内で最も穴場であり且つ秘密の詰まった場所の1つと言えるでしょう。
オロモウツは首都プラハから電車で約2時間離れた場所に位置する都市であり、その歴史は古くも美しく、歴史的遺産が数多く残ることから文学的、歴史的な観光を組みたい方には是非オススメの場所であります。
もともとチェコ共和国は小さな国であるもののユネスコの世界遺産に登録されている場所が多く、プラハをはじめ実はその大半はここオロモウツに数多く点在しており街並みは見事なバロック建築の建物が立ち並ぶ文化的にも街並みとしても非常に美しい街です。
また食べ物も美味しく、オロモウツを代表する伝統的なチーズ料理は頬が落ちるほど!
他にも市内にはかつて要塞都市として存在していたオロモウツの跡が残っており、数多くの城や要塞がある他、建築、文化、宗教遺産も非常に多く残っています。
そして中でも注目すべきは「歴史的保護区」というものがオロモウツ市内には存在し、かつてローマ時代に起こった何百年前もの混乱や戦争を経て時の試練に耐えた多くの記念碑があります。
オロモウツ観光に便利!?市内のインフォメーションセンターが優秀すぎる!
オロモウツ市内では数多くの歴史的にも重要であり印象深い建物の中には現代アートを中心としたたくさんのイベントが一年中開催されています。
なのでロン毛のオススメとしては市庁舎にあるインフォメーションセンターへと外出する前に是非訪れてみてください!
インフォメーションセンターでは街の全土が示された地図が無料で配布されており、こちらでは市内で行われている現地飛び入り参加可能なツアー情報からタクシー会社の電話番号、オロモウツ市内で起こっているイベント等をチェックすることができます。
またオロモウツカードをインフォメーションセンターでは購入することができ、こちらのカードは公共交通機関への無料アクセスとオロモウツとその周辺の80のアトラクションへの無料入場を提供しています。
もちろんロン毛がこれからオススメをする人気観光スポットはこちらのカードの有効範囲に含まれてるのでご安心を!
24時間〜最大5日間の有効期限を自由に選ぶことができるのでご自身の旅程に合わせて取ると移動の効率化や交通費も格段と下げることができるでしょう!
①オロモウツ観光スポット史上最も気高き場所【オロモウツの聖三位一体柱】
まずはじめにご紹介をしたいオススメの観光スポットはこちらの「オロモウツの聖三位一体柱」であります。
オロモウツの聖三位一体柱はオロモウツが代表する最も有名なランドマークであり今尚地元のチェコ人から愛され讃え続けられている気高きスポットであいます。
もとは神を称賛するために建てられたペスト柱がオロモウツ市内では数多く点在しますが聖三位一体柱は間違いなく最も素晴らしい聖柱であるに違いないでしょう。
こちらは1700年代初頭に建てられたユネスコの世界遺産に登録された記念碑であり、そのバロック様式のデザインは他に類を見ないと言われています。
また特別なことにオロモウツの聖三位一体柱の制作に携わったすべての石工から芸術家、名工がオロモウツの地元人であったとされており、柱の中には十字架から聖書といった聖書内のの出来事を描いた非常に詳細な石の浮き彫りのある小さな礼拝堂が描かれておりその精密なデザインには感無量の一言であります。
オロモウツの聖三位一体柱
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②マザーテレサも訪れた【聖ヴァーツラフ大聖堂】はオロモウツの聖域!
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「聖ヴァーツラフ大聖堂」であります!
この聖ヴァーツラフ大聖堂は巨大な大聖堂としてオロモウツ市内では知られる高さ約100メートル以上のチェコ共和国内では4番目に高い聖堂となっています。
もちろん首都プラハの大聖堂につぐ大規模であることはさながら、オロモウツが所属するモラビア州の中では最大の大聖堂ともされています。
また、もともとは1100年代にロマネスク様式の聖堂として建築がはじまったものの19世紀に起こった火災により一度は崩壊、その後修復を行なったことで現在の姿へと生まれ変わったとされています。
今ではこちらの聖ヴァーツラフ大聖堂は複雑なネオゴシック様式の外観へとなりましたが、内部のレイアウトは中世から変わっておらず、20世紀にはあのマザーテレサと教皇ヨハネパウロ2世の両方がここ聖ヴァーツラフ大聖堂を訪れたと言われています。
是非ともオロモウツの観光巡りのスタート時に訪れていただきたいスポットであります!
