Categoryカンボジア
シェムリアップ観光はアンコールワットとアンコール遺跡群へ!必要日数は3日だけ!
シェムリアップ観光といえばアンコールワット!他にも世界遺産のアンコール遺跡群や郊外にも遺跡があります。しかしシェムリアップ観光に必要な日数は3日だけ!観光の主役であるアンコールワットの魅力や入場料・観光の際の注意点を紹介します!
この記事に登場する専門家
バンコク在住ブロガー
ecobkk
シェムリアップ観光に行こう!
こんにちは!ecobkkです!
今回はシェムリアップ観光におすすめのスポットを穴場も含めて紹介します。
シェムリアップ観光での注意点やおすすめの必要日数も紹介しますね!
シェムリアップ観光のベストシーズン
熱帯モンスーン気候に属するカンボジア・シェムリアップは、1年通して高温多湿で、日本のような四季はなく、雨季(5月下旬~10月下旬頃)と乾季(11月上旬~5月上旬頃)に分けられます。12~2月は雨の心配がなく、日中は気温が上がるものの、比較的過ごしやすく、観光のベストシーズンと言われています。時期に合わせて、日焼け対策や雨対策を万全にしておくと安心です。また、露出の激しい服装では遺跡に入れない場合がありますので、手足を隠すためのストールがあると重宝します。
シェムリアップ観光に必要な日数は?
シェムリアップ観光におすすめの日数はズバリ3日だけです!
今回の記事ではその3日間の日数で行って欲しいシェムリアップの厳選観光スポットを紹介します。
3日間でできるシェムリアップ観光
シェムリアップ観光1日目:ますはアンコールワットを回りましょう!
シェムリアップ観光2日目:アンコールワットを満喫したら、アンコール遺跡群へ!
シェムリアップ観光3日目:郊外遺跡を堪能!フライトに遅れないでね!
①大定番だからこそ行きたい!【アンコールワット】
まずはじめに、シェムリアップの絶景観光スポットとして、アンコールワット(Angkor Wat)をご紹介します。
アンコールワットは、9~15世紀、インドネシア半島全域で栄えたアンコール王朝(クメール王朝)時代のアンコール遺跡群の中で「クメール建築の最高傑作」と称され、「世界三大仏教遺跡」の一つです。12世紀前半にヒンドゥー教の寺院として建造され、その後改修され、現在は上座部仏教寺院です。
カンボジアの国旗にも描かれており、カンボジアの象徴となっています。
アンコールワットの見所1:朝日や青空と共に楽しみたい美しい全景
早朝、中央祠堂の背後から昇ってくる朝日と朝焼けはとても美しく神秘的です。春分の日と秋分の日には、中央祠堂の中央から太陽が昇ってきます。
なお、朝日鑑賞される予定で、チケットをお持ちでない場合は、前日の17:00~17:30の間に、チケット売り場で販売される翌日分のチケットを購入しておくとスムーズです。
筆者が訪問したのは4月。シェムリアップでは暑さのピークで、日中、聖池の水はほとんどありませんでしたが、他のシーズンであれば、日中、青空と共に、聖池に映りこんだ中央祠堂の大変美しい風景も鑑賞できると思います。
アンコールワットの見所2:アンコールワットの塔内も見所たくさん
アンコールワットの外観の美しさもさることながら、塔内の砂岩で作られた建築や浅浮き彫りによる装飾は見応えがあります。さらに、塔内を登って行くと、アンコールワット周辺の風景と気球を鑑賞できます。夕方には、夕陽に染まる気球も鑑賞できるかもしれません。
②一度行けばその魅力の虜となる【アンコール遺跡群】
アンコール遺跡の魅力は、アンコールワットだけにとどまりません。私がシェムリアップ観光旅行で見た遺跡の全てが魅力的でしたので、時間と体力に余裕があれば、全てのアンコール遺跡群を見ることをおすすめします。3日程あれば、アンコール遺跡群中心、遺跡群東部、遺跡群南東部の遺跡を見て回れると思います。
アンコール遺跡群中心
アンコールワットと共によくおすすめされる観光スポットが、12世紀末建てられた大都城アンコールトム(Angkor Thom)です。中央にあるバイヨンと呼ばれる、49の観世音菩薩像の四面仏塔は、表情が少しずつ異なります。その他、当時の様子を伝える様々なレリーフがあり、見所がたくさんある観光名所です。 遺跡群中心に位置するアンコールワットとアンコールトム、そしてプノンバケン(Phnom Bakheng)という丘上式寺院の観光だけなら1日で見て回ることもできると思います。
アンコール遺跡群東部
アンコールワット東部には、たくさんのアンコール遺跡が点在しています。こじんまりとしており、比較的人が少ないので、自分のペースで、一気に、たくさんの遺跡を見て回りやすいです。個人的に印象に残っている遺跡は、沐浴場だったとされるスラスラン(Sra Srang)とニャックポアン(Neak Pean)で、青い水辺が広がっており、爽やかな気持ちになれました。
アンコール遺跡 - Wikipedia
アンコール遺跡に含まれる主な遺跡がまとめられています。アンコールワット(開館時間:5:00-17:30)、スラスラン(5:00-17:30)、プレループ(開館時間:5:00-19:00)、プノンバケン(開館時間:5:00-19:00)を除き、アンコール遺跡群の開館時間は7:30-17:30。
ja.wikipedia.org
