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台湾の地下鉄の乗り方や便利アプリを紹介!台北-高雄を楽ちん移動♪
台湾の大都市、台北と高雄には地下鉄が走っています。また、近年桃園空港から台北までMRTが開通しました。それまでは路線がなかったところにMTRが走ったおかげで、台湾旅行がますます便利になりました。 台北や高雄を旅行する際にぜひ利用したい、地下鉄の使い方を紹介します。
この記事に登場する専門家
冒険と登山が好きな自転車乗り
うなお丸
台湾の地下鉄の乗りこなし方法を教えます
こんにちは、うなおです。
今回は私が大好きな台湾についてです!
台湾の大都市には、地下鉄が走っています。市民の足として、また観光地巡りの手段として愛されています。
台湾の地下鉄チケットを購入する方法や、乗り方、地下鉄のための便利なアプリを紹介しますね!
台湾での通貨は元で、new台湾ドルというのも同じです。
1元=3.55円(2019年10月時)
台湾の地下鉄は2つ
台湾の地下鉄は、台北と高雄に走っています。
台北が5路線、108駅。
高雄2路線、51駅。
他に、桃園空港から台北を結ぶ電車で、桃園空港MRTという路線があり、台北に向かう途中から地下を走っています。
台北地下鉄について
台北地下鉄の概要
台北地下鉄こと台北捷運は、台北市内と、隣接している新北市の一部などを走っている地下鉄です。創立から23年を数え、今までに100億人以上の人々が利用しているといわれる台北の大動脈。
正式名称は台北都会区大衆捷運系統(Taipei Rapid Transit System)。
台湾語、中国語以外に英語や日本語でのアナウンスもあり、日本人観光客にとってとても使いやすくなっています。
駅以外でもICカードを購入できるなど、日本人からすると、日本より便利だと感じる部分もあります。
台北地下鉄の路線図はこちら
大都市だけあって、台北の地下鉄駅はかなり多め。
線ごとに色分けされているのは、大阪の地下鉄路線図そっくりですね。どの駅がどの線にあるのかが一目でわかるようになっています。
今でも工事中・計画中の路線があるので、数年以内にさらに発達していくと予想できます。
高雄地下鉄について
高雄地下鉄の概要
高雄地下鉄こと高雄捷運(たかおしょううん)/高雄メトロは、台湾高雄市の交通渋滞緩和のために建設された鉄道(捷運)。正式名称は、高雄市都会区大衆捷運系統(Kaohsiung Rapid Transit System/Kaohsiung Metro)。略称として、高捷・タカメと呼ばれています。
現在、紅線、橘線、環状軽軌の三本が運営していますが、そのうち環状軽軌は地上を走っているライトレールなので、ここでは地下を走る紅線と橘線をとりあげます。
高雄捷運は、訪台日本人観光客にたいするキャンペーンに積極的。
日本人によく知ってもらうため、日本の鉄道会社とのコラボに乗り出していて、2016年に江ノ島電鉄と、2017年に京福電気鉄道とコラボイベントを実施しました。
2019年には初音ミクともコラボが実施されていました。
高雄地下鉄の路線図はこちら
高雄の地下鉄は、南北線と東西線の二本でわかりやすい。
まるで京都の地下鉄のようです。
ただし現在、黄線、藍線、青線、緑線など多くが計画されているので、数年以内には台北波になるかもしれません。
台湾地下鉄の料金システム
便利な悠遊カード(Easy Card)
台北地下鉄が発行している悠遊カード(Easy Card)は 日本のSuicaやICOCAのようなICカード。
地下鉄やバスの乗車はもちろん、コンビニでの商品購入にも利用できるので便利です。
「運賃2割引き」や「乗り換え料金8元引き」の特典もついているので、とてもおすすめ。
桃園空港駅の自動販売機や各駅のサービスカウンターで購入できるのですが、他に、コンビニでも売ってます。
コンビニでは、キャラクターや路線図が可愛くデザインされたカードが売ってることがあり、台湾土産にもなるので、余裕があればコンビニを覗いてみてください。
チャージは台北地下鉄の駅、もしくはコンビニで。
高雄でチャージしたい場合はコンビニを利用しましょう。
何度も乗るなら一日乗車券
台北一日乗車券
一日乗り放題のチケットも購入できます。
地下鉄は一回20~30元(日本円で100円前後。悠遊カードを利用すればもう少し安い)ので、乗り放題チケットはヘビーユーザー向けといえます。
普通ワンデーパス 150元(約530円)
