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北欧フィンランドの首都ヘルシンキの観光スポットまとめ!ユネスコ世界遺産や大聖堂も詳しく紹介!
北欧はフィンランドと聞くと日本からはかなり遠い国であるためか「どんな国?」「何があるの?」といった未だ馴染みが薄いのではないでしょうか。 そんなフィンランドの首都ヘルシンキの観光スポット情報を一挙にご紹介!
この記事に登場する専門家
モデル・エディター・グラフィックデザイナー
ロン毛
北欧フィンランドの首都ヘルシンキってどんな街?
こんにちは!
ブダペスト拠点にヨーロッパ各地で色々と活動をしているロン毛ことマエダです。
今回は実際に仕事でもプライベートでも何度か訪れたことのあるフィンランドは首都ヘルシンキの観光スポットについてをご紹介していきたいと思います。
北欧フィンランドの首都ヘルシンキはフィンランド湾の半島の南の位置に立つ国内きっての文化主要都市として知られており、近隣ヨーロッパ諸国やアメリカなどから毎年数多くの観光客が訪れる人気都市であります。
首都であることからフィンランド国内随一の都市開発が行われているものの、日本人だと思い浮かべる「THE ヨーロッパな街並み」が今でも残るなんともフォトジェニックに満ちた街並みが可愛らしい場所です。
また街のメインストリートに当たるマンネルヘイム通りの周辺では、かつての石器時代から現代までのフィンランドの歴史を学びたどることの出来る国立博物館をはじめとする数多くの文化施設が徒歩圏内にあり観光にも便利なものとなっています。
またここマンネルヘイム通りには豪華で印象的な国会議事堂をはじめとするヘルシンキ現代美術館もあり、訪れるべきマストポイントが集中して集まっているのも特徴です。
他にも、街を象徴する赤レンガでできたランドマーク「ウスペンスキー大聖堂」からは港を一望できる展望台もあり落ち着いた街並みと北欧ならではの寒風に当たりながらの絶景には他に類をみない壮観となっています。
観光には必須!気になるヘルシンキ内での英語は通じるのか?
観光で気になるのが「英語圏ではない国に訪れた時にその土地で英語がちゃんと通じるのか」だと思います。
ロン毛もヘルシンキへと訪れる前から事前に都市内の英語事情についてを調べていましたがやはり確固たる実体験を添えた記事以上に役立つものはなかったです。
まず実際に訪れたロン毛の感想では「通じる!というかレベルが高すぎてこっちがごめんなさいてぐらい」っといった次第でした。
なんといってもフィンランドは教育大国としても知られており、国内のどの都市でも教育水準は世界トップクラスであり第二言語を英語として幼い頃から学び始めるフィンランド人にとっては海外から訪れてくる様々なアクセントを持つ各国の観光客の英語のヒアリングも朝飯前といったような印象でした。
またヘルシンキ都市内にて何度かレストランで食事をとったり、仕事の都合で何回もカフェへと訪れましたが「英語100%」で難なく注文やお会計、ウェイターとの日常会話もした思い出があります。
なのでヘルシンキへと訪れた時は英語の心配は不必要です!
またこちらが英語で話しかけた時も嫌な顔人つせず温かく接してくれた印象があるので、心の広いフィンランド人だからこそ安心して観光を存分に楽しめるのではないかと思います。
ただし!都市内の交通機関である例えばバス、トラム、地下鉄などの駅名やバス停の名前は全てフィンランド語で表記されているので、もし道に迷って駅員さんなどに訪ねる際には指差しで駅名を指し道を訪ねるなどした方が相手が困惑しないので賢明かもしれません。
①ユネスコ世界遺産認定!ヘルシンキが代表する観光スポット【スオメンリンナの要塞】
まず最初のオススメ観光スポットはこちらの「スオメンリンナの要塞」であります。
ここスオメンリンナの要塞はユネスコの世界遺産に登録されているヘルシンキ内でも最も人気のある観光スポットの1つです。
スオメンリンナ要塞はスウェーデン、次にロシア、そして最終的にはフィンランドの防衛に貢献した歴史的文化遺産として知られており、周辺にはスオメンリンナ博物館、イベント会場、レストランまでありとあらゆるレジャースポットからグルメポイントも備わっておりあらゆる年齢の観光客にとっても非常に魅力的な場所となっています!
またスオメンリンナ要塞はヘルシンキのマーケットスクエア港から公共交通機関であるフェリーにて年中無休にて簡単にアクセスすることができます。
夏には「JT Line」という高速フェリーも利用することが可能であり、両者共フィンランド語、スウェーデン語、英語、ロシア語、中国語でのガイド付きツアーが提供されています。
他にも冬のシーズン中では週末は英語、春にはロシア語といった搭乗員を乗せたツアーも行われており主要時間は約1時間となっています。
もし希望の方がいればチケットはスオメンリンナセンターまたはオンラインで購入できます。
②街を見守る大聖堂【ヘルシンキ大聖堂】も是非観光してほしいスポット!
