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広島のもみじ饅頭特集!王道のお土産からちょっと変わったもみじ饅頭まで紹介!
広島を代表するお土産と言えばご存知のもみじ饅頭!でも、もみじ饅頭には様々な種類があることを知っていましたか?今回は有名なにしき堂のもみじ饅頭から宮島の老舗もみじ饅頭、ちょっと変わった変化球のもみじ饅頭まで、広島のおすすめのもみじ饅頭を紹介します!
この記事に登場する専門家
旅行好きのセラピスト
meshimeshi
広島で美味しいもみじ饅頭をお土産に!
こんにちは、meshimeshiです!広島を代表する銘菓もみじ饅頭は、広島のお土産の定番です。最近ではもみじ饅頭の餡の種類が増えたり、新しいタイプのもみじ饅頭が開発されたりと、商品開発が進んでいます。今回は、おすすめのもみじ饅頭のお店とちょっぴり変わったもみじ饅頭を紹介します!
広島を代表する銘菓もみじ饅頭ってどんなお菓子?
広島のお土産と言えば真っ先に浮かぶのがもみじ饅頭ですが、みなさんはもみじ饅頭って具体的にどんなお菓子か知っていますか?ここではもみじ饅頭はどんなお菓子なのかを紹介します!
もみじ饅頭とは
もみじ饅頭はその名の通りもみじの形をした焼き饅頭の一つで、もともとは宮島のお土産でした。明治時代後期に高津堂という老舗の和菓子屋が考案し、今ではにしき堂をはじめ多くの和菓子屋がもみじ饅頭を作っています。カステラ生地ので餡を包み、もみじの型に入れて焼き上げるというのが一般的な作り方となっています。
餡の種類
もともともみじ饅頭の餡はこしあんが一般的でしたが、最近では様々なバリエーションが生まれました。粒あんに始まり、白あん、抹茶あん、栗あん、チーズ、カスタード、チョコレートなどが導入されました。さらにイチゴあん、クリームチーズ、栗あん、餅など時代の変化に伴って、自由な発想の餡が登場しています。
生地の種類
定番のもみじ饅頭の生地は、小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜を主とするカステラ生地となっています。2008年に山田屋が黒もみじと名付けた竹炭パウダーを生地に練りこんだ黒色のもみじ饅頭を発売しました。もみじ饅頭に和菓子風の餅生地を使用した生もみじはにしき堂の主力商品として新定番となっています。
もみじ饅頭はどこで買えるの?
もみじ饅頭の本店の多くは宮島に集まっていますが、広島市を中心にもみじ饅頭の有名店の支店が店を構えています。また、広島県全域のお土産屋やキヨスク、コンビニ等でも販売されているので、広島中でもみじ饅頭を購入することができます。また、一部のお店ではインターネット販売も行っているので、家にいながらでも注文が可能です。
もみじ饅頭のおすすめのお店~王道編~
それでは、もみじ饅頭の人気店を紹介します!にしき堂をはじめほとんどのお店が老舗のもみじ饅頭のお店ですが、従来のもみじ饅頭の販売だけでなく、餡や生地に工夫を凝らしたり、別の商品を販売するお店も増えてきました。一方で従来の製法を守り、昔ながらの味を守り続けているお店もあります。
①生もみじ饅頭が新定番【にしき堂】
にしき堂は1951年創業の老舗のもみじ饅頭のお店です。新しいアイディアをどんどん取り入れていくスタイルで様々な種類のもみじ饅頭を世に送り出してきました。特に2009年に発売した生もみじ饅頭(6個840円)はしっとりもちもちした食感がずっと続くタイプのもみじ饅頭で、爆発的なヒットをして、今も多くの人が買い求めています。
もみじ饅頭だけでなく、和菓子や洋菓子も手がけ広島中に支店を出しています。従来のにしき堂のもみじ饅頭も美味しいですが、私は生もみじ饅頭が出来てからはにしき堂では生もみじ饅頭を購入することが多くなりました。餅粉と米粉を使った生もみじの「生地は従来のもみじ饅頭になかった新しい食感です。
