Categoryアラブ首長国連邦
アブダビ観光地5選!有名+地元民のみぞ知る穴場スポットを詳しくご紹介!
アブダビはペルシャ湾上の島を中心とするアラブ首長国連邦(通称:UAE)の首都です。経済的に豊かな人が世界一多く住むとも言われるアブダビは中東の経済の中心でもあります。この記事では、そんなアブダビに行く際にぜひ訪れてみたい場所を紹介して行きます。
この記事に登場する専門家
世界を飛び回るトラベラー
ちょこ
アラブ首長国連邦 アブダビの魅力を大公開
こんにちは。今回は私が実際に行って感じたアラブ首長国連邦 アブダビのおすすめスポットをご紹介します。ドバイが有名なアラブ首長国連邦ですが、それ以外の都市も有名で人気のスポットが盛りだくさんです。アブダビの魅力を注意点を交えながらご紹介します。
イスラムの国なので、観光地では様々な規則があります。日本では考えられないルールなど存在しますので、今回そのような注意点に触れながら絶対に行ってほしいスポット5選をお届けします。
①世界一豪華で美しい礼拝堂【シェイクザイード・グランド・モスク】
アブダビの中心街から少し離れたところにある「シェイク・ザイード・グランドモスク」。異教徒でも入ることの出来るこのモスクは、その絢爛華麗な姿を一目見ようと世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
“世界一豪華で美しい”といわれている「シェイク・ザイード・グランド・モスク」は、まるで本や映画で見たアラビアンナイトの世界です。総工費550億円のモスクは、内装外装きめ細かい箇所に大理石や、金、宝石、クリスタルを使用しているため、とても美しくて豪華です。このモスクを見るためにアブダビを訪れる観光客も少なくないとか!でも行ってみて納得しました。これは世界で一番美しいと言われる理由もわかります。モスクには全部で82個のドームがあって、一番大きなドームがあるのがメインの礼拝所です。モスクの外観は真っ白な大理石で太陽に照らされ眩しく輝いていました。
混雑するので、朝一又は、夕暮れ時に訪れるのがおすすめ
夏に訪れる方は、涼しくなる日の入り前に訪れ、昼→夕方→夜(ライトアップ)の
3つの別の姿を見ることをオススメします。日中は40度を超え、暑すぎるので、ゆっくり見ることすらままなりません。また時間がない方は、混雑していない開館直後(9:00〜)の暑くなる前訪れるのをおすすめします。
行く前に知っておきたいポイント
入場料は、無料ですが服装など事前に気をつける必要があります。行く前に必ず知っておきたいポイントを以下で紹介します。基本的に、露出の多い服装はNGですが、他にも細かく厳しいルールがあるので、しっかり理解してから訪れるようにしましょう。
· 男性は短パンが禁止
· 女性はくるぶしまで、腕は手首まで隠れる服装/ 体の線・髪の毛が見えてはいけない
· スキニーパンツ(体の線が見えるため)
· 白い服(透ける可能性があるため)
· スカート(くるぶしが見えてはいけないため)
※有料にはなりますが、現地でスカーフ等を借りることはできます。
私が実際に訪れた時は、スカートを履いてる女性の観光客や丈の短いズボンを履いた方もいたので、明確な基準はありませんが、審査官によって判断が甘かったり、厳しかったりするようです。
②フランスとは違う魅力のルーブル美術館【アブダビ・ルーブル】
アブダビ・ルーブルは世界で初めてフランスのルーブル以外にこの名前がつけられた美術館で、2007年にUAEとフランス政府間でされた合意をもとに建設され、開館前から世界の注目を集めていました。展示されている約600点の美術品は本家ルーブルから借り出しているものなので、まさに「もう一つのルーブル美術館」です。
この美術館は、建物自体がとてもユニークで僕は正直展示品よりも建物を見るために訪れました。そう、このペルシャ湾を臨むルーヴル・アブダビ美術館は、フランスの建築家ジャン・ヌーヴェルにより建設された斬新なデザインなのです。
知られざる歴史ヒストリーに触れる
ルーヴル・アブダビは、美術鑑賞の場という以上に、壮大な歴史を感じる場じゃないかと思います。いわゆる、私たちが芸術といって想像するルネッサンス時代のヨーロッパ絵画やコンテンポラリーアートの作品はそれほど多くありません。12ある展示場は、歴史や文化により区別されていて、異なる地域の作品や、出土品を見て回ることができます。
一度は見たことがあるあの有名作品も!
