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基隆夜市の魅力を台湾在住者が紹介!士林夜市だけじゃない台北の夜市!
台湾の港町である基隆には、台湾でも有名な夜市があります。基隆夜市の歴史は長く、昔から台湾の方に愛されてきました。今回は台北から行く基隆夜市へのアクセス方法や魅力をご紹介します。夜市で食べてほしい屋台めしも紹介しているので、是非参考にしてみてください。
この記事に登場する専門家
台湾在住ライター
ないしなつき
台湾の港町「基隆」にある夜市がおすすめ!
台湾の港町である、「基隆」をご存知でしょうか。
台湾の観光スポットとして有名な「基隆」ですが、特におすすめなのは夜市です。
台湾にが数多くの夜市がありますが、「基隆」の夜市は美味しい食べのもが多く、何度行っても飽きない場所です。
今回は台北在住の筆者が、最もおすすめしたい基隆夜市についてご紹介します!
基隆(ジーロン)って台湾のどこ?
基隆(ジーロン)とは、台北を中心に北東に位置する海沿いまちです。
台湾で2番目に大きな港である基隆港は台湾の貿易拠点となっていて、港のまわりはデパートなどが建ち並びとても栄えています。
台湾で一番日本に近い場所でもあり、日本へのクルーズなどもここから出発します。豪華な船が停留していて、夜はとても素敵な雰囲気に包まれます。
台湾で有名な基隆夜市とは?
大きな港街である基隆には、日本統治時代から続く有名な夜市があります。
その名も「基隆夜市」。
古くから台湾人にも愛されていて、今では観光名所として有名です。
他の夜市と違い、メイン通りはかなり整備されています。
テーブルや椅子も用意されているお店が多く、ゆっくり食事できる場もあります。
台湾で一番おすすめの夜市は「基隆夜市」
台湾に住んでいて、いろんな夜市には行きましたが、私のおすすめこの「基隆夜市」です。ご飯はおいしいし、他の夜市で見ることのできない屋台飯なんかもあって、かなり楽しめます。あの有名な士林夜市とは一味違う「基隆夜市」は必見です。
台湾おすすめ夜市「基隆夜市」の魅力①:ご飯が美味しい!
「基隆廟口夜市」のごはんは本当に美味しいです。他の夜市では見られない食べ物もたくさんあって、それでいて味がいいんです。美味しい物しか売っていないんじゃないかなと思うほど、個人的にお気に入りの夜市。行ってみると観光客だけじゃなく台湾人にも人気な理由がわかります。
台湾おすすめ夜市「基隆夜市」の魅力②:見やすい!頼みやすい!整備された夜市。
だいたいの夜市は、日本も夏祭りなんかでみる的屋のように、各お店が並んでいます。たまに何が売っているのか、いまいちわからないお店も多いです。観光客として台湾に来たら、中国語もわからないし、どんな食べ物かもわからないと不安になりますよね。
それに比べこの「基隆廟口夜市」のメイン通りは、かなり整備されていてわかりやすいです。
看板には各お店の番号がふられており、何が売られているかの日本語表記も書かれているので、購入の際も安心できます。
基隆へはバスが便利!台北駅から基隆への行き方と帰り方
今回は最も利用する人が多いであろう、台北駅から基隆への行き方を紹介します。
台北駅から基隆へ行くにはバスがおすすめです。
なぜなら、台北駅から基隆までは直通のバスが出ているからです。
乗っているだけで目的地まで連れて行ってくれるので、乗ってしまえば、「どこで降りたらいいの?」など心配しなくても済むので、安心ですよ。
台北駅から基隆まではだいたい30分~40分ぐらいで着きます。
それほど遠くないので、気軽にいけるのもいいですね。
ではさっそく行き方をご紹介します!
バスで台北から基隆へ行く方法!
所要時間:30分~40分
料金:55元(200円)
まずは台北駅からバス停へ向かいます。
そのバス停の名前は、「國光客運台北車站」
「1813 往基隆」と書かれたバスに乗ります。
バス停に着いたら、1番乗り場の「1813 往基隆」と書かれた場所で待ちましょう。
バスは15分に1本ぐらいの間隔でバスは来ますが、もし不安であればスタッフに「基隆」と漢字を見せれば教えてくれるはずです!
バスの乗り方
ICカード(悠悠卡:ヨーヨーカー)が利用できるので、このICカードを機械にタップすれば大丈夫です!降りる際にももう一度タップしないといけないので、注意してください!