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②アイディア豊富な老舗のお店【やまだ屋】
やまだ屋は宮島で昭和7年創業した老舗のもみじ饅頭のお店です!宮島のもみじ饅頭のお店でも特によく知られているお店で、なんと年間2000万個ものもみじ饅頭(2個220円)を製造販売しています。広島県内だけでなく、近県や関東にも販売店舗数を拡大しています。もみじ饅頭以外でも桐葉菓というお菓子も有名で数々の賞を受賞しています。
やまだ屋はもみじ饅頭の餡に工夫を凝らし、他の店に先駆けて抹茶味、レモン味、紅芋味などの和風餡やクリーム、チョコレートなどの洋風餡を販売しました。特に竹炭を使った黒もみじは健康志向の人にも大好評となりました。私も宮島に行ったときによく買うお店で、様々な種類のもみじ饅頭を試しています。
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③最も歴史のあるもみじ饅頭の老舗【岩村もみじ屋】
岩村もみじ屋は数あるもみじ饅頭のお店の中でも最も歴史が長く、明治末期に宮島で創業しました。多くのお店が餡のバリエーションを増やしているのに対し、岩村もみじ屋は頑なまでに創業当時のこしあんと粒あんの2種類だけを販売しています。もともとはこしあんだけだったのですが、昭和9年に訪れた高松宮殿下の依頼により粒あん(85円)が誕生しました。
岩村もみじ屋のもみじ饅頭は、カステラ生地が薄くぎっしりと餡が詰まっています。焼き立てが美味しいと呼ばれるもみじ饅頭ですが、岩村もみじ屋のもみじ饅頭は焼き立て以外でもその翌日以降の数日間があんがなじんできて美味しくなります。路地裏の分かりにくい場所にありますが、探してでも行く価値があるお店です!
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④餡にこだわったお店【藤い屋】
藤い屋は大正14年創業の老舗のもみじ饅頭のお店です!藤い屋のもみじ饅頭は特に餡にこだわっており、手間をかけ小豆の皮をむいてから炊くことで、紫の藤色のこしあんとなります。滑らかな口当たりの食感のこしあん(95円)としっかりと豆の風味を残す粒あん(95円)が藤い屋の看板商品となっています。
藤い屋は定番のこしあんと粒あん、抹茶、カスタードクリーム、チョコレートに季節限定の栗きんとん味があります。藤い屋のもみじ饅頭(こしあん)は特に餡の滑らかさ、食感が秀逸で、食べた後の余韻が一番残りました。餡も甘すぎず上品な甘さで藤い屋のあんのこだわりがよく感じられるもみじ饅頭でした。
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⑤10種類以上の餡の種類【大伸堂】
大伸堂は創業してから50年以上経つ老舗のもみじ屋で、宮島口駅から徒歩3分くらいのところに店を構えています。もみじ饅頭の鮮度を特に大切に扱い保存料等は使用しておらず、賞味期限が他の店と比べて短く2~3日となっています。そのため、私個人や家族へのお土産が中心となっています。
大伸堂のもみじ饅頭(75円~)は餡の種類が豊富なことで知られており、定番のこしあん、粒あん以外に、イチゴミルク、まろん&まろん、瀬戸内レモン、黒ゴマ、ぼてら、宇治抹茶ラテなど変わり種もそろっています。特におすすめのぽてらは焼き芋を使った餡で、焼き芋の甘さと香ばしさが見事にカステラ生地に調和しています。
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⑥素材にとことんこだわったもみじ饅頭【おきな堂】
続いて紹介するおきな堂は、昭和40年創業の老舗のもみじ饅頭(105円~)のお店です!おきな堂は素材にとことんこだわり、原材料の味が商品の味に現れることを特に意識しています。定番の小豆餡には、北海道産の大納言、チョコレートには、スイスのーベルチュールチョコレート、抹茶味には宇治の高級抹茶粉を使用しています!
