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カンボジアの都市別カジノとゲームの種類・ミニマムまでを紹介!初心者向・カジノデビューにおすすめ!
カンボジア各地のカジノ情報とアクセス情報を一覧できるようにまとめました。カンボジア最大のカジノ【ナーガワールドホテル】をはじめベトナム国境のバベット、シェムリアップ最寄りのポイペト、中国化が進むシアヌークビルについてもミニマムや年齢制限などを解説いたします。
この記事に登場する専門家
越境ライター
どりあん
【カンボジアのカジノ】他国と違う点は?
こんばんは。一時は真剣にカジノ勝負で生計を立てようと、必勝法の研究に明け暮れた「どりあん」です。
両隣のタイとベトナムが基本的にカジノ禁止なため、カンボジアにはタイとベトナムの富裕層がカジノ遊びにやってきます。ですがカンボジアのカジノで圧倒的な主流派となっているのは中国人と中国系の人々です。そのためカンボジアのカジノでは英語はほとんど聞かれず、中国語が飛び交います。
ではカンボジア各地のカジノを、アクセス情報と合わせて紹介いたしましょう。
カンボジアのカジノ①タイ国境の街【ポイペト】
シェムリアップ最寄りのカジノ
カンボジアを訪れる日本人の多くはアンコール遺跡群の観光が目的でしょう。せっかくカンボジアに来たついでに、カジノ遊びをしたい向きもいらっしゃるはずです。しかしアンコール遺跡群の玄関口となるシェムリアップの街には、カジノはありません(あったとしても違法で、摘発対象です)。
シェムリアップから最寄りとなるカジノの街は、タイとの国境に位置する町ポイペトです。シェムリアップから日帰りでカジノを楽しむことも可能です。
シェムリアップからポイペトのアクセス
シェムリアップからポイペトへのアクセスはタクシーが早くて簡単です。料金は片道30ドル、所要時間は2時間半が目安です。車種はカムリが多いです。
節約トラベラーであれば乗合タクシーで安く済ませることも可能です。シェムリアップ=ポイペトは便数も多いです。
シェムリアップ=ポイペト間のバス料金は5~7ドル、乗車時間の目安は3時間です。ホテルやゲストハウスにピックアップに来てくれますが、その分だけ早めにチェックアウトが必要なので、シェムリアップからの日帰りカジノ遊びには向きません。
トゥクトゥクでシェムリアップから向かうことも可能です。カンボジアの配車アプリ(GrabかPassApp)を使えば、料金をボッタクリされる心配もありません。Grabなら予約前に料金が確認できます。
ポイペトのカジノ
ポイペトには10軒ほどのカジノがありますが、大型店は多くありません。そのなかで画像のKEO SOPHORN(旧名:Galaxy Plaza Hotel and Casino)は、新しい大型店です。
ゲームの多くはバカラで、中国系はもとより国境を越えて遊びに来るタイ人にも人気です。ルールはBANKER6のノーコミッションです。ブラックジャックはテーブルが少なく、中・小型店では置いていないカジノもあり、あっても2卓とかになります。
KEO SOPHORN以外でおすすめするなら、国境にいちばん近い「ホリデー・パレス」と、同経営の隣接するカジノ「ホリデー・ポイペト」でしょうか。ポイペトのカジノは年季を感じる建物が多かったのですが、「ホリデー・ポイペト」は2019年に改装されました。
ミニマムですが、大型カジノはバカラもブラックジャックも100バーツ(約350円)からが主流です。バカラは100バーツでスクィーズ(絞り)が可能なので、後述するプノンペンのナーガ・カジノより敷居が低く楽しめます。
ホリデー・パレス・カジノの詳細情報
住所:1 & 2 Kbal Spean village, Poipet Commune O'Chrov District, Banteay Meanchey Province
ホリデーパレス・カジノの公式ホームページはこちらです。
