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チョコマニアがすすめるマレーシア絶品チョコレート!まずいなんて噂は真っ赤なウソ!
チョコレートは美容や健康効果からも注目が集まる「チョコレート」。まずいと噂されることもありますが、マレーシアに来たら是非チョコレートを試してみてください。そのクオリティーの高さに感動すること間違いなし!マレーシアの美味しいチョコをご紹介します。
この記事に登場する専門家
マレーシア 在住ライター
Sobocu
マレーシアのチョコレート歴史
こんにちは!アジア大好きライターのSobocuです。
今回は真夏の国マレーシアのチョコレートについて発信します。
マレーシアでは原料のカカオを栽培し世界に輸出ています。でもその歴史は以外と浅い。
この国の気候、土壌がカカオの木の栽培に適していると判明し、大々的な栽培が始まったのは1950年代後半ごろから。
しかし、今日では重要な事業の一つとなっています。
露店のフルーツショップでは、カカオが普通に売れていま〜す。
いかに身近なフルーツか,という事が分かりますね。
それだけではなく、世界的に有名なキャドバリーやネスレにもカカオを販売。
カカオの他に、チョコレート製品にしても輸出されています。(世界第5位)
まさにチョコレート大国となりました。
マレーシアのチョコ事情
マレーシア人、チョコレートが大好きな国民ですが、特に若者を中心にチョコレートがさらに人気になっています。
大型スーパーには、日本と比べの物にならないほどの大きなチョコレートのコーナーがあります。
国内外のチョコレートがズラリ。その数実に300種類以上。
北海道発のロイスチョコレートも人気を博しています。
最近ではブティック系のチョコレートショップが増えています。
チョコレートドリンクも若者の間では大人気で、週末は大行列になることも!
マレーシアのチョコレートはまずい!?
マレーシアのチョコレートは“まずい”と思っている方、結構多いはず。
実際のところは?
答え:確かに『まずい...』です。
これには、理由があるんです。マレーシアは常に30度を越す亜熱帯の国。
カカオバターをふんだんに使ったチョコレートでは溶けてしまうんです。
それで、一般的に普及させるためカカオバターの代わりに、融点の高い植物油脂を多く使用した、暑くても溶けにくいチョコレートが誕生したのです。
値段もぐっと安くできるので、当時のマレーシア経済事情にもあっていたのでしょう。
しかし、近年ではマレーシア経済の急成長に伴い高級チョコレートやコーヒが大人気となっています。
続々と美味しいチョコレートが誕生しているのです。
マレーシアでのチョコ選びで失敗しないために、美味しいチョコレートを厳選してお伝えします。
①コスパー最高の【ベリーズ(Beryl’s)チョコレート】
マレーシアのチョコレートといえば、最初に思い浮かぶのがベリーズ。
お土産の定番的存在です。
国を代表するチョコレート会社です。ベリーズの凄さはその種類。なんとその数100以上。
空港でも、スーパーでもどこでも購入できます。
なぜそこまで人気に?
ズバリその価格と味です。
リーズナブルなのに美味しい!
オススメはティラミスチョコレート(約150円)
クアラルンプールやペナンには、ベリーズの工場やミージュアムがあるので、観光を兼ねて訪ねて見るとチョコレートを見る目が変わって面白いかも。
試食も色々いただけます。
ペナンのチョコレートストーリーには、カフェやミージュアムが併設されています。
クアラルンプールのファクトリーは、チョコの生産工程も見学できます。
購入できるお店:スーパーで購入できます。
ベリーズファクトリーの詳細
ベリーズファクトリー
営業時間 8:00~17:30
定休日 土曜日&日曜日
②マレーシアNo1の生チョコ【LOVE18° Chocolates】
なんと日本のドラマ「ビーチボーイズ」に感化され、マレーシア人が作ってしまったチョコレートカフェ。
海の前で喫茶店をしていた、反町隆史さん&竹野内豊さん。かっこよかった〜。
アラフォー、アラフィフ世代しかわからない話ですかね。汗
話を戻し、この【LOVE18°Chocolates】今ではマレーシアの1,2を争うチョコレート専門店に。
数々の賞を獲得しています。
一番のおすすめはドリアン生チョコ。
ドリアンのチョコレートは色々試して来ましたが、どれも「....」な感じ。
【LOVE18°Chocolates】のドリアンの生チョコは、「おおっ、いいじゃない!お土産に最適、美味しい!。」と思ったのです。
「ビーチボーイズ」に感化された?だけあって、お店もオシャレ。
特にペナン店は、お洒落な雑貨屋さんの中に小さなお店があります。
お店:クアランプールとペナン に専門店があります。
ペナン店 は、世界遺産の街並みの中にあるので観光しながら訪ねるもいいですね。
LOVE18° Chocolatesの詳細情報
お店情報(ペナン店)
金〜日 9:00~21:00
定休日 無し
③金賞受賞100%オーガニック【パカリ(Pacari)チョコレート】
エクアドル発のチョコレートブランド「PACARI/パカリ」
チョコ好きの間でジワジワと人気になっています。
カカオからチョコレートの生産まで徹底したこだわりと品質を保持し、世界No1のチョコレートを作っています。
世界のチョコレート品評会にて、賞を毎年受賞しています。
でもなんでマレーシアで購入?
