Categoryインドネシア
【インドネシア在住者がお伝え!】バリの物価って高い?安い?
日本人に人気の観光地、バリ島。果たしてその物価はどのくらいなのでしょうか。結論から申しますと、“とっても安い!”です。タクシーもホテルも日本の数分の一。また円が強い今、バリに行くにはとってもおすすめの時期ですよ。今回は具体的にどのくらいの価格帯なのか、細かくご紹介していきます。
筆者情報
学生時代に東南アジアに魅了され、タイのバンコクとチェンマイに約1年滞在したのち、現在は海外駐在員としてインドネシアのジャカルタに在住。シンガポールやマレーシア、タイへの出張が多い中、時々アメリカやヨーロッパ方面へも飛び回るアラサーです。
バリの物価はどのくらい!?【基本編】
インドネシアの通貨って?!
上の写真は実際にバリで使われている紙幣となります。桁が多いことに気づきましたか?インドネシアの通貨、ルピアは日本円と比べると0が2つも多く、一瞬計算するのも大変。例えば茶色の5,000ルピア紙幣は日本円でおよそ38円。紫色の紙幣は75円、青色の50,000紙幣は380円です。 コツは0を2つ消して、76%をかけたものが日本円です!!笑 うーん、分かりづらい。
現在のレート
記事のレートは全て、執筆している2019年5月のレートとなります。 本日のレートは1円=131ルピア。 ここ最近は円がかなり強く、日本円を現地で両替するとちょっとオトクな気持ちになります。 例えば1万円を両替すると、1,313,000ルピアになるということ。うーんやっぱり桁が多いですね。
余談ですが、0が多いインドネシアの紙幣を持つとちょっとしたお金持ちの気分を味わえます笑 上の写真は日本円にしてたった2万5千円程!! ATMでお金を下ろすと、100,000ルピア紙幣がない場合が多く、50,000ルピア(380円)紙幣をたばねてようやく2万5千円。 以上がバリで使われている紙幣と、本日時点のレートのご紹介でした。
バリの物価はどのくらい!?【乗り物編】
それでは実際に具体的に見ていきましょう。
タクシー
こちらはバリでこれに乗ると安心、といわれているBlue Bird。(バリには偽物もたくさんあるので要注意!) Blue Birdのバリの初乗り料金は Rp 7,000=53円。 タクシー初乗りがなんと日本の1/10以下!!これは助かる。 渋滞の状況などにもよりますが、感覚的には20〜30分乗ってRp 30,000(228円)〜Rp 45,000(342円)くらい。ありがたや〜。
カーチャーター(レンタカー)
日本語ガイドがいるかいないかでも値段が変わります。 ■ Rp 600,000/8時間 (4,560円程 ※ドライバー、ガソリン込) ⇛今回はこちらをご紹介させていただきました。 http://kazuya-bali.com/
バイクタクシー
バリ内でアプリをDLすれば、一人行動に大助かりな、GO-JEK。 写真のようにGo-jekのジャケットを着たバイクドライバーが、アプリで指定した目的地まで送ってくれます。 相場はアプリで指定した際に事前に画面に出てきますが、タクシーよりは格安! プロモがあるか等にもよりますが、およそRp10,000(76円)〜Rp25,000(190円)程で目的地まで送ってくれます。 ただ距離が遠い観光地等に行く場合は、安全面を考慮してタクシーに乗ったほうがベター。
バリの物価はどのくらい!?【生活必需品編】
お水
ではよくバリで飲まれているお水はどうでしょうか。 AQUAという、インドネシア全体で親しまれているお水は、500mlで Rp 3,000(22円) 家庭用のウォーターサーバー(入れ物交換性)は、Rp18,500(140円)程。お水が大変安いので、こまめに水分補給をしましょう。
薬
バリはおくすりもお安いです。 喉が痛くなった際の天然素材で作られたシロップは Rp15,500 (117円)。
また私もよく利用するPanadolという、頭痛鎮痛剤は Rp8,000(60円)程で薬局やコンビニで調達可能。 現地でいざというときの強い味方です。
インドネシア在住ライターのバリ島に行ったら自分用に買いたいお土産おすすめTOP5! | Trip-Partner[トリップパートナー]
「神々の住む島」と言われる神秘的なリゾートアイランド、バリ島。日本からLCCで直行便で行けて時差は1時間、物価も安く、インスタ映えスポットも豊富で身近なリゾートとして人気を集めています。そんなバリ島でゲットしたいとっておきの自分用お土産5つを、インドネシア在住の筆者が教えます!
