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在住者が教える押さえておきたいフランス・リヨンの観光案内【完全版】
美食の街として名高いフランス・リヨン。リヨンはローマ時代の遺跡やルネサンス文化の残る街で、ユネスコの世界遺産に登録されていて観光スポットもたくさんあります。今回はフランス・リヨンの絶対に行って欲しい定番観光地を紹介します。
この記事に登場する専門家
フランス在住ブロガー
kico
ライター紹介
元パティシエでリヨン在住の筆者がリヨンの街を案内します。美味しいお菓子やさんとレストランに行くことに情熱を燃やしてます。リヨンが大好きでリヨンの観光のことならおまかせください!
フランス・リヨンの観光と食の情報サイト[旅するリヨン]
「旅するリヨン」はフランス・リヨンの観光名所やレストラン、名物や特産品、旅行情報などを現地在住の著者が紹介するサイトです。
lyonceau.net
フランス第3の街リヨンってどんな街?
リヨンはフランスで3番目に大きな街で、ローマ時代の遺跡やユネスコの世界遺産に登録された古い町並みが残っており、美食の町としても有名です。今回はリヨンの観光地の周り方を紹介します。
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まず最初に訪れたいリヨン観光案内所
リヨンに着いたら行ってほしいのがベルクール広場にあるリヨン観光局です。リヨン旅行の最新の観光情報はここで知ることができる便利な場所です。
リヨン観光局でできること
- 観光パンフレット、地図、路線図
- 観光ガイドツアーの予約
- Wifi
- 充電
リヨンの観光案内所の場所
行き方:ベルクール広場の東側に位置
住所:Place Bellecour, 69002
営業時間:毎日9時〜18時
Accueil
リヨン観光局のサイト
www.lyon-france.com
フランス・リヨンのWIFI事情
旅行中に必要なWIFIですが、リヨンに限らずフランスではあまりよくありません。
ホテルや駅、ショッピングモールなどでは無料WIFIが設置してありますが、繋がらないこともたまにあります。また、カフェやレストランではWIFIはあるけれど、パスワードを店員さんに聞かなくてはいけない場合が多いです。
WIFIの設備はあるけれど、繋がるかどうかはやってみないと分からないと言ったところでしょうか。
ですので、ご自身でWIFIルーターなどを手配しておくのがおすすめです。ぐっと観光がスムーズになるはずです。
ヨーロッパ専用Wi-Fiルータなら無制限・大容量のユーロデータ
ヨーロッパでWiFiルーターを使うならユーロデータ!ヨーロッパ各国で使用できるWiFIルーターで、高速4Gギガ(GB)制限一切なしのスーパータイプ(980円/日)と高速4G大容量のbasicタイプ(880円/日)の2種類から選べます。
www.gmobile.biz
観光のスタート!リヨン市内を一望できるフルヴィエールの丘へ行こう
フルヴィエールはリヨン市内が一望できる高い丘の上にあり、リヨンに来たらまず訪れてほしい観光地です。
リヨンのメイン観光地フルヴィエール・ノートルダム大聖堂を訪れよう
フルヴィエールの丘の展望台の横にあるノートルダム大聖堂は、リヨンのシンボルですので、一度は見ておきたい観光スポットです。
フルヴィエール大聖堂を案内してくれる見学ツアーも人気なんです。下記サイトで案内しています。
ノートルダム大聖堂の場所
行き方:ケーブルカー・フルヴィエール駅出口正面
住所:8 Place de Fourvière, 69005
営業時間:毎日8時〜19時
Billetterie FONDATION FOURVIERE | Programmation et Réservation de Billets
フルヴィエール・ノートルダム大聖堂の公式サイト
fourviere.mapado.com
リヨン旧市街でルネサンス時代の建物を観光しよう
フルヴィエールの丘を下ると旧市街という古い街並みの残るエリアがあります。ルネサンス時代の建物を観光しながらゆっくりと巡ると楽しいですよ。