パカリのチョコレートといえば、お高いことで有名ですね。
50gの板チョコで2000円近くするので、なかなか手が出せない!
ところが、マレーシアなら日本のおよそ半額で購入できるんです。
パカリチョコレートの中で一番のオススメは、濃厚な味のRAW(非加熱)シリーズ。
日本のパカリオンラインショップでは、よくSold outになる人気商品です。
マレーシア価格RM35(900円)
日本参考価格:1,944円
購入できるお店:オーガニックショップ
例えば『Justlife(ジャストライフ)』。
ほとんどの大型ショッピングモールに、このお店が入っています。
特にクアラルンプールにある『ミッドバレーメガモール』は東南アジア最大級規模で必見。
観光がてら行って見てはどうですか?
ミッドバレーメガモールの詳細情報
営業時間 10:00~22:00
定休日:無し
④超こだわり本格派チョコレート【Chocolate CONCIERGE】
マレーシア にもパカリに負けないスーパーハイクオリティークラスのチョコレートがあります。
その一つが、この【Chocolate CONCIERGE】。
2015年に誕生した、まだ新しい純マレーシア ブランド。
マレーシア生まれのOng Ning Geng氏が、世界を旅しチョコレートについて研究に研究を重ね誕生した会社です。
世界からハイクオリティーとの評判を得ている秘密は、自然栽培へのこだわり。
またチョコレート作りを通して、その地で暮らす先住民への支援も行なっています。
そんな彼の優しさが、チョコレートの味に反映されています。
チョコレートにつけている名前はカカオを栽培している部族を使用するほどのこだわり。
パッケージにもカカオの絵が描かれ、オーナーのカカオ愛が伝わります。
これは絶対に試して欲しい!
Chocolate Conciergeの詳細
超こだわりチョコレートとあって、購入できる場所も限られています。
お店:Chocolate Concierge BSC
営業時間 10:00~22:00
定休日:無し
KL セントラル駅から車で15分。
⑤マレーシア単一農場で作られた【Benns Chocolate】
『Benns Chocolate』も純マレーシアこだわりブランド。
カカオの木からチョコレートの生産まで一括管理しハイクオリティーの品質を維持。
カカオ栽培場の地名が、チョコレートの銘柄となっています。
生産者を紹介するカードが、パッケージの中には同封されていいるのが嬉しいですね。
全体的に、甘さは控えですが香りや風味は強め。
嬉しいのは、大型スーパーにて購入可能で価格もお手頃。
購入できるお店:大型スーパーで購入できます。
番外編:すべてが不味いわけではない【Harriston chocolate】
パッケージツアーに参加すると、必ずと言っていいほど立ち寄るチョコレートお土産ショップ『Harriston chocolate』。
クアラルンプールやペナンに大きなお店があります。
残念ながらチョコ好きからの評価は低い。『高い』『不味い』...否定できないのが正直なところ。
他の暑い国から来るお客さんのためにも、お土産用に作られているので事情を考えれば
仕方がないこと。
ところがその中でも、十分試す価値のあるチョコレートが最近発売されました。
『Ruby chocolate』
これは、スイスの有名なバリー・カレボー社と共同開発した「ルビーのような赤ピンク色」のチョコレート。
ブラジルで栽培されたルビーカカオ(豆がピンク色)から作られています。
甘くて酸っぱいベリーのような味と香り、そしてココナッツの風味を生かしたコンビネーションが特徴です。
たくさん種類があるので、これこそ南国のチョコレート って言うのを探してみるのもあり。
Harriston Chocolatesの詳細
お店情報:KL店
営業時間:9:00~18:00
定休日:無し
チョコレートを買う時の注意点
お店で売られているチョコレートを見ると常温保存ができると思いがちですが、なんせここはマレーシア。建物の中は常に冷房がキンキンに効いています。そして外はものすごく暑い!
買ったチョコレート持って街を歩いていると、知らないうにちチョコレートが溶けてしまいます。
お土産にするチョコレートは旅行の後半に購入して、温度管理をしっかりしましょう。
豆知識:マレーシア製『キャドバリー』チョコの味が。。。
スーパーに行くとイギリスの有名なチョコレート ブランド『キャドバリー』が目に入ります。
それもそのはず、マレーシアにはキャドバリーの大きな工場があり、そこで作られたチョコレートを世界に輸出しているんです。
ところが「キャドバリー」のチョコレートが安い!と思って購入すると、あとでガッカリすることに。
そうなんです、MADE IN MALAYSIAのキャドバリー チョコレートは溶けにくようにレシピが調整されています。
そのため、プラスティック味のチョコレートとの異名が...
購入するときは、裏面を確認しましょう。
MADE IN AUSTRALIAとMADE IN MALAYSIAがあります。
両方買って比べて見るのもありかも?!
マレーシアに来たら必ずチョコレートを試してみて〜。
誰もが好きなチョコレート。
チョコレート大国マレーシアに来たら、日本では手に入りにくいチョコレート を見つけてお土産にしませんか?
ツアー旅行客用のチョコレート専門店は、値段は高いけどチョコレートを作っているところを見られるので見学には最適。美味しいチョコレート、珍しいチョコレートを試食しながら自分の好みを見つけて。
美味しいチョコレート がたくさんあるので、マレーシアのチョコレート は「まずい〜」なんて言わずに、旅行の際はぜひお試しあれ。
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