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婚約前に行くべき?インド女一人旅で自分と向き合う!在住者がとびきりのモデルコースをお届け!
インドに呼ばれた!一人旅に出る!されど大国インド、どこに行くのがよいのだろう?ここでは、インドに呼ばれたあなたが一人旅でないと感じられないような、自分と向き合いながら旅ができるスポット4選と旅のティップスをご紹介します!
この記事に登場する専門家
インド在住ナマステ女子
のじょみ
インドに一人で飛び出そう!
ナマステ!インド在住ライター、のじょみです。
(本名のぞみですが、インド人はざ行が上手く発音できず、のじょみと呼ばれます)
あのインドに一人旅するなんてハードルが高すぎる!!
そう感じていませんか?
騙されたり、衛生面が良くなかったり、、と色んな噂のあるインドですが、実は困難や例外が多い分、自分と向き合うには最高の旅ができる国でもあります。
かくいう私自身も、飛行機を予約してから初めて実際に降り立つまで、緊張と不安にまみれていました。災難に遭ってもいいように家族への手紙まで用意したくらい・・・。
ですが、インドでの経験は私の人生をがらりと良い方向へ変えてくれました。
今回はインドへの一人旅を決心し、赴くあなたにむけて、元インドバックパッカー → インド移住のライターが人生を変えるような旅になるよう、お手伝いいたします!
インド一人旅の持ち物
さて、インドに行く覚悟は決めた。大事なのは何を持っていくか。
バックパックであれ、スーツケースであれ、初めてのインド一人旅には欠かせない持ち物をご紹介します。
1)トイレットペーパー
え、なぜ?と思われた方が多いと思いますが、インドの大体のトイレにはペーパーがありません!(5☆ホテル等は除く)
うっかり忘れると、旅中にトイレでけっこうテンション下がります。。
芯を抜いて、押しつぶしてかさを減らして詰め込んで来ましょう!
2)動きやすい服+足を守ってくれる靴
試される国インド、夏は特に酷暑(体感50℃超え)になるところも。
涼しくて、動きやすい軽い服装を持っていきましょう。麻の服などの現地調達もおすすめです。
そして道があまり舗装されていないところも多いので、しっかり足を守ってくれる靴で乗り込みましょう。
3)フルジッパーのかばん
インドでふらりと歩く際のかばんは絶対ジッパーのものにしましょう!
防犯の為というのが大きいです。また、ホテルやレストランで空港にあるような荷物検査をさせられることもあるので
ジッパーが無いとかばんが倒され中身がごろごろーっと散乱します。
(そしてインド人検査官は何も悪気も無い顔のまま)
4)十分な現金や国際カード
インドの店舗ではクレジットカードが使えることも多くなってきていますが、露店ではなかなかカード払いができません。
露店での買い物が大好きな方は、十分な現金を持ってきて両替しましょう。
または、インドのATMで日本の口座からルピーを引き落とせる国際カードを携帯しましょう。
(しかしインドのATMは壊れていることが多いのでやはり現金頼み・・・)
5)蚊取り線香
現地で蚊よけのスプレー等はありますが、寝てる間に不安を解消してくれるのはやはり日本の蚊取り線香!
ライターも初めてのインドではとても重宝しました。
日本ホームシックもこの香りで解消できるかも・・・しれません。
6)腹痛、熱、虫刺されの為の薬
恐らく初めてのインドで避けられないのが腹痛、下痢、嘔吐かと思います。
インド現地の薬で対抗するのも良いですが、インドの規格は日本と全く違い、薬の成分は強めです。(薬のせいで気持ち悪くなったり)
ゆっくり休みながら直す手助けとして、母国の薬は必ず携帯しましょう。
7)南京錠
100円ショップでも買える簡単な南京錠で問題ないですが、
バックパックのチャック、手持ちかばんのチャック、そしてかばん自体を盗まれないように柱などにワイヤーと固定するためにいくつか持っておきましょう。
たくさん持っていて全く損はありません。
わたしはアメリカのTSロックを5個くらい未だに愛用しています。
8)S字フックとビニール袋
意外と役に立つS字フック。そして一緒に使うビニール袋。
ゲストハウスの床が汚くて物が置けない、等々そんなときはS字フックをドアのへりにかけて。
そしてビニールの中に物を入れて吊るせば完璧!