続いてのご紹介をするオススメ観光スポットはこちらの「ヘルシンキ大聖堂」です。
ここヘルシンキ大聖堂はフィンランド国内での学術的なお祝いごとやイベントなどでも利用される最も人気のある観光名所の1つとなっています。
ヘルシンキ大聖堂はヘルシンキの帝国時代の中心地としてかつて栄えていたとされており、フィンランドの首都ヘルシンキを代表するランドマークとして今も地元フィンランド人から愛されています。
また以前は「聖ニコラス大聖堂」と呼ばれていたとされており、現在のヘルシンキ教区の主要教会として1852年に再建されてたと言われています。
現在は12人の使徒の彫刻が教会の屋根からヘルシンキの街を守っており夏になれば土産店の「カテドラルショップ」も出店されることも特徴であります。
その他にもヘルシンキ大聖堂は夜になるとビーコンの様に天高く光が差し上がるのも非常に魅力的な姿となっており、ヘルシンキを訪れる理由が何であれこの白塗りの新古典主義の大聖堂は是非ともチェックしていただきたい観光スポットであります!
③ヘルシンキのセントラルパーク!【エスパ公園】で観光の疲れをリフレッシュ!
続いてご紹介をしたいオススメ観光スポットはヘルシンキのセントラルパーク「エスパ公園」であります!
地元のフィンランド人の間では「エスパ」と呼ばれ親しまれているこちらは、ヘルシンキの街のど真ん中にある公園となっており観光客や地元フィンランド人がピクニックをしたりリラックスして夏を楽しむ人気のスポットとなっています。
今の時期であればエスパ公園内にある「Cafe Kappeli」というヘルシンキで人気のカフェの前にあるスペースにて様々なステージや、ショー、ライブミュージックにパフォーマンスイベントなど様々なエキサイティングなスケジュールが開催されています。
また7月には、1ヶ月間にわたるジャズフェスティバルである「ジャズエスパ」や、6月には「マリメッコファッションショー」といったイベントが非常に人気の高いイベントであるため同じ時期に訪れた方は是非とも参加していただきたいものであります!
エスパ公園
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④世界で唯一!異質な姿を持ったヘルシンキの異端的聖地【テンペリアウキオ教会】
続いてご紹介をするオススメ観光スポットはこちらの「テンペリアウキオ教会」であります。
固体岩に直接発掘し建てられたテンペリアウキオ教会は、ヘルシンキの中心でありフレドリキンカトゥの端に位置しています。
その特別な建築のためか1969年に完成したテンペリアウキオ教会は、ヘルシンキの主要観光スポットの1つであり、教会のホールはドームで覆われ銅で裏打ちされた鉄筋コンクリートの梁で岩壁に支えられています。
また内壁は頑丈な岩と瓦の壁というなんとも不思議な姿です。
正午までは屋根の周囲を囲む窓の列から祭壇の壁に光が差し込むデザインなっており、その優れた音響特性によってか教会はコンサート会場としても使用されています。
またテンペリアウキオ教会の様に異質的な姿をした協会は世界にはないでしょう。
テンペリアウキオ協会は戦後のデザインコンペの結果建築されたとされており、地元フィンランド人兄弟の「スオマライネンブラザーズ」が優勝し1969年にて完成されたと言われています。
建物は部分的に地下に位置しており内壁を形成する岩盤から切り取られています。
他にもこの素晴らしい教会内の装飾や家具はすべて当建築家によって設計されており、どれも素敵なものとなっています。
テンペリアウキオ教会
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⑤ヘルシンキの神聖な土地【生神女就寝大聖堂】も観光必須!
続いてのオススメ観光スポットはこちらの「生神女就寝大聖堂」です。
東方正教会の一部である生神女就寝大聖堂は、ヘルシンキの司教、信仰、そして伝統の公式の場として使われている神聖な場所となっています。
もとは神への生神を捧げる場として使われていたとされており、実際に教会自体の名前も「生神女就寝」という古いスラブ語に由来しているとされています。
建物自体は6年という長い歳月を掛け1868年に完成されたと言われており、当時の建築家アレクセイ・ゴモスタエフがこの構造を設計したとされているものの、彼は完成の道半ばで亡くなってしまい後世によって今の姿が出来上がったと言われています。
また生神女就寝大聖堂の複合施設全体に組み込まれている地下聖堂もあると言われており、教会の古い牧師の一人であったアレクサンドル・ホトヴィツキーにちなんでその区画は名付けられてあるとされています。
他にも生神女就寝大聖堂にはいくつかの非常に美しい装飾品が展示されており、美術品としても非常に貴重なものです。
実際そのうちの2つは過去数年間で生神女就寝大聖堂から盗まれており、残った1つだけが今も健在しています。
そのため今ではガラス保護カバーが掛けられているものの、これにより装飾品の鑑賞が出来なくなったわけではないため是非とも一度こちらもチェックして頂きたいものであります!
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フィンランド首都ヘルシンキの観光スポット ー総括編ー
いかがでしたでしょうか。
今回は北欧フィンランドの首都ヘルシンキの観光スポットについてをまとめてご紹介してきましたが気になった場所はありましたか?
ヘルシンキは英語も問題なく通じる歴史的にも文化的にも非常に魅力あふれた都市となっています。
是非とも今年は一度羽を伸ばしヘルシンキ観光を存分に楽しまれてみてください!
この記事が気に入った方は、ロン毛がハンガリーをまとめた記事も読んでみてください!
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