絶景の島マルタは過ごしやすい？気候・治安を経験談と併せてご紹介！

今年に入ってマルタに数回行ってきた、ちょこ です。今回は僕が感じたマルタの気候と治安について解説をしていきます。マルタは死ぬまでに絶対に行っておきたい、島国の一つです。これからマルタ旅行を計画している人は、ぜひこの記事を最後まで読んでください！

みなさんマルタという国をご存じでしょうか。あまり知名度が高い国ではないかもしれませんが、マルタには魅力がいっぱい！美しい景色に海の幸、見どころがたくさんあります。公用語は英語ですし、物価も高くありません。雰囲気が素敵な旧市街を散策したり、自然豊かな島に行ってみたり、リーズナブルでかわいいカフェに立ち寄ったり、、、・この記事では、そんなマルタ旅行の計画をたてる際に、最低限知ってほしい情報、気候と治安についてご紹介します！

マルタってあったかいの？どんな服装がいいの？マルタを訪れるならいつがいい？これを読めばマルタの季節ごとの気候とそれに合う服装がバッチリ分かります！これで安心してマルタの旅行を楽しめます！年中暖かいけど、少し寒い時期があるなど、難しい気候なのでしっかり対策をして旅行の準備をしましょう！

マルタは地中海性気候に属する、一年を通して暖かい国。その暖かさは、5月～10月まで海に入れるほど。海に入れる時期がこんなに長い国は、ヨーロッパを探しても多くはありません。また、どの季節に訪れても、東京より寒いことはないでしょう。さらに、日本より降水量もかなり低いです。一年中、比較的、暖かく、湿度が低い環境は旅行をするにはぴったりな過ごしやすい国と言えます。

ここでは、マルタの季節ごとの服装や気候についてお話ししてきます。また、マルタを訪れるさいのベストシーズンもありますので、ぜひ読んでみてください。

3月に入ると春らしい天気が続くようになり、4月にはあっという間に平均気温が20度弱まで上がります。この頃になると日照時間も日を追うごとにだんだん長くなります。5月になると、さらに安定して平均気温が高くなり、いよいよ海にも入れるくらいまで暖かくなります。寒すぎず、暑すぎない。まさに、旅行には最高な季節ですね！ほとんど雨が降らないというのもこの時期の良いところ。

夏に向けて気温が上がっていくこの時期ですが、朝晩は日中との寒暖差が激しいので気を付けて。日中は薄手のシャツやパンツが最適もしくは半袖が着れる日もあるかもしれませんが、朝晩の冷え込む時間帯用に羽織るものが必要でしょう。さらっと羽織れるようなカーディガンやパーカーを1～2枚持っていくと調度いいと思います！

平均気温が27度前後と暑い日々が続きますので、水分補給をしっかりして熱中症には気を付けてください。暑い天気が長く続くマルタの夏ですが、日本とは違ってジメジメしておらず、カラッとしているのが特徴。日陰に入ると涼しいですよ。

この時期は雨が降ることもほとんどありませんし、6～7月は21時頃まで日が暮れないほど日が長いので、海でゆっくり時間を楽しみたい人にはマルタの夏は絶好の旅行先でしょう。水分補給に加えて必要なのが紫外線対策。強い紫外線に備えてください。日本でするような夏のファッションにプラス、紫外線を防ぐためのサングラスと帽子があるといいと思います。日焼け止めクリームなど、日焼け予防のグッズもあると便利ですね！

10月に入っても初旬は平均気温が20度前後と暖かい日々が続きますし、まだ海に入れますので、マルタの秋は夏の延長戦と思っていてください。それでも10月中旬・下旬になると、徐々に気温が下がり始め、雨が降る日も多くなり、さらに、日照時間も短くなっていきます。

日本での夏服では寒いかもしれませんので、夏の終わりをイメージした服装がよいでしょう。日が当たらない天気や時間帯には体感気温が低くなることが予想されますので、長袖のトップス・パンツは持って行ってください。

平均気温が14度前後と、マルタの冬は、冬にしてはとても暖かいです。マルタの一年の中では一番雨が多い時期ですので雨具は持ち歩いたほうがいいかもしれません。また、日照時間が短く、風が強い日は寒さを感じやすいので、もちろん寒さに備えた服装はしてください。

ただ、マルタの冬はあまり寒さを心配しなくても大丈夫だと思います！私は、12月の頭にマルタを訪れましたが、着ていたダウンジャケットを脱ぐくらいには暖かかったです。ですので、マフラーや手袋を持ってきても、暑くて着用せずただの荷物になっただけだったなんてことになるかも。