わたしもシャワーを浴びるときはシャンプーや新しい服などは複数のこの作戦を使ってしのぎました。
S字フックは大きめをお勧めします。
他にも自分の旅のお供をインドへ連れていきましょう!
インド一人旅①廃墟の王国で人生を考える【ハンピ】
古代のビジャヤナガル帝国の首都であったカルナータカ州はハンピ。
当時から変わらぬ遺跡、破壊された遺跡が自然と融合している、幻想的な都市です。
マタンガ丘を登って眺める景色は今は無き王国の最盛に想いを馳せたくなるほど。
また、遺跡を眺めながら贅沢にぐうたらできるカフェが多く、歴史と現在の境界で思考を遊ばせてみるのもまた醍醐味。
ちょっと異世界で現実のあれこれから解放されて、今後の人生を考えられる絶好の場所です。
ハンピへの行き方:
バンガロール ←列車で9時間→ ホスペット ←オートリキシャで20分→ ハンピ
【1ヵ月7万】インドでの物価を極貧バックパッカーが徹底解説! | Trip-Partner[トリップパートナー]
こんにちは!「海外旅行のラスボス」と言われるインド。皆さん訪れたことはありますか?インドは物価が安いことでも有名です。しかし、貧富の差が激しいので旅行の仕方を間違えると予想以上にお金がかかってしまいます!そこで、現役極貧バックパッカーが物価相場と節約法、最安値を徹底解説!
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インド一人旅②俗世から離れてしばし休憩する【ダラムサラ】
インドの北部Himachal Pradesh州の村ダラムサラ。ここはインド最大のチベット村です。
ひとの表情が我々日本人に近く、無理やり押し売りしてくる人も、しつこい勧誘も無く、そこには落ち着いた空気と時間が流れています。
ここでは旨味が素晴らしいチベット料理を堪能しましょう。
天然石のお土産を物色してみたり、あたたかいチベットデザインのストールにくるまって散歩したり、昼寝したり
カフェで夕陽を見ながらゆっくりチャイを飲んだり。
ここに来たら究極に心が安らぐ。そんな感覚です。
トリウンドの丘をがんばって登れば夜空の下でキャンプファイヤーもできます。(私は2時間で半分まで登って脱落)
途中で村を一望できる景色も、何故か日本を思い出させる。
ダラムサラへの行き方:
デリー ←列車で8時間→ パタンコート ←車で2時間弱→ ダラムサラ
インド一人旅③こころの平和なるものを理解する【カソール】
ダラムサラと同じく、インドの北部Himachal Pradesh州の村カソール。ここにもチベットの文化が流れています。
ですが、これといって何かあるわけではありません。たくさんの自然と、素朴な人々、壁を作らない旅人たち。
太陽が昇るのを感じゆっくり一日を始め、沈むときに星空の下、酒を交わして語る。
何でもない一日が、自分の中で豊かに満たされる。
近くのトッシュ渓谷まで村からバンで1時間。(道はがたがた)
そこで美味しすぎるマギー(インドの袋麺)を食べてチャイを飲んで、美しすぎるヒマラヤの景色と共に何もない時間を過ごす。
自分のこころの平和とは?という疑問に答えが出るでしょう。
カソールへの行き方:
デリー ←バス13時間→ ブンタール ←車1時間→ カソール
インド一人旅④我々人間というものを感じ考える【バラナシ】
インドでここを知らない旅人はいないかも?