このICカードは台湾旅行では絶対に持っていた方が楽なので、購入することをお勧めします!ちなみに、台北駅内のコンビニで台湾の国の形をしたICカード(悠悠卡:ヨーヨーカー)も販売されています!とてもかわいいし、旅行の思い出にもなるのでお勧めです!
ICカードがない場合でも、チケット売り場でチケットを購入することができます。
行先である、「基隆(ジーロン)」と伝えれば大丈夫です。
バスを降りる場所
30分後、Maritime Plaza海洋広場という場所付近のバス停に到着します!
このバスは基隆へ直通のバスなので、乗っていれば必ず基隆に着きますよ。
バスで基隆から台北へ帰る方法!
帰りは、基隆駅のそばにバスターミナルがあります。
名前は「国光客運基隆站」です。
行きと同じように、「1813台北」行きのバスに乗れば台北へ帰ることができます!
乗り場は1番乗り場か2番乗り場で待っていればバスは来ます。
ICカード(悠悠卡:ヨーヨーカー)がある人はその場で待っていれば大丈夫です。
乗る際と降りる際にタップしましょう!
ICカードがない人はチケット売り場「售票處」でチケットの購入が可能です。
行先である「台北」と伝えれば、大丈夫です。
台湾のおすすめ夜市!「基隆夜市」で絶対食べたい屋台めし7選
基隆夜市は本当に美味しいものばかり売っています。
台湾に在住していて、今まで台湾のいろんな夜市に行ってきましたが、やっぱり基隆夜市が一番好きです。
200近くのお店が集まる基隆夜市。
特に休みはなく、月曜日から日曜日まで毎日夜市を楽しめます。
月曜日から土曜日までは12:00~0:00まで営業しています。
日曜日のみ8:00~0:00までとかなり長い時間営業しています。
基本夕方の17:00ぐらいからお客さんも多くなり、賑わい始めますよ。
ここからは、基隆夜市を愛してやまない筆者が、是非で食べてほしい屋台めしをご紹介致します!基隆夜市の訪れた際はお連れ様とシェアしながら、ぜひ全部制覇してみてくだい!
①屋台番号16「天婦羅」:シンプルで美味しい台湾の天婦羅
日本の天ぷらを想像していると台湾の天婦羅をみた時、少し驚いてしまうかもしれません。
台湾の天婦羅は日本でいう「さつま揚げ」です。
ここ基隆夜市は、港が近いので魚介を使用した食べ物が多いです。
この天婦羅はサメのすり身を使った練り物。
サメのすり身に小麦粉や片栗粉を加え、注文が入ったら揚げてくれるシステムです。
いつも揚げたてのアツアツが楽しめるのも人気の理由の一つ。
ソースにスイートチリソースをかけて食べます。
このお店のメニューは「天婦羅」だけ。1つ(4枚入り)35元(150円)で売られています。
60年以上も「天婦羅」一筋でお店を経営しているとのこと。
是非日本の天ぷらとは少し違う、台湾の「天婦羅」を食べてみてください。
②屋台番号31「天一香 肉焿順」:台湾名物!絶品「魯肉飯」のお店
創業100年以上も続く、絶品「魯肉飯(20元/80円)」のお店です。
魯肉飯(ルーローファン)とは、台湾を代表とするご飯の一つで、「豚肉を醤油煮込んだかけごはん」のことです。脂身の多い豚肉を甘めの醤油、八角などの干しエビなどと一緒に煮込み、ご飯にかけて食べます。
台湾ブームで一度は聞いたことがあるかもしれません。
台湾ではわりとどこでも食べられますが、お店によって味が違い、人によっても好みが分かれます。
このお店の魯肉飯(ルーローファン)は、甘すぎず、長年つぎ足された深みのあるタレが絶品です。いつ行ってもお客さんがいっぱいで、席はほとんど埋まっています。
地元の人から長年愛されている魯肉飯(ルーローファン)をぜひ食べてみてください!
③屋台番号58「營養三明治」:栄養満点、ボリューム満点!基隆夜市の名物サンドイッチ!
基隆夜市の名物品でもある、揚げパンで包まれたサンドイッチ「營養三明治(栄養サンドイッチ/55元/200円)」です。
コッペパンを揚げた、揚げパンにトマトや卵、キュウリとハムを挟み、マヨネーズをかけて完成。ほんのり甘味があるパンはサクサクに揚げられていて、食べたときの食感がたまりません。
「營養三明治(栄養サンドイッチ)」はその名の通り栄養満点、ボリューム満点のサンドイッチです。
1人1つ食べてしまうと他の物が食べられない可能性もあるので、何人かでシェアすることをおすすめします!