マンションの入り口のドアから中に入るとトラブールがあり、見学することができます。
リヨン旧市街の見どころ:サンジャン大聖堂
旧市街の地下鉄を上がると、サンジャン大聖堂が見えてきます。大聖堂の前にある広場にはたくさんの観光客で賑わっていて休憩もできる観光スポットです。
リヨン・サンジャン大聖堂の場所
行き方:メトロ・ヴューリヨン駅から徒歩1分
住所:place St Jean 69005
営業時間:毎日10時〜12時、15時〜18時
リヨン旧市街の見どころ:裁判所
旧市街からソーヌ河沿いに出ると裁判所が見えてきます。ここからのソーヌ河の眺めは絶景ですのでぜひ訪れて欲しいです。
裁判所の場所
行き方:メトロ・ヴューリヨン駅から徒歩5分
住所:rue de la Bombarde 69005
※裁判所内部には入れません。
絹織物の通り道トラブールを通ってみよう
旧市街には多くのトラブールがあり、リヨンの観光スポットとなっています。ルネサンス時代の名残が見られるので必見です。
トラブールはリヨン市内に500以上もあります。観光として見応えのある主要なトラブールについてはこちらのリンクをご覧ください。
リヨン旧市街のトラブールの場所と観光のしかた | フランス・リヨンの観光と食の情報サイト[旅するリヨン]
トラブールのできた由来や観光のしかた、リヨン旧市街にある主要なトラブールを紹介
lyonceau.net
16世紀にできたバラ色の塔を見に行こう
たくさんあるトラブールの中でも必見なのがバラ色の塔です。バラ色の塔はリヨン旧市街の中庭にある建物で、リヨンで最も美しいトラブールの一つなので、旧市街を訪れた際にはぜひ訪れてくださいね。
バラ色の塔の場所
行き方:メトロ・ヴューリヨン駅から徒歩5分
住所:16 Rue du Boeuf 69005
営業時間:特になし(ドアが開いていれば入れます)
旧市街で休憩するなら美術館&屋上カフェ
リヨン旧市街は観光スポットがたくさんあり、歩き疲れてくることもあります。そんな時には旧市街の真ん中に位置するガダーニュ美術館の屋上にあるカフェでがおすすめです。美術館の最上階の庭園の中にあり、テラス席で食事やお茶を静かにゆったりと楽しむことができます。
ガダーニュ美術館への行き方
リニュアルしたばかりのホテルデューを観光しよう
次に、リニューアルしたローヌ川沿いのホテルデューに行きましょう。カフェやレストラン、ブティックや庭園などに生まれ変わり、リヨンの新しいスポットとなっています。リヨンで最も新しい場所なので必見です。
ホテルデューの場所
街の中心リヨン市庁舎とテロー広場に行こう
リヨン市庁舎とテロー広場はリヨンの中心にあり、観光客が必ず訪れる場所でもあります。カフェやレストランが並んでおり、テラス席で休憩するのがおすすめです。
リヨンの観光名所が一望オペラ座の最上階からの眺め
オペラ座はリヨン市庁舎の隣りに位置しています。シーズンにはオペラやダンスなどが公演されています。
7階のバーではオープンテラスがあり、フルヴィエールの丘や町並みを見ながら、お酒や食事を楽しめます。週末の夕方にはオープン前から行列ができるほどの人気の場所です。夜景を楽しみたい人におすすめです。
リヨン・オペラ座の場所
観光名所リヨン美術館で鑑賞しよう
テロー広場に面しているリヨン美術館はフランスでも規模の大きな美術館のひとつです。かなり広い美術館ですので余裕を持って訪れるといいですよ。
リヨン美術館の場所
疲れたらジャコバン広場でのんびりと
ジャコバン広場はベルクール広場の北側近くに位置する広場です。街の真ん中にありながら、静かで落ち着いた広場で、噴水の周りでのんびりと過ごすことができるので、観光に疲れた時におすすめです。
ジャコバン広場の場所
行き方:メトロ・ベルクール駅から徒歩5分
住所:Place des Jacobins 69002
営業時間:毎日
おすすめ観光スポット:壁絵
リヨンには多くの壁絵が描かれています。中でもクロワルッス地区にある1200㎡もある大きなだまし絵は、ヨーロッパで最大級の壁絵です。一瞬本物かと思うほどの完成度で、実は本物の窓もあったりして、じっくり見るとかなり面白い壁絵です。
クロワルッス地区の壁絵の場所
行き方:メトロ・エノン駅出口正面
