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台湾のチップ制度がややこしい!台湾人のリアルな意見も大公開!
チップ制度は、日本人が海外旅行中に戸惑うことのトップ。日本にはない習慣なので、払う金額や渡し方、タイミングも難しいですよね。台湾旅行中はチップを気にする必要があるのでしょうか?台湾でのチップ制度のありなしをお教えします!
この記事に登場する専門家
冒険と登山が好きな自転車乗り
うなお丸
台湾のチップ制度って難しい……
こんにちは、うなお丸です。
今までいろんな国に旅行してきましたが、その中でも台湾は特にお気に入りの国で、今までに三度にわたって旅をしています。
海外旅行をするときに日本人が戸惑うのが、チップ制度。
日本の文化にない習慣のため、必要な場面や金額、渡し方がわからないし、必要なのかどうかもわからないものです。
台湾旅行に当たって、チップを払う用意が必要かどうかを説明します。
台湾にチップは必要か?
台湾旅行をするにあたり、チップは基本的に必要はありません。アメリカや他の国のように、チップを要求されていると感じたことはないです(格安旅行が多いので、それ自体を必要とする場面にもあまりであったことが無いということもありますが)。
屋台などのお店では、メニューに値段を書いてそのまま店舗にはつけていますが、その値段で支払えば大丈夫ですし、空港などでも同じことが言えるでしょう。
サービス料が料金に含まれている
では、何かサービスをしてもらった場合は追加で払わなければならないのでしょうか。
通常、払う必要が無いと言えます。
台湾では、サービス料を含んだ金額を書くという習慣が浸透しているので、その額を支払っていれば文句が出たことはありませんでした。
例えば、空港のレストランや、おもてなしサービスレベルの高い高級ショップで買い物をするにしても、基本的にはその書かれている金額に対して同じ額を支払えば問題ありません。
写真は、二人で2,500元もした高級レストランです。サービスも逸品でしたが、チップは払いませんでした。
台湾政府はチップ制度を推奨しているが浸透していない
台湾政府は2013年以降、チップ制度を推奨しているのですが、あまり浸透はしていません。
公共交通機関などでもそういった概念はあまりありませんし、宿でもチップを支払っている人を見たこともありませんでした。
台湾のこういうシーンでチップはいらない?
レストランで必要?
レストラン、また夜市などの屋台など、台湾は美食の国であるがゆえに、食べ物と接することが多い国と言えます。
何度か高級なレストランに行ったこともありますが、こういったところでも、カードの一括払いなどをすることで解決しましたし、また、チップの請求はされませんでした。
レシートを解読すると、サービス料といった形で金額が取られていることがありますが、それもあらかじめメニューなどに明記されている範囲。それ以上に要求されることはないと言い切れます。
ただ、店によっては、会計をするところの横に、募金する箱のようなものがあり、そこにお金を入れるというシステムを見かけることはありました。
それ以外は、高級レストランから夜市の屋台まで、チップに関しては心配する必要はありません。
タクシーで必要?
タクシーでも必要になったことはありません。
台湾のタクシーの乗り方は、事前に金額を交渉し、何時間か貸切で行く方法と料金がだんだん上がっていく方法があり、後者が一般的です。
観光をする方などであれば、前者の貸切制度を利用する場合もあると思います。その際でも、最初に交渉した以外の額を要求されたり、支払ったりはしていません。
また、お釣りが足りない、という意味で多少の額を持っていかれる事がありますが、それもかなりの少額。大きな金額になったらすぐに問題になるくらいのレベルです。
よっぽど親身にサポートしてもらったり(子連れの時に中でおしめを変えさせてもらったり、観光先に詳しくないのでおすすめのお店をガイドしてもらったり)した場合、感謝の気持ちでいくばくかを包むという人はいますが、運転手側としては受け取ることになれていません。そのためにサービスしたのではない、と断られる方が可能性としては高いと言えます。
ホテルマンやポーターには?
ホテルでも、よほど高級なホテルに宿泊しない限り、あまりチップの事は意識しなくて構いません。また、ポーターに直接チップを払わなくても、ホテルの宿泊代にポーターの報酬も含まれているので問題ありません。
とても重い荷物を持ってもらったりして、どうしても直接感謝したい場合に支払う、というぐらいでいいのではないでしょうか。
ただ、浸透していない習慣のため、断われる可能性があることも考えておきましょう。
台湾でチップを払うならいくらくらい?
チップの習慣がないとはいえ、支払うとしたらいくらぐらいがいいのかは気になるところ。
基本的には、ホテルの場合、旅行中にあまり出番のない小銭(50か~100元程度)のお金を気持ちで渡すなどもありでしょう。
物価があまり高くない国ですので、あまりその辺は意識しなくても良いと言えます。
台湾でのチップの渡し方
アメリカのように、チップをベッドサイドやテーブルの端においておくのはあまり得策ではないと言えます。
ただの忘れ物として扱われてしまいます。
きっちりと事情を話して渡す、こういう制度がないって知ってるけど気持ちだから、という旨をしっかりと伝えた上で渡すといったの工夫が必要かと思われます。
友達の台湾人にチップについて聞いてみた
台湾から日本に留学に来た友人に聞いてみましたが、日本と同様、チップの習慣は全然浸透していませんでした。
台湾ってレストランでチップって払うん?
払わないよー
政府が13年から推奨してるって知ってた?
えっそうなん? 全然しらんけど
台湾旅行ではチップのことを気にせず楽しんでOK
台湾でのチップ文化についてまとめました。
台湾は全体的に、金銭面をしっかり明らかにしている感じがしました。
チップを払わないからと言ってサービスを下げられるということもありません。
日本と同じく明朗会計なので、安心して旅行を楽しんでくださいね。
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