桃園国際空港MRTで台北駅に深夜便でも行ける？在住者がMRTの始発・終電・乗り方を解説！

はじめまして！今年で台湾生活7年目を迎えたTaylorです。初めて台湾を訪れるみなさまに簡単＆スピーディーに台北市内まで移動できる桃園空港MRTの利用方法を解説します。この記事をお読みいただけば初心者の方でも桃園空港から台北市内まで自分ひとりで移動ができるようになります。空港内でのWIFI手配や両替方法もご紹介します。ぜひ参考にして下さい。

台湾桃園国際空港から台北市内への移動方法はMRT（地下鉄）、バス、タクシーと３つの方法があります。Taylorが台湾旅行初心者の方にMRTをおすすめする理由は面倒なこと一切不要、自力で簡単に移動できるからです。

バス移動の場合はまずカウンターでチケットを購入、乗車する際に行き先を運転手に伝える必要があります。またひとつひとつのバス停に停車していくため、どのバス停で降りたらいいのか不安になったりもしちゃいます。

タクシーの場合は、行き先を運転手さんに伝えればホテルの前まで行ける一番手っ取り早い方法です。しかしここでも会話は不可欠。海外のタクシーは何かと不安も多く、もちろん料金も一番お高い方法となるのでやっぱり安くて早いMRTがおすすめ！

東京ほどの渋滞はない台湾ですが、通勤時間のラッシュ時には台北市内の道路はかなり混雑します。到着時間が確実に読めるところもMRT利用のメリットです。

台湾に到着したらできるだけ早くホテルにチェックインして美味しいものを食べに出かけたいですよね！桃園空港MRTの快速を利用すれば空港から市内まで約30分で到着できます。

MRTは地下鉄のため、宿泊するホテルまでたどり着くには台北駅で乗り換えたり、タクシーに乗る必要があります。また台北駅は巨大なターミナル駅なので重いスーツケースを持ちながら移動する場合はちょっとつらいかも・・・。

もし宿泊するホテルのすぐ近くに空港バスのバス停がある場合にはバス利用も大いにメリットがあります。出発前に桃園空港から市内へ向かうバスの路線を確認してみて下さい。空港バスは中国語で「客運（クーユン）」と言います。

桃園空港から台北市内へのバスの路線はこちらの桃園国際空港公式サイトをチェックして下さい。

飛行機のマークA12が第１ターミナルの桃園空港MRT駅、A13が第２ターミナルの桃園空港MRT駅です。終点のA1「台北車站（タイペイチャージャン）」が目指す台北駅。台北駅から市内のMRT路線や鉄道に乗り換え、またはタクシーでホテルまで移動します。

台湾桃園国際空港には第１と第２のふたつのターミナルがありますが、現在第３ターミナルが建設中です。今後利用する可能性も大いにありですね！

桃園空港MRTは残念ながら24時間運行ではありません。ザックリ言うと始発は朝6時から、終電は24時頃終了します。早朝や深夜に桃園空港へ到着するLCCを利用する場合は始発・終電時刻に間に合うのか時刻表をチェックしましょう！

桃園空港MRTには「直達=快速」と「普通=各駅停車」のふたつの列車があります。快速だと約30分、普通だと約50分で到着します。約7.5分に1本の間隔で運行、快速と普通は交互に発車しています。第１ターミナルから第２ターミナル間は約２分で運行。

桃園空港MRT始発は06:00 頃から運行開始！

A12第１ターミナル→台北駅行き　5：59（快速）

台北駅→第１ターミナル行き　6：00（快速）

A13第２ターミナル→台北駅行き　5：57（快速）

台北駅→第２ターミナル行き　快速　6：00（快速）

桃園空港MRT終電は23:00 頃に運行終了！

A12第１ターミナル→台北駅行き　23：37（普通）

台北駅→第１ターミナル行き　23：07（普通）

A13第２ターミナル→台北駅行き　23：35（普通）

台北駅→第２ターミナル行き　23：07（普通）

桃園空港第１ターミナルから台北駅への時刻表はこちら。↓

桃園空港第２ターミナルから台北駅への時刻表はこちら。↓

台北駅から桃園空港への時刻表はこちら。↓

時刻表は変更になる場合があります。

詳しくはこちらの桃園国際空港MRT公式サイトで乗車駅や到着時刻の検索が可能です。

台湾着いたどー！♥とにかく早くMRTに乗って台北市内へ！と早る気持ちを抑えつつ、まずは空港内で３つのやるべきミッションがあります。市内でやるよりも空港内でやる方が確実にスムーズなので初心者の方におすすめです。