Angkor(アンコール遺跡)
UNESCO World Heritage Centre
whc.unesco.org
③「東のアンコール」も見ておきたい!【郊外遺跡】
シェムリアップ観光では、アンコール遺跡群以外の郊外遺跡もおすすめです。アンコールワットから車で約1~3時間の所に郊外遺跡が点在しています。複数個所を合わせて見て回れるツアーもありますので、事前に、宿泊ホテルや旅行会社に申し込んでおくと効率的に観光できると思います。
「東のアンコール」と言われるベンメリア寺院
ベンメリア寺院(Beng Mealea temple)は、プノンクーレン(Phnom Kulen)の山麓、アンコールワットからは東へ約54㎞(車で約1時間半)の距離にある寺院で、「天空の城ラピュタ」の舞台になったと言われることもあります。 崩壊が激しいものの、遊歩道が完備されており、自然から生み出される多様な緑の風景を楽しめる他、遺跡を発見した探検者のワクワク感や驚きを体験できると思います。
カンボジアの自然を感じられる郊外遺跡
特に、アンコール王朝が始まったと言われるプノンクーレンや、シェムリアップ川源流にあり水中で掘られたレリーフが見られるクバールスピアン(Kbal Spean)は、現在も、地雷の危険性があると言われていますので、ガイド付きのツアーを予約するか、ツアー参加の際観光ルートからはずれないよう気を付ける必要がありそうですが、日本とはひと味違うカンボジアならではの風景を見られると思います。
時間に余力があれば、必見の郊外遺跡
遠くなりますが、アンコールワットから約2時間、車で北東へ(111km)行くと、約30の寺院遺跡や塔の遺跡からなる遺跡群コーケー(Koh Ker)があります。
コーケーからさらに1時間程、北東部へ進むと、625mの断崖の頂上に建つ天空の寺院プレアヴィヒア(Preah Vihear Temple)があります。ベンメリア寺院とセットで見て回るツアーもあります。
アンコールワットの入場料
入場券は、以下の種類があります。
1日券:37ドル(約4500円)
3日券(有効期限は7日):62ドル(約7000円)
7日券(有効期限は1か月):72ドル(約8500円)
以上の3タイプあり、2日観光する場合は、1日券を2回購入するより3日券を購入したほうがお得です(12歳未満の子供は、パスポート提示で無料)。
以下に入場する場合は入場料が別途必要です。
郊外遺跡のベンメリア寺院:5ドル(約600円)
プノンクーレン:20ドル(約2500円)
コーケー:10ドル(約1200円)
プレアヴィヒア:10ドル(約1200円)
アンコールパス(Angkor Pass)は各遺跡入口周辺では購入できません!
通常、観光地では、入口周辺で入場券を購入できますが、アンコール遺跡群(アンコール遺跡群中心、東部、南東部)、クバールスピアン、バンテアイスレイを見学するためには、アンコールワットから約7km離れた所にあるThe Angkor Ticket Office (「Angkor Park Pass Ticket Counters」)でアンコールパス(Angkor Pass)という入場券(チケット)を購入する必要があります。
トゥクトゥクや車をチャーターした場合等は運転手が連れて行ってくれますが、当日分の入場券は5:00~17:00の間、翌日分の入場券は17:00~17:30の間に購入することになります。
Angkor Enterprise
アンコールパスのチケットの販売を行っている機関「アンコール ・エンタープライズ」
www.angkorenterprise.gov.kh
シェムリアップ観光旅行で気を付けたい点
海外旅行に慣れていない場合は、シェムリアップ観光ではツアーを利用したほうが何かと安心です。好みに応じて、ガイド付きツアーを選ぶと、理解も深まりやすいです。その他、気を付けたい点がありますので、以下にまとめました。
おすすめの撮影スポットを説明してくる人に気を付けよう!
僧侶の学問の場と考えられているアンコール遺跡群東部に位置するバンテアイクデイ(Banteay Kdei)では、事前に、利用の有無を確認されないまま、にこやかに、雑談から始まり、おすすめの撮影スポット等を説明してくれる人がいますが、最後に、30ドル請求されたので要注意です。
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シェムリアップには観光名所がたくさん!
以上、シェムリアップに数多く点在する世界遺産のアンコール遺跡及び郊外遺跡をご紹介しました。本文及び記事内の2つの地図に示した通り、シェムリアップにはたくさんの観光名所があります。各スポットでは、カンボジアならではの風景を鑑賞できる他、朝日や夕日の見られる時間帯に行くと幻想的な絶景にも出会えます。シェムリアップ観光旅行で気を付けたい点と合わせて、シェムリアップ旅行の計画作りの参考にしていただけたら嬉しいです。
筆者のブログはこちら!
ecobkk’s diary(taecoのバンコク生活日誌)
タイの首都バンコク及び近隣諸国の観光旅行情報と生活情報を発信
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