台北地下鉄の乗り放題チケットです。
最初にゲートを通した日の日付が刻印されます。
有効期限はその日の終電までです。
台北メトロ一日乗車券 180元(約640円)
台北地下鉄の乗り放題チケットです。
最初にゲートを通した日の日付が刻印されます。
有効期限はゲートを通した時間から24時間後まで。
例えばお昼過ぎに使い始めたら、翌日のお昼まで利用することが可能です。
48時間 280元(約1,000円)
72時間 380元(約1,350円)
台北地下鉄バス一日乗車券 180元(約640円)
地下鉄だけではなく、バスも乗り放題になるカード、交通周遊1日カードはもあります。
最初にゲートを通した日の日付が刻印されます。
有効期限はその日の終電までです。
駅のサービスカウンターで購入できます。
高雄一日乗車券と二日乗車券
高雄の地下鉄では、iPASS(一卡通)というICカードを購入できます。
購入に100元(約350円)かかりますが、高雄の地下鉄を15%Offで利用できるので、何日も高雄に滞在する人におすすめ。
高雄地下鉄だけではなく、台北地下鉄など、他の交通機関でも利用できます。
チャージは各駅またはコンビニでおこなってください。
台北地下鉄の駅でもチャージできます。
また、一卡通のオプション機能に、高雄地下鉄の乗り放題をつけることができます。
一日乗り放題なら150元(約530円)、二日乗り放題は250元(約890円)。
地下鉄1回あたりだいたい30元(約105円)程度なので、ヘビーユーザー向けですが、切符を別に買う必要がないのはありがたいですね。
台湾の地下鉄の乗り方
片道切符(トークン)の購入方法
券売機はタッチパネル式です。
券売機の上に路線図があるので、料金を確認します。
画面のコインのマークをタッチします。
料金リストが表示されるので、必要な料金をタッチしてからお金を投入します。
数人分まとめて購入するときは、料金ボタンを押したあとに人数ボタンを押してください。
トークンはコインタイプ
台湾地下鉄のチケットはこんなコイン型です。
日付や乗車駅は印字されません。
日本の切符は紙なので、あれっと思うかもしれませんが、コインだとリサイクルしやすいので自然に優しいですね。
日本もすべての改札が電子化されている路線でいずれ導入されるかもしれません。
写真の切符は桃園空港MRTのものです。
乗車中は無くさないようにお財布やポケットにちゃんとしまっておきましょう!
センサーにタッチして改札を通過
この切符を持って、改札口のタッチセンサーに近づけると、ゲートが開きます。
改札を出る時は、コインを入れるところがあるので、そこに入れると改札が開きます。
ICカードの場合は両方ともタッチで通過できます。
月台に移動して乗車
改札を抜けたら、「月台」と呼ばれるホームに移動です。(この名前はきれいなので好きです)
台北地下鉄は、すべての駅にホームドアが設置されていて、障害者や子どもでも安全に利用できます。
次来る電車が電光掲示板表示されますので、間違えないように乗ってくださいね。
台湾地下鉄のマナー
台湾の地下鉄は、日本の電車とはことなり、車内での飲食が禁止されています。
大声で騒いでいる人は迷惑がられます。
マナー啓発ポスターには、降りる人が先、とか、ホームドアにもたれない、的なことが書いてありました。
サブカルの広がり
たかめ少女について
高雄の地下鉄に乗ると、高捷少女(たかめしょうじょ / 中国語: 高捷少女 / 英語: K.R.T.Girls)というキャラクターを見かけます。
高雄捷運公司の公式マスコットキャラクターで、日本で言うゆるきゃらや萌キャラと同じような存在です。
数人の女の子たちで構成されています。
彼女たちを利用しての、地下鉄のプロジェクトも、同じく高捷少女と呼ばれています。
高雄メトロが日本の鉄道とコラボする際に、鉄道キャラを並べたグッズなどが発売されたので、日本でも知られるようになってきました。
日本では「たかめ少女」と呼ばれていて、スクウェア・エニックスから『進め!たかめ少女高雄ソライロデイズ。』という小説も出版されています。もちろん日本語です。
私も持ってます。
最近は、女性向けに少年キャラクターも登場しました。
台北捷運擬人化の誕生
2019年春、プロの漫画家によって、台北捷運を擬人化したキャラクターが発表され、台湾の女子の胸に突き刺さりました。
日本ではまだあまり知られていませんが、今後日本の鉄道会社と台北メトロがコラボする際に登場するかもしれませんね。
地下鉄は飲食厳禁
飲食すると罰金!