こしあん、クリーム、チーズ、チョコレート、大納言が定番の餡と、季節限定のお餅入りの冬もみじが販売されています。私は特に大納言とチョコレート味がおすすめで、素材の美味しさが別格です!一つ一つの商品はすべて熟練の職人による手作りで作ってあるので、いつ来店しても変わらない味となっています。
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⑦もみじ饅頭発祥のお店【高津堂】
高津堂はもみじ饅頭発祥のお店で1906年創業の名店です!かの伊藤博文の言葉をヒントにしてできた焼き菓子で、明治39年にその原型が完成しました。高津堂の元祖もみじ饅頭(120円)はしっかり葉脈まで見えるもみじの葉を忠実に模したもみじ饅頭で、しっとりもちもちとした食感と優しい甘さが特徴です!
高津堂は柔軟なアイディアをいかんなく発揮し、様々な商品を提供してきました。定番のこしあんや粒あん以外にも酒香るもみぢや新緑もみぢなど新しい味を生み出しています。また、ラムネ餡もみぢは高津堂しか食べられない季節限定商品で、ラムネの爽やかな風味が見事に生地に調和し、今までにない味わいでした!
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これももみじ饅頭!?もみじ饅頭関連商品
定番のもみじ饅頭も美味しいですが、いつもと違ったちょっと変わったもみじ饅頭も美味しいです!ここでは、王道ではないですが、ちょっと変わったもみじ饅頭のおすすめの商品を紹介します!
①からっと揚がったもみじ饅頭も絶品【揚げもみじ】
まず最小にするもみじ饅頭関連商品は揚げもみじ(190円)です!揚げもみじは、元々商品にできない見栄えが悪いもみじ饅頭を美味しく食べられるように考え出されたものでした。今では、揚げもみじを商品化し、揚げたてのふわふわサクサク揚げもみじは食べ歩きグルメとしての地位を確立しました。
もみじ饅頭に衣をつけ揚げるというアイディアは、もみじ饅頭に新たな可能性を生み出し、その後他のお店でももみじ饅頭に様々な改良を加えるようになりました。餡を変えることで味わいも変わり、何度食べても飽きない味わいとなっています。私のおすすめはレアチーズ味で、揚げたての衣の風味とぴったり合います!
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②洋風のもみじ饅頭風お菓子【もみじおぼろおぼろ】
もみじおぼろおぼろ(10個2100円)は、洋風のもみじ饅頭のようなお菓子です!ダックワーズというフランスの焼き菓子の生地をもみじの型に流して焼き上げたもので、中にはアーモンド風味のクリームまたは、抹茶風味のクリームをはさんであります。口の中でふわっと溶けていくタイプのお菓子で、優しい甘さが特徴です!
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③冷やして食べるスイーツもみじ【冷やしもみじ】
冷やしもみぢ(200円)とは、もみじ饅頭発祥の店の高津堂の商品で、冷やしもみぢ用に作られたもちもちのカステラ生地になんと、キットカットが挟まっています!生地の中にはたっぷりの生クリームと小豆餡が入っており、印象的な見た目です。
買ってみて最初に思ったことは、「どこから食べよう?」でした。キットカットと一緒に冷やしもみぢをほおばると、もちもちした皮の食感とさっくりとしたキットカットの対比が面白かったです。生クリームと小豆餡の甘さ、キットカットの苦みが見事に調和して不思議な感覚でしたが、とてもおいしいお菓子でした。
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広島でもみじ饅頭を買おう!
広島を代表する銘菓のもみじ饅頭は老舗の定番の味から、にしき堂の生もみじのように現代風にアレンジされたものまで様々あります。この記事では特に人気のもみじ饅頭のお店を中心に紹介しましたが、広島にはまだまだ美味しいもみじ饅頭のお店が沢山あります。ぜひ広島で美味しいもみじ饅頭を堪能してくださいね!
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