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カンボジアのカジノ②ベトナム国境の街【バベット】
バベットまでのアクセス
ベトナムとの国境の街バベットは、カンボジアの経済特区です。工場とカジノの街、といえばわかりやすいでしょう。
ホーチミン=プノンペン間は欧米旅行者に人気のインドシナ黄金ルートの一部です。バスは多くの会社が運航しており、片道10ドルから。バベットで途中下車することになりますが、バス料金は一緒です。また空席があれば道端から途中乗車も可能です。(Giant Ibis社を除く)
ベトナム側から行く際の注意点
ホーチミン=プノンペン間は約7時間。プノンペンからは約4時間。ホーチミンからは約2時間ですが、国境越えに1時間ほど必要です。
ベトナム側からバベットに行く場合、カンボジアのアライバル査証30ドルはもちろんですが、ベトナムのマルチ査証がないと戻ることができません。ご注意ください。
バベットのカジノ
ベトナムの富裕層が遊びに来るバベットは、ベトナム語と中国語が飛び交い、英語はほぼ耳にしません。
大小あわせて10軒以上のカジノがありますが、日本人が楽しむならタイタンキング・カジノ(上画像)の一択と言っても差し支えないでしょう。タイタンキングは日本人オーナーの経営で、日本人用のゲームエリアもあり、日本語で案内してくれますので。
バカラやブラックジャック、大小、ルーレットは当然として、ここにはプノンペンのナーガ・カジノにも置いていないクラップスがありました。
【Titan King Casino & Hotel】の詳細情報
住所:National Hwy 1, Krong Bavet, Cambodia
ホームページにも日本語があります。
カンボジアのカジノ③中国化した街【シアヌークビル】
シアヌークビルのアクセス
日本から行く場合は、エアアジアでクアラルンプール経由シアヌークビル行きがあります。またコスト的にはバカらしいですが、プノンペンからシアヌークビルまでのフライトもあります。
プノンペン=シアヌークビル間の移動はバスでの移動が一般的です。道路事情次第ですが、所要時間は5~7時間。料金は10ドル前後です。鉄道も一応ありますが、運航日が少なくバス以上に時間がかかるので利用者が少ないです。
シアヌークビルのカジノ
ここ数年間の中国人と中国資本の流入ぶりは凄まじいのひと言で、シアヌークビルはそれまでとまったく別の街になってしまいました。今もまだ、次々と土地・建物の買収が行われ、変貌が続いています。
カジノも大小あわせて100軒以上あるはずです。記事ではアップデートが全然追いつきませんので、比較的新しいWMカジノの関連ページにリンクしておきます。シアヌークビルのカジノ・マップもあります。
カンボジアのカジノ④1社独占契約【プノンペン】
国境沿いの小さな街にも複数のカジノがあるカンボジア。首都プノンペンには当然、何軒ものカジノがあると思われるでしょう。
ところが実際はプノンペン唯一の政府公認カジノであるナーガ・ホテルが、周辺地域を含めた独占権を保有しています。この独占権は1995~2065と70年間も続きます。あと45年間は、ナーガ以外のカジノは営業できないのです。
カンボジア最大のカジノ【ナーガ】ホテル
カンボジア最大のカジノであるNaga Worldですが、ネットで検索すると「ナガワールド」と「ナーガワールド」の2種類があります。
名前の由来はヒンドゥー教の蛇神ナーガです。蛇神ナーガはWikipediaを始めネット辞書でも「ナーガ」ですから、カジノも「ナーガ」と表記いたします。
ちなみにカンボジア人はワールドをつけずに「ナーガ1(モイ)」「ナーガ2(ピー)」と呼びます。トゥクトゥクに「ナーガワールド」では通じなかったことも何度かあります。
ナーガ・カジノの年齢制限
一応、年齢制限で未成年はナーガのカジノで遊べないはずなのですが、パスポートやIDのチェックがされないため、実質的には年齢制限なしです。