台湾の地下鉄では、飲食禁止エリア内での飲食、ガムや飴、檳榔(びんろう)を口にすることが禁止されています。ガムをかむだけでも1,500元(約5,300円)の罰金を払わなければならないのです。
なめるタイプのお薬でも注意されます。
水だけは、体調に関わるので、飲むことができます。
カップホルダーが便利
飲みかけのタピオカを持ったまま地下鉄に乗るときは、カップホルダーが便利です。
日本にも売っているので持って行ってもいいですが、台湾土産として現地で買うのもおすすめ。
駅でも飲食禁止エリアあり
駅に「飲食禁止」の黄色いテープが貼られてある場合、その先は飲食禁止ゾーンになります。
他の鉄道も飲食禁止?
地下鉄以外でも飲食ができないか、というと、そういうわけでもなさそうです。
飲食不可の乗り物
・路線バス
地下鉄と同じく飲食禁止。持ち込みは可能ですが、口に入れるのは水以外は不可です。
飲食可能の乗り物
・台湾鉄道
・台湾高速鉄道(新幹線)
・長距離バス
以上の三つは車内での飲食が可能。
特に、台湾鉄道と台湾高速鉄道は、駅弁を売ってます。
おいしい台湾のごはんを食べながら、車窓からの風景を楽しむ電車旅をお楽しみください。
中国語がわからなくても大丈夫
台北地下鉄では、券売機が日本語で表示されるようになりました。
券売機の画面に「日本語」というボタンがあるので、それを押せば、券売機の使い方が日本語で表示されるんです。
他に英語・韓国語も表示可能。
ICカード「悠遊カード」へのチャージの画面も日本語で説明が出るので、一人でも安心して利用できますね。
地下鉄に自転車を持ち込める
台湾は、ひそかな自転車王国。
有名な自転車メーカーがあり、自転車旅行をする人も珍しくありません。
地下鉄にも、週末なら自転車を持ち込むことが可能。
乗せられる車両は、先頭車両もしくは最後尾です。
持込料は1台につき80元です。
台湾路線図アプリが便利
台湾路線図 – 台北・高雄・台湾全土
台湾路線図 というアプリは、台北地下鉄、高雄地下鉄だけでなく、台湾鉄道の路線と所要時間を網羅したiPhoneの便利アプリ。
路線図から出発駅と到着駅を選択するだけで使えるので、とてもシンプル。路線、方面、乗り換え駅などを教えてくれます。日本語の表示が可能。
グーグルマップとも連動していて駅の周りを見ることができます。
GPSにも対応しているので、自分の乗っている電車の場所を調べられ、土地勘のない場所でも大体の行程を掴むことができます。
日時指定や始発・終電指定あり。
オフラインでも検索が可能なので、旅行中のwifi環境のない場所で使えるのがありがたいです。
Android版はないのですが、かわりに「海外旅行用地下鉄ナビゲーション」というアプリなら、地下鉄の情報を調べられるのでおすすめ
乗換路線図
「乗換路線図」をダウンロードしてiPhone、iPad、iPod touchでお楽しみください。
apps.apple.com
Apps on Google Play
路線図最短経路検索/翻訳サポートアプリ
play.google.com
台北と高雄観光は地下鉄利用がおすすめ!
台湾の地下鉄利用方法をまとめました。
台湾の地下鉄はきれいで、安全に配慮されていて、乗り方も簡単。
ほぼ時間通りに来てくれるので、日本の地下鉄と同じ感覚で乗れます。
観光に便利なので、ぜひ使ってくださいね。
筆者のインスタグラムはこちら
モナ王 (@mona_ou315)
旅行や登山、京都の写真を載せています。素敵な写真の勉強中です
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台湾の鉄道の乗り方はコチラ↓
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