まずは日本円を台湾ドルへ両替、その次にスマホを無制限のネットにつなげて即SNSを発信。そして最後に桃園空港MRTに乗車するための台湾版スイカ「悠遊卡（ヨウヨウカー）」をゲットします！

とにかく台湾ドルがないと始まりません！桃園国際空港の台湾銀行で両替をします。空港内の台湾銀行は24時間営業、無休です。パスポートを提示してサインするだけで利用OK。手数料は30元（約100円）です。

ATMも台湾銀行のカウンター横にありますので利用可能です。クレジットカードで現地通貨をキャッシングできます。が、台湾のATMは初心者の方には不向きかと思われる部分もありますので、現金両替もおすすめです。詳しくはこちらのTaylor♥Bloggの記事を読んでね！

桃園空港内の中華電信のカウンターで台湾のSIMカードを購入します。滞在日数に合わせてプランを選択してください。（※SIMフリースマホでないと利用不可）所要時間数分でカードの入れ替え、設定をスタッフの方がやってくれます。空港到着後、即SNS発信できますよ！

中華電信は台湾の「NTT」のような元国営企業なので安心感があります。2泊3日の滞在なら「A：3日型」を選択、料金は300元（約1000円）でネット使い放題+無料通話100元分。1週間の滞在なら「D：7日型」500元（約1800円）でネット使い放題+無料通話150元分。

WIFIルーターのように持ち運びや充電、返却なども不要。格安でサクサクのネットにつながりますので、中華電信のSIMカード購入がTaylorのおすすめです！日本に帰ったら台湾のSIMは破棄、元の日本のSIMカードを入れればOKです。

その２まで終了したら桃園空港MRT乗り場へ移動、この券売機で台湾版スイカ「悠遊卡カード」を購入できます。購入は非常に簡単です。画面をタッチして日本語で標示ができるので日本語を選択してください。

悠遊卡カードはMRTに乗るだけでなくコンビニなどの支払いはもちろん、各種チケット購入の際にも利用できます。台北の移動手段は基本MRTになりますので、お持ちでない方はここで購入することをおすすめします。すでにカードをお持ちの方はチャージをしてください。

「售卡（ショウカー）」は中国語でカードを販売する意味、「加值（ジャージィ）」はチャージのことです。この文字と青い券売機を目印にして下さいね！

こちらがTaylorが長年愛用している悠遊卡カード！これは台湾観光局でいただいた特別なデザインのものでお気に入りです。使い方は日本のスイカやパスモと全く同じ。購入しておけばまた次回の台湾旅行でも利用できます。

それでは桃園空港MRT乗り場へ移動しましょう！先程のMRTに乗る前にやるべき3つのミッション「その３」はこちらの桃園空港MRT駅でやりますので、その２まで終了したら移動してください。

桃園空港内には大きな標示がたくさんありますので、こちらの標示を見て進んで下さい。10分ほどで到着します。台湾のMRTは中国語で「捷運（ジエユン）」と言います。「MRT」と言っても通じるのですが、台湾では基本MRTをジエユンと言っているのでこの中国語を覚えておくとタクシーに乗る時なども便利です。

もし道に迷ってしまったら躊躇せず空港スタッフの方に聞いてみて下さい。台湾は他の国とは違って（？）空港職員の方はとても親切です。「ジエユン」と伝えればきっと連れて行ってくれますよ！

こちらのエレベータで降りると桃園空港MRT駅に到着します。改札手前に先程の券売機がありますので、悠遊卡カード購入やチャージをして下さい。

こちらが桃園空港MRTの改札口です。窓口にはスタッフの方がいますので困ったことがあったら訪ねて下さい。まだ新しくてとてもきれい！構内も広々しているのでスーツケースなど荷物があっても快適に利用できます。

桃園空港～台北駅間のMRT料金は160元（約600円）です。「直達（ジーダァ）」という快速と「普通（プートン）」の各駅停車の2種類の列車があります。どちらに乗っても料金は同じ160元。