ヒンディ―教の聖地、ここバラナシ。「ガンジス河でバタフライ」でも有名ですね。
しつこい観光勧誘と日本語で無理にでも話しかけてくるインド人。牛の糞が残る道。道端で寝る人々。ここがインドの魅力、疑問点すべてを体現しているとさえ思えます。
これほど人との間に壁を作らずに人間の本能と触れ合える場所は無いでしょう。
また、歴史と現代の共存の狭間で美しい朝を迎え、満たされる夜を過ごせる町も無いでしょう。
私は10回程、インドの実家と思いながら通っています。
ここに来ると、自分を育ててくれた懐かしい町にいるかのように、自分らしく居られるのです。
自分という人間らしくなってみて、試される国インドを、ここバラナシで生き抜いてみましょう。
バラナシへの行き方(たくさんあります!):
デリー ←飛行機1.5時間→ バラナシ または デリー ←列車14時間→ バラナシ
インド一人旅モデルコース
ここでは、インドを一人旅するベーシックモデルコースをご紹介します!
● バックパッカー定番のインド一人旅ルート
コルカタIN ←列車→ バラナシ ←列車→ デリーOUT
インドの列車の旅は味があります。寝台列車に乗って(荷物は盗まれない様気を付けつつ)これから訪れる町に思いを馳せながら眠りに落ちる瞬間は贅沢なひと時。
The インドを感じられる3都市周遊になるでしょう。
バラナシ⇔デリー間には最近、8時間で行ける高速列車が誕生しました!
旅の期間の目安:10日間(バラナシに沈没すればするほど延びます)
● インドを全力で感じる黄金インド一人旅ルート
デリーIN ←列車→ アグラ ←列車→ ジャイプール ←列車→ デリーOUT
アグラはかの有名なタージマハルがある町。なんとデリーから高速列車で2時間弱。
タージマハルを眺めながらルーフトップでこっそりビールを飲んでみたり。
そしてラジャスタン州はジャイプール。ここではご紹介しておりませんが、ここの旧市街はピンク色が多く、ピンクシティと呼ばれていたりします。
大都市も巡りつつ、歴史が大好きな方にはたまらない一人旅になるでしょう。
旅の期間の目安:7日間
● 意外と知られていない北インドの一人旅ルート
デリーIN ←列車→ ダラムサラ ←バス→ アムリトサル ←飛行機→ デリーOUT
インドの3州をまたにかけて旅を楽しみましょう!
チベットの村ダラムサラと、ここでは未紹介ですが、料理が丁寧で美味しいバンジャブ州アムリトサル。ゴールデンテンプルや、パキスタンとの境界ワガボーダーでも有名です。(毎日儀式?が見られます)
インドでの休息と活気を味わえる一人旅コースです。
旅の期間の目安:7日間(ダラムサラに沈没するほど延びます)
インド一人旅の注意点
いかがでしたでしょうか?
インドにも、ひとりで自分と向き合うのに最高な場所がたくさんあります。
しかし、とはいえ危険度もそんなに低くない大国インドです。
● 相場が分かるまでは言い値にお金を払わない
● 夜間はむやみに外出しない(集団でも危険です)
● よくわからないものを口にしない
などなど、一人旅の自分の身は、文字通り自分でしか守れません。
インドでの一人旅が良い意味で忘れられないものになるよう、危険も上手くかわしながら大切な一秒一秒を過ごしてくださいね。
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インドを通して新しい自分を見つけてください!
ハードルが高すぎると思えたインドの一人旅も、そのハードルを越えてみたいとさえ思えたのではないでしょうか?
私は、一人で飛び込んだインドが人生をがらっと変えてくれました。
生き様も、暗黙のルールも、なにもかもが日本と異なるインドで自分の新しい可能性や感情を探してみてください!
筆者のブログはこちら!
なますてに染まるよ
インド生活ブログです。インド情報から、仕事の話から、人生を考える話まで・・・。何かご相談がありましたらいつでもここからコンタクトしてくださいね!
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