画像のステージでは歌謡ショーやジャグリング・ショーなどが代わる代わる開催されていますので、子供連れで楽しみに訪れるカンボジア人家族もいます。ただし、さすがに子供はカジノ・エリアには入れてもらえません。
カジノ【ナーガ】①ゲームの種類と台数
本館(旧館)のナーガ1のGF(地上階)がメインのカジノ・エリアです。1F(日本の2Fにはポーカー・ルームがあります。新館のナーガ2は1に比べてカジノはかなり小さいので、遊ぶならナーガ1に行きましょう。
遊べるゲームですが、ルーレットはロビー(上の画像)を挟んで2ケ所に分かれています。各2台で計4台。ブラックジャックも同様で、2ケ所計で5台。大小(TAI SAI)が5台、カリビアン・スタッドが2台、NGAO HAMというベトナム語のゲームが6台。メインのバカラは30台ほどです。
カジノ【ナーガ】②ミニマム
それぞれのゲームのミニマム・ベット額は以下のとおりです。昼間は安いテーブルもありますが、夜になると減ります。
ルーレットは5ドル。ブラックジャックは10ドル。大小のBIGとSMALLが10ドル。カリビアンも10ドル。バカラはPLAYERとBANKERが25ドルからです。
カジノ【ナーガ】③プレイヤーのレベル
プレイした率直な感想として、プレイしている人々のカジノゲーム理解度は高くありません。
BANKERのツラが始まったのを見てバカラに参戦。しかし先客は揃ってPLAYERに張りました。私がツラに張ったのを見て、ひとりだけ小銭を私に乗せてきましたが、結局他はみなツラの逆に。結果、私だけが2連勝。周囲から突き刺さる冷たい視線がいたたまれずに席を立ちました。フィリピンのカジノではツラの逆張りをすると周囲から「アンタ、なんでそっちに賭けるんだ?」と言われたりするのですが。
ブラックジャックは常に満席で、仕方なく後ろで見ていましたが、ベーシックストラテジーが頭に入っていると思しき客はいませんでした。中国系のプレイヤーはとにかくバーストすることを嫌がります。ディーラーが9を晒しているのに、客側が14や15でステイしている始末。
逆の見方をすれば、ベーシックストラテジーなど知らないビギナーでも参加しやすい、といえます。
ホテルとしてのナーガワールド
プノンペンの数少ない5星ホテルDukeのクローズが決まり、残る5星ホテルのひとつがナーガです。川を挟んで対岸にあるソフィテル(上画像)は交通の便が良くないため、ソフィテルとナーガが星の数としては双璧と言えます。
しかし客室は広いですが、サービスのクオリティとしては個人的に疑問符がつきます。
またナーガ1(旧館)は禁煙室であっても、中国系の客がバカスカと喫煙してしまったためにタバコの臭いが抜けません。禁煙ルームをご希望でしたら新館のナーガ2(上画像)を予約しましょう。
夜遊び場としてのナーガワールド・ホテル
カジノある所、風俗あり。この常識はナーガにも当てはまります。ロビーのチェックイン・カウンターのすぐ横にあるカウンターBAR(上の画像)からして、夜になれば男性客に怪しい視線を送り続けるセクシー女性がズラリ、です。
実質的に置屋化しているKTV【88】や、出会いの場となっているBAR【Darlin’ Darlin’】など複数の夜遊びスポットが館内にあります。しかしカジノの金持ち客相手の風俗嬢たちですから、レベルに対してのコストは非常に割高です。
なおナーガ・ホテルを含めプノンペンの風俗につきましては、別の記事で詳しく解説されていますのでご覧ください。
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カンボジアのカジノはビギナー向きです
プレイヤーのレベルが高くないカンボジアのカジノは、ビギナーにとって敷居が低い場所ともいえます。シェムリアップ観光だけがカンボジアの楽しみではありません。年齢制限も無に等しいですから、若い方々にもカジノ体験をしていただけたらと存じます。
カンボジアの治安についてはこちらをチェック!
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