④屋台番号43-1「一口吃香腸」:食べやすい!一口台湾ソーセージ
このお店は30年以上一口サイズのソーセージを売ってきたお店です。
1つ7元(30円)から、自分の好きな個数だけ買えます。
台湾のソーセージは少し甘みがあり、にんにくと一緒にソーセージを食べます。
私はコンビニでビールを買って、これを食べながら夜市をぶらぶらするのが好きです。笑
地元の方から、観光客にも人気のあるお店で、いつも長い列ができています。
台湾のソーセージを試したことがない方はぜひ、試してみてください。
このソーセージを食べながら、夜市をぶらぶらするのもいいですよ。
⑤屋台番号33「沈記泡泡冰」:基隆夜市で欠かせない。ふわっとなくなる新食感のアイス
基隆夜市で欠かせないデザートが、こちらの「泡泡冰」です。
夜市では本当に有名で、これを食べずには帰れない。そんなデザートです。
「泡泡冰」は作り方が少しユニークで、まずはボールに果物やシロップをいれて、その上からふわふわの氷を入れて行きます。それを素早く混ぜてシャーベット状になれば完成です。
口にいれるとふわっときえてしまうアイスは、柔らかくてほんのり甘いなんとも不思議な味です。20種類以上も味の種類があるのも魅力の一つです。
何度行っても新しいものに挑戦できるので、飽きません。
人気の味は、花生(ピーナッツ/45元/150円)。おすすめはマンゴーなどの果物系です。
作っている姿が見えるので眺めているのも楽しいですよ。
基隆夜市に行ったら、ぜひ食べてみてください。
⑥屋台番号5「呉記螃蟹羹」:基隆夜市の代表店。台湾の中華おこわ店
基隆夜市を代表するお店の一つがこちらの「呉記螃蟹羹」。
このお店では、「油飯(中華おこわ25元/100円)」と「螃蟹羹(カニ入りとろみスープ60元/200円)」が食べられます!創業20年ほどのお店は、基隆夜市で大人気のお店です。
「油飯(中華おこわ)」は、シイタケや豚肉の旨味がしみ込んだご飯はなんだか懐かしい味です。またもちもちした食感のごはんは食べ応えもあり、お茶碗1杯分の量がちょうどいいです。
味の変化を楽しみたい方は、テーブルに置いてあるスイートチリソースをかけて食べても美味しいですよ。
「螃蟹羹(カニ入りとろみスープ)」は、シイタケ、カニ、エビなどの旨味が凝縮された濃厚な味です。とろみもあるので、冬に飲んだら体も心も温まる一杯。
「油飯(中華おこわ)」との相性も良く、ぜひセットで注文してほしいです。
⑦屋台外「阿華炒麺」:台湾風焼きそばが大人気!
こちら夜市の外にあるお店ですが、是非食べてほしい有名店の一つです。
こちらのお店では台湾風の焼きそばが食べられます。
人気メニューは「什錦咖哩炒麺(カレー焼きそば) 75元/300円」。
海老やアサリなどの魚介とカレーのバランスが絶妙です!
またカレー味以外にも「什錦炒麺(海鮮焼きそば)70元/300円」もあります。
具材はほとんど同じで、カレー味かそうじゃないかの違いです。
「什錦炒麺(海鮮焼きそば)」の方が魚介の味を楽しめるので、個人的にはおすすめ。
麺の種類も油麺(中華麺)、烏龍麺(うどん)、米粉(春雨)の3種類から選べるので、お好みの麺で食べてください!
夜市を抜けた場所にある、こちらのお店はいつも人がお店の前に並んでいます。
少し並ばないと食べられないかもしれませんが、本当に美味しいので、是非食べてほしい1品です!
台湾にきたら訪れてほしい!美味しいものがたくさんある港町の基隆
台湾には本当にたくさんの夜市が存在していて、それぞれの夜市にそれぞれの魅力があります。
基隆夜市は、海が近い港町ならではの海鮮が使われた屋台めしがたくさんあります。
古くから地元の方に愛されている夜市は魅力たっぷりです。
台北からのアクセスも良いので、ぜひ足を運んでみてください。
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