住所:36 Boulevard des Canuts, 69004 Lyon
営業時間:24時間
おすすめ観光スポット:リヨンの絹織物工の家メゾン・デ・カニュ
クロワルッス地区の中心にある絹織物アトリエであるメゾン・デ・カニュには織機などが展示されており、絹織物のデモンストレーションも見学できます。天井まで届くほどの大きさの織り機が動く姿は圧巻です。
絹織物工の家メゾン・デ・カニュの場所
行き方:メトロ・クロワルッス駅から徒歩7分
住所:10/12 rue d'Ivry - 69004 Lyon
営業時間:月曜〜土曜10時〜18時
おすすめ観光スポット:リヨン織物美術館&装飾芸術美術館
リヨン織物美術館は織物の歴史を展示しており、装飾芸術美術館はフランスでも数少ない美術館のひとつです。古代エジプト時代から現在までの世界中の織物製品を展示しています。ベルクール広場の近くに位置しています。
特に、着物など日本に関する展示も多いのでフランス語がわからなくても見応えがあります。
リヨン織物美術館&装飾芸術美術館の場所
行き方:メトロ・アンペール=ヴィクトルユーゴ駅より徒歩3分
住所:34, rue de la Charité 69002
営業時間:火曜〜日曜10時〜18時
おすすめ観光スポット:テットドール公園の無料動物園
リヨン北にあるテットドール公園には動物園があり、キリンやライオン、ヒョウやシマウマなどの哺乳類や鳥類や爬虫類などの400以上の動物がいます。この動物園はリヨン市が運営しているため、無料で見学することができます。
テットドール公園はピクニックができたり、池で船を漕いだりとのんびりとできる場所ですので、旅に疲れたら訪れるといいですね。
テットドール公園の場所
行き方:メトロ・マセナ駅から徒歩15分
住所:Parc de la Tête d'Or
営業時間:11月〜5月9時〜17時、4月〜10月9時〜18時、5月〜9月9時〜18時30分
Loisirs du parc de la Tête d'Or
テットドール公園の公式サイト
www.loisirs-parcdelatetedor.com
おすすめ観光スポット:コンフリュアンス地区
コンフリュアンス地区は美術館はローヌ河とソーヌ河の合流付近にある地域でショッピングモールや美術館、おしゃれなカフェやバーなどができているエリアです。ソーヌ河沿いを散歩するのも気持ちいい場所です。
2014年にできた最も新しいコンフリュアンス美術館もあります。自然史だけではなく、人類学や社会、文明に関するコレクションが展示されています。この美術館の外観は不思議な形は海に浮かぶ巨大な魚みたいで必見です。
コンフリュアンス美術館の場所
行き方:トラム・ミュゼデコンフリュアンス駅の正面
住所:86 quai Perrache 69002
営業時間:火曜〜金曜11時〜19時、木曜日11時〜22時、土曜・日曜10時〜19時
おすすめ観光スポット:リヨン初のチョコレート博物館
リヨン滞在に余裕があれば、ぜひ訪れて欲しいのがチョコレート博物館です。2017年にオープンしたばかりの新しい観光スポットです。リヨンの郊外にあるのですが、チョコレート好きには必見の博物館です。
ショコラティエである セーヴが運営するビーン・トゥ・バーのアトリエでもあります。カカオからチョコレートが作られるまでの過程を見学でき、最後にここで作られたチョコレートが試食できますよ。
チョコレート博物館の場所
行き方:メトロ・ガールドヴェーズ駅から、バス6/21/61番レヴィラ停から徒歩3分
住所:324 Allée des Frènes, 69760 Limonest
営業時間:水曜〜土曜10時〜18時30分、日曜・祝日10時〜18時
いかがでしたか?リヨンには美食だけでないたくさん訪れるべき観光スポットがあり、長く滞在したくなる街です。できれば、2泊以上の日程で訪れて、観光と美食を楽しんでいただきたいです。
筆者のリヨンについてのサイトで、おすすめの観光地の詳細やレストラン情報などを在住者目線でお伝えしています。こちらもぜひご覧ください!
フランス・リヨンの観光と食の情報サイト[旅するリヨン]
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