直達は桃園空港から台北駅まで約30分、普通は約50分の乗車時間。快速は特急料金など特別な料金やチケットは不要なので確実に快速に乗ったほうが良いです。

快速と普通はホームが違いますので、快速の「直達」のホームへ進んで下さい。第１ターミナルから台北駅までの停車駅はわずか2駅のみ！

こちらが直達のホームの様子。桃園空港MRTは新しい路線なのでとても綺麗です！普通列車に比べると混雑が予想されますが確実に早く到着するので直達に乗って下さいね。

こちらが桃園空港MRT直達の車内です。快適なシートでスーツケース置き場もあります。車内の電子掲示板で今どのあたりを走っているか確認できます。日本の京成スカイライナーに似ているかも！

桃園空港MRT公式サイトでは台北駅まで乗車時間39分と記載されています。汀羅が先日、実際に計測したところ桃園空港第１ターミナルから台北駅まで35分でした。ですのでTaylorは乗車時間約30分で台北駅へ到着できると読んでいます。

ということであっという間に目的地A1台北車站へ到着しました！桃園空港MRT台北車站駅の構内もとても広々としてきれいです。乗り換えやタクシーなど、標示を見ながら進んで下さい。

こちらのマップが巨大ターミナル台北駅の全貌です。桃園空港からMRTに乗車するとマップ左側にあるのが桃園空港MRT駅（紫色）に到着します。右下にある「捷運台北車站」（青色）が市内を走る通常のMRT駅です。

桃園空港MRTで台北駅へ到着した後、市内を走るMRT路線に乗り換える場合には台北駅構内を移動する必要があります。また台北市内からタクシーで桃園空港MRT駅へ向かう場合には必ず空港線の駅と伝えないと通常のMRT駅へ到着してしまうので注意が必要。

こちらが台北市内を走るMRTの路線図。桃園空港MRT路線は左上の薄い紫のラインです。台湾旅行本などに必ず乗っているのできっと見たことがあるはず！日本と違って路線はシンプル、カラーや駅番号などわかりやすく初心者でもすぐに乗りこなせます。

台北駅からホテルのある最寄り駅までは市内MRTへ乗り換えか、もしくは地上に出てタクシーに乗ります。日本人がよく利用する「中山駅」「台北101駅」までの行き方を解説します。

桃園空港MRTで台北駅まで移動→台北駅で市内MRT「淡水信義線」へ乗り換え→ひとつめの駅が中山駅です。もしくは桃園空港MRTで台北駅へ到着後、地上へ出てタクシーに乗ります。台北駅から中山駅までのタクシー代は160元前後（約600円）です。

桃園空港MRTで台北駅まで移動→台北駅で市内MRT「淡水信義線」へ乗り換え→台北101駅で下車。もしくは桃園空港MRTで台北駅へ到着後、地上へ出てタクシーに乗ります。台北駅から台北101駅までのタクシー代は200元前後（約750円）です。

台北駅から緑の松山新店線に乗り換えしたい場合には地下道ですぐに移動できる「北門駅」を利用するのが便利です。動く歩道でつながっていますのでスーツケースなど荷物がいっぱいでもラクチン！スムーズに乗り換えが可能です。

Taylorは台北の自宅が松山新店線の台電大楼のため、桃園空港MRTで台北駅へ着いたらこちらの動く歩道で即北門駅へ移動します。覚えておくと便利ですよ！詳しくはこちらのTaylor♥Blogg記事をお読み下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。初めての台湾旅行でも、この記事を読んで「桃園空港から台北市内までの移動なんて楽勝～♪」と思っていただけたらとても嬉しいです。台北での移動はやはりMRTが断然便利。ムダな心配や時間を排除してサクッと台北市内へ移動！ぜひ素敵な台湾旅行を満喫してくださいね！

はじめまして！台湾と日本を行ったり来たりする人生も今年2019年で早7年目を迎えたTaylorです。2013年より台湾での海外生活を日本の友人へ知らせるためにブログを書き始め「Taylor♥Blogg」というサイトを運営しています。中国語検定2級、HSK５級取得の中国語＆日本語の自力バイリンガル大人女子。台北のおしゃれなスポットを見つけるのが大好き！最近は信義区のW台北によく出没します。

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