聖ヴァーツラフ大聖堂
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③オロモウツの宗教的背景が覗ける観光スポット【フラディスコ修道院】
続いてご紹介をするオススメ観光スポットはこちらの「フラディスコ修道院」であります!
こちらのフラディスコ修道院は木曜日限定であるもののその壮大な建物の内部を見学することができ、そんな内観はもちろんその美しい外観である尖塔、中央塔、華麗な玄関口は非常にフォトジェニックな雰囲気を醸し出した場所となっています。
こちらのフラディスコ修道院はもともと1000年代に「ベネディクト会修道院」という名を掲げたことが始まりとされており、1200年代にベネディクト会修道院が魔女狩りの対象となってしまいオロモウツ市内から追放されたことで一度は衰退されたとされています。
しかしその後の1700年代に当時のベネディクト修道院が閉鎖さた当時に生き残ったプレモンストラテン派が再建をかけ現在のフラディスコ修道院という名で今の姿を作り上げたとされています。
そんなフラディスコ修道院は現在でも素晴らしい彫刻からレリーフ、シャンデリアに天井のフレスコ画も是非とも一度は見ていただきたいものであります!
フラディスコ修道院
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④街の顔!ゴシック様式の美しい【オロモウツ市庁舎】
続いてのオススメの観光スポットはこちら「オロモウツ市庁舎」です。
白い漆喰のファサードとそびえ立つ黒い尖塔が特徴的なこのゴシック様式の建物は、街で最も大切な世俗的な建物として今も愛され続けられているオロモウツ市庁舎であります!
6世紀にもわたってオロモウツでの経済的および政治的生活をまとめてきましたが、現在でも市議会と事務所として活動や運営が行われており、通常運営されている間は建物へのアクセスは制限されているものの、夏にはガイド付きツアーが数多く実施されており館内の見学はもちろん、さまざまな各種重要な部屋や建物に接続されているゴシックチャペルを見ることができます。
毎日11:00〜15:00の営業時間内では、市庁舎の塔へとアクセスが可能でありそこから見渡すことオロモウツの街並みは絶景であります!
ちなみに、途中ご紹介をしたインフォメーションセンターがある場所がこちらのオロモウツ市庁舎です。
オロモウツ市庁舎
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⑤共産主義の思想を表した巨大時計塔【オロモウツ時計塔】
お次はその姿が愛らしくも可愛らしい「オロモウツ時計塔」です。
市庁舎の北側に置かれたこちらのオロモウツ時計塔は、1400年代に建てられましたが第二次世界大戦で被害を受けた後いくつかの興味深い変更が行われました。
それもそのはず、当時はオロモウツに共産主義が到着したばかりだった為かオロモウツ時計を「社会的現実主義」スタイルとして再設計が行われ、政治的な背景を背に建て直されたとされています。
いまでこそそうですが、現在では聖人の代わりに労働者と技術者の描写がされ文字盤にはレーニンとスターリンの誕生日と国際労働者の日が表示されています。
またオロモウツ周辺の共産主義の道具の多くはベルベット革命の後に消えたためか、このオロモウツ時計塔はオロモウツ市内がソビエト時代に風変わりしたとされる記念碑としても扱われており、文化的でありフォトジェニックポイントとしても有名な場所であるとされています。
オロモウツ時計塔
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⑥オロモウツの楽園!豪華絢爛の【クロミェルジーシュの庭園群と城】
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「クロミェルジーシュの庭園群と城」です。
オロモウツの南に位置するここクロミェルジーシュの庭園群と城は典型的なモラヴィアの歴史的な建物が集まった一体に点在しており、そんな中でも最も有名なものとされています。
もとはオロモウツの大司教の継承者が1770年から住んでいた場所とされており、1984年の映画「アマデウス」1シーンの撮影場として知名度をあげました。
またクロミェルジーシュの庭園群と城はイタリアとスイスの建築家フィリベルト・ルッケーゼの手により誕生したこちらの楽園はバロック様式の美しい宮殿も見応え有りのものであります!
要塞都市オロモウツの人気観光スポット ー総括編ー
いかがでしたでしょうか。
今回はチェコ共和国の要塞都市オロモウツの人気観光スポットをロン毛のオススメとともにご紹介をしてきましたがお気に入りは見つかりましたか?
もちろんチェコ共和国には他にも魅力溢れる都市がいくつもあるので是非ともそちらも同じくチェックされてみてください!
この記事が気に入った方は、ロン毛がハンガリーをまとめた記事も読んでみてください!
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