trip-partner.jp
バリの物価はどのくらい!?【食事編】
では食事はどうでしょうか。
ローカルご飯
屋台などで食べるローカル料理は Rp10,000(76円)〜Rp25,000(190円)程。
レストラン
ちょっといいレストランに行こうと思うと、価格帯はどのくらいでしょうか。
こちらのジャイアントプラウン Rp 240,000(1,820円)
こちらのRed Nasi goreng は Rp120,000(910円)。 ローカル食堂と比べると少しお値段がはります。 また忘れてはいけないのが、このようなきちんとしたレストランでは10%のTAXと5%〜10%のサービスチャージがかかってきます。 そのためRp120,000のメニューはお会計時にRp144,000となります点、ご注意ください。
このように、レシートをよく見るとService charge 5%, Tax charge 10%。 日本では8%が消費税のため、少し割高に感じるかもしれません。
■参考記事:
ここに行けば間違いなし!バリでおすすめのレストラン9選! | Trip-Partner[トリップパートナー]
無数にあるバリのレストラン、一体どこに入ればいいのか迷いますよね。今回はローカルグルメであるバビグリンから、まったりしながらインドネシア料理を楽しめるレストラン、また高級ホテルのレストランなど、用途に合わせてご利用いただけるバリのおすすめレストランをご紹介します。
trip-partner.jp
バリの物価はどのくらい!?【ホテル編】
それではホテルをグレードごとに見ていきましょう。
安宿
エアコンなし、シャワーのみですとエリアによりますが Rp75,000 (570円)〜 写真のような個室Villaタイプですと、一室 Rp400,000 (3,040円程)。このようにお値段はピンからキリまで。 ただバリの宿泊施設は日本と異なり、1室料金。そのため、こちらの料金を泊まる人数で割れるのがいいところ。Rp,400,000のお部屋に2人で宿泊すると、一人Rp200,000(1,520円)程となります。お得!
シティホテル
では次に大型のシティホテルはどのくらいになるか見てみましょう。
2つ星、3つ星の大型Citi Hotelだと、だいたい Rp500,000(3,800円)〜Rp800,000(6,000円)程になります。
高級ホテル
それではとっても有名なAyanaホテルや、シェラトン、フェアモントホテルなどはどうでしょうか。 試しに6月の中旬で調べてみると、スタンダードルームでこちら程になりました。 ■Ayana: Rp 4,600,000/1室2名 =34,960円 ■Sheraton: Rp 3,080,000/1室2名 =23,400円 ■Fairmont: Rp 3,239,000/1室2名 =24,600円
うーん、やはり大型のシティホテルに比べると格段にお値段はあがりますが、日本で高級ホテルに滞在することを考えると意外とお安くないですか? 1室料金なので、2人で割れば一人10,000円〜15,000円前後と、海外で羽をのばすことを考えればとてもいい選択肢になるなーと考えています。
バリの物価はどのくらい!?【チップ編】
バリはチップが必要?!
最後に、多くの日本人観光客が迷うところ、バリでのチップの習慣について。 基本的にはインドネシア全体を通してチップ文化はありません。ただ今回の記事でご紹介した通り、人件費が安いこともありここまで物価が低いことも事実。 そのため、チップは必須ではないものの、なにか気持ちのいいサービスをしてもらった時は、積極的にお心づけを渡しましょう。 ※参考までに ■ポーターに荷物を部屋に持ってきてもらった場合:Rp10,000程度 ■一日カーチャーターをし、サービスがよかった場合:Rp50,000程度 ■Spa:金額の10%が目安(Rp10,000〜Rp50,000) ■ゴルフのキャディさん:Rp100,000〜Rp200,000 ■タクシー:〜Rp5,000ほどのお釣りは、そのままキープしてもらいます。 お互いに気持ちよくバリで生活ができるよう、細かいルピアを用意しておきましょう。
バリの情報を見る
【インドネシア在住者がお伝え!】バリの物価って高い?安い?
バリ島在住者が教えたいバリ島の絶景の滝や透明感あふれる海の絶景スポット!
バリ島の気候ってどうなの?遊びに行く前に知っておきたいベストシーズンとお天気事情
お菓子好きにはたまらない!お土産に良いバリ島のスナック&チョコレート6選
バリ島で何を着る?気候・シーン別の服装まるわかり!在住者監修の現地調達ガイド付き!
安く豪遊したいならバリへ行こう!
長年インドネシアに住んでいる筆者が、時々ハワイの情報を調べるとその物価の高さに驚きます。バリはもちろんお店やホテルのランクにもよりますが、日本と比べると格安。高級ホテルに日本のビジネスホテルと同額で泊まれちゃうバリ。ぜひ次の休暇の選択肢にしてみてはいかがですか? この記事が気に入った方は、以下の記事もチェック!!!
バリ島でお土産選びにはもう迷わない!在住者が教えるプチプラ土産トップ5! | Trip-Partner[トリップパートナー]
映画「食べて、祈って、恋をして」や「神様はバリにいる」などでここ数年注目を集めているバリ島。東京から約7.5時間で時差は1時間、物価も安く、身近なリゾートアイランドとして人気です。そんなバリ島のお土産として実際に喜ばれたものをインドネシア在住の筆者が教えます。
trip-partner.jp