海外旅行といえば一番気になるのは治安ですよね？安全な日本ですので、他の国は危険に見えるもの。ここでは、マルタの治安と気を付けたいポイントについてお教えします！

マルタの治安はズバリ良いです！マルタは元々多くのヨーロッパの人々がバカンスを満喫する場所であり、近年ではさらに女性の一人旅、そして留学先としても人気が高まってきています。犯罪率の低さはヨーロッパで3本の指に入るほど。さらに、暴力犯罪の低さでは世界でトップ10に入ります。ですので、マルタは治安の良い国と言えます。

とはいえ、世界でトップクラスに治安の良い日本ですから、いくら安全なマルタといっても油断はできません。治安の良いマルタですが、中でも比較的治安があまり良好とは言えない地域を4つ挙げました。

①ヴァレッタ地区

特に旧市街には観光客が多く集まるので、それを狙ったスリやひったくり、置き引きに注意してください。古代にタイムスリップしたような感覚に陥るほど美しい旧市街。綺麗な街並みにうっとりしている隙に貴重品を盗られることのないように気を付けてくださいね！

②スリーマ地区

マルタの繁華街でもありビーチも楽しめるスリーマは人が多く集まるので、自然と注意しなくてはならないエリアということです。ビーチでは貴重品を置いたまま泳ぎに行かないなどを心に留めておいてください。また、馴れ馴れしすぎる不審者のような人が近寄ってくることもあるので気を付けてください。

③セントジュリアン地区

スリーマに並び、繁華街とビーチとして人が多く集まるセントジュリアンも、マルタの中では治安が良くない地域です。レストランやホテルが多いです。手荷物や上着を置いて、目を話した隙に、、、、なんてことにならないように、訪れる際は置き引きやスリに注意してください。また、バーやクラブが多く立ち並ぶ地域ですので、お酒に酔った人たちに絡まれたり、喧嘩に巻き込まれないように夜間に訪れる際は気を引き締めたほうがいいかもしれません。

④マルサ地区

マルサ地区、中でもアルバートタウンはドラッグ中毒者や売春が問題になっている地域です。マルタで最も売春が多いと言われています。観光を目的に訪れることはないと思いますが、うっかり立ち入ってしまうことのないように挙げておきますね。

治安が良いマルタですが、最低限、犯罪に巻き込まれないためにできることをしたいものです。安全な国だと思って油断していると、痛い目にあってしまうかも、、、。安全な日本を飛び出す海外旅行の必要最低限の対策はしましょう。さらに、マルタ特有の対策もあるので必見です！

観光客としてマルタを訪れるなら、必ず気をつけなけらばならないのがスリ・ひったくり・置き引きです。観光客は狙われやすいです。まず、貴重品が入った上着や手荷物をどこかに置いたままその場を離れるのはやめましょう。特に、レストランやビーチでは荷物を何か置いたまま席を外すのは危険行為です。人が多く集まる観光地やバスの中などで気を付けてほしいのがスリ・ひったくり。スリやひったくりに遭わないためには、貴重品を盗られにくい場所にしまうのがポイントです。

ですから、逆に知らないうちに手を入れられそうな上着のサイドポケットやパンツの後ろポケットに携帯や財布などの貴重品を入れるのは避けましょう。私のオススメは、肩から掛けられるバッグに入れて、バッグを前に持ってきて手で押さえながら持つ、もしくは小さいポーチに入れて服の中に入れて持ち運ぶことです。

お金を払ったり、写真を撮るのに、携帯や財布を取り出しやすい場所に入れたいところですが、取り出しにくくても盗まれるより絶対にマシだと思いませんか。念のため、が海外旅行には大切です。

マルタにも様々なタクシーがありますが、白タクシーはぼったくられると悪名高いので、できるだけ避けましょう。黄色いタクシーや緑のタクシーなど他の一般的なタクシー会社を利用してください。

それでも、どうしても白タクシーに乗らなけらばならない時は、タクシーカウンターで事前に支払いをすませることもできます。TAXIと書かれたカウンターで目的地に見合った支払いをすませ、レシートをドライバーに見せて乗車するというものです。街中で簡単に見つけることができます。

マルタは全体的に治安が良く安全な国ですので、最低限のことを気を付けていれば、怖い思いをすることもないでしょうし、何か問題に巻き込まれるなんてこともないでしょう。上に挙げたことを頭に入れて、存分にマルタを楽しんでください！

以上、マルタの気候と治安についてお届けしました！一年中温暖で治安の良いマルタは旅行にピッタリの国ですね！海でゆったりするのも良し、街をぶらりと散策するのも良し。自分なりのスタイルでマルタを楽しんでください！

ここでは、僕が世界を旅した時の動画をアップしています。ぜひ、見てみてください！