人類誕生から始まりようやくたどり着いたのが、私たちが普段想像する美術品が展示されているモダンワールドの時代。教科書で見たことがあるような「アルプスを越えるナポレオン」やレオナルド・ダ・ヴィンチ「ミラノの貴婦人の肖像」、さらには、モネやゴッホといった名だたるアーティストの作品もずらりと並んでいます。
③観光客に知られていない元砂漠の穴場【アル・ハダリエット島ビーチ】
このビーチはアル・ハダリエット島といってこれまで使われていなかった島にあります。この島は長さがアブダビのメイン島と同じで、これから観光化が進められる予定になっているそうです。僕はカウチサーフィンのホストのおじさんに連れて行ってもらったのですが、アブダビのメイン島から長い橋を渡り何もないさら地におりました。今はただの砂漠です。
メイン島と同じくらいの長さがありますが、実はこのエリアは、まだオープンしたばかりで観光客の間では知られていないので地元の人たちしかいません。橋にはサイクリングできるサイドロードもあり島ではマリンスポーツも楽しめるようになるので、アブダビの街で疲れた体を休めるのに一日ゆっくりするのも良いかもしれません。
④夜景×お酒を嗜める穴場【レイズ・バー】
レイズ・バーはEmirates palaceの真正面に位置しており、夜景を見るのは絶好の場所です。実際僕もカウチサーフィンのホストの方に夜景が綺麗に見れる場所を聞いたところここに連れて来てもらったので。クーポンやハッピーアワー以外で訪れると値段はとても高いと思います。例えば、カクテルが60ディルハム (約1800円)…いくらなんでも高すぎ.... 半額のクーポンを持っていたので900円になりましたが、それでも財布が泣いていました。
バーを訪れる時に注意したいこと
イスラム教徒が嗜んでは(たしなんでは)いけない代表的なものがアルコールです。これはUAEに限らず、イスラム教の国では、厳しく取り締まりもされています。基本的にアルコールを買える場所はなく、 レイズ・バーのように外国人住民(イスラム教でない人)や観光客向けにバーやホテルで飲むことができます。観光客であっても、民族衣装であるカンドゥーラやアバヤを身にまとっているとバーに入ることはできません。実際に私が一緒にバーに行ったイラン人の友達は、カンドゥーラを着ていたがために一緒に店内へ行くことができませんでした。
⑤タイムスリップしたかのような伝統的な村【エミレーツ・ヘリテージ・ビレッジ 】
ヘリテージ・ヴィレッジは海に面した島の端っこにありますが近くまでバスがあるのでアクセスしやすいです。ここでは、近代化される前の砂漠の生活様式の伝統的な暮らし、アブダビのスーク、モスク、野営地の生き生きとした様子に触れることができます。職人らの金属工芸品、陶器製作、製織、紡績などの伝統的技術が一般向けワークショップになっているので体験するのも良いかもしれません。入場は無料で、毎日: 9時から16時| 金曜日15時30分から21時で営業しています。すぐ横にビーチがあるのでそちらに行くのも忘れずに。
最後にUAEに訪れる際に気をつけたいこと
アルコール
外国人居住者のために酒屋さんは何軒かあり、許可証を持っている人のみ購入可能です(旅行者向け許可証はありません)。
肌の露出
UAEの男性はカンドゥーラと言う白い衣装、女性はアバヤと言う黒い民族衣装を身にまとっています。どちらも長袖で丈が長く全身が隠れるようになっています。女性は顔も見えないよう覆っている人も見かけました。調べたところ、サウジアラビアと違ってUAEでは外国人女性はアバヤを着る必要ないそうですが、過度な肌の露出は避けましょう。露出が激しいと周りの男性からじろじろ見られて不快な思いをすることにもなります。
写真撮影
観光地や町中で写真撮影をする時、周りに現地の方がいる時は気をつけましょう。勝手に写真を撮られることを、特に女性は嫌います。又ピースサインやポーズを決めて写真を撮ると注意される場合があるので気をつけましょう。
ラマダン期間中の旅行
ラマダンの期間、日中の公共の場での飲食、喫煙は外国人でも禁止です。そもそも日没までレストラン等のほとんどの飲食店は閉まっているので、期間中は特に気をつけなければいけません。 公共の場所や、人前で水をのんだりガムを噛んだりするのもダメです。喉が乾いた時は、トイレなどの人の目につかないところへ行きましょう。
アブダビの情報を見る
アブダビの美しいスポットでうっとり!
ここで紹介した5つは一部にすぎませんが、現地の人に紹介してもらった場所やまだ観光客が少ない場所も紹介しているので、アブダビを訪れたらぜひ行ってみてください。羽田や成田からは直行便が出ているのでぜひ、時間があったらイスラム文化を体験しに行ったり、美しいビーチに行ってみてはいかがでしょうか。
ここアラブ首長国連邦はアブダビの他にも、ドバイの砂漠大都市もあるのをご存知ですよね。もし時間があったら一緒に行ってみたいスポットです。世界No1のものがたくさんあります。ぜひアブダビの次の目的地としてドバイを選んでみてはいかがでしょうか?
この記事が気に入った方は、モロッコをまとめた記事も読んでみてください!
モロッコ観光おすすめモデルコース8日間!ジブラルタル海峡から入国ならこれ! | Trip-Partner[トリップパートナー]
青い街、世界遺産、迷宮、絶景、砂漠などを求めて世界中から観光客が押し寄せる国モロッコ。アフリカの中でも比較的行きやすく、なんとヨーロッパからフェリー入国することもできます!なので今回はジブラルタル海峡から入国するモロッコ観光おすすめモデルコースを解説します♪
trip-partner.jp