魅惑のトルコお土産セレクション17品！雑貨&お菓子&食べ物を完全網羅！

こんにちは。インドネシア在住トラベルライターのリンゴです。

ハワイやヨーロッパに遊びに行くと、両替した現金が飛ぶように無くなっていくのを見て、日本と比べた時の物価の高さをひしひしと実感します。

しかし、そんな心配もトルコなら無用。現在、我々日本人が遊びにいくのには絶好のタイミングなのです。

通貨はトルコリラですが、1リラ=約19円。(2019年9月現在) 物価が徐々に上がっているとはいえ、数年前までは1リラ=50円だったことを考えると、何を見ても安くてびっくり！予算を気にせず買い物を楽しめる、まさにお買い物天国なのです。

そんなトルコで買いたい、おすすめのお土産アイテム17選をご紹介します！！

ネットショッピングで検索すると「トルコ雑貨」というジャンルもあるくらい、トルコの雑貨はアジアン雑貨に次ぐ人気を誇ります。

異国情緒あふれるおしゃれな雑貨が、トルコのマーケットにはいっぱい！

きっとお気に入りのアイテムが見つかるはずです。

まずは《トルコ雑貨編》からご紹介します！

トルコのカフェやホテルのロビーなどでよく見かける、キラキラと美しい鮮やかな光を放つこのランプシェード。

ステンドグラスのように小さなガラスのピースをはめ込んで作られる、トルコランプです。

天井からぶら下げるタイプも卓上タイプもあり、色や柄も様々なので眺めているだけで心がウキウキします。

ランプはちょっと大きすぎて持って帰れないという場合は、ラウンドシェイプのキャンドルホルダーでも同じ光加減が楽しめますよ。

トルコのもう１つの代表的な民芸品が、丁寧に作り込まれた細かい柄が特徴のトルコ食器です。

丁寧に描かれた繊細な模様は、色づけ作業のことを考えると想像しただけで気が遠くなるようです。

色や形や柄は様々ですが、中でも目を引くのは深い青とトルコブルーのグラデーションが美しい青の食器。

一つ一つ手作りで、花や動物などの立体的な模様が丁寧に描かれています。

ただ、大皿や大きなポットなどは、割らずに日本まで持って帰るのがなかなか大変なので、手頃なサイズのボウルやマグカップ、灰皿、動物の置物などがおすすめ。お値段もお手頃です。

こんな可愛い器なら、ちょっとおかずを入れて小鉢にしてもいいし、棚に飾って指輪やポプリを入れておいてもサマになりますね。

また、トルコ食器は見た目よりも軽くて意外と丈夫なのもありがたいのです。

大好きな人とおそろいのマグやボウルで、トルコ旅行の記念を持って帰ってくださいね。

日本でもアジアン雑貨ファンに人気でネット通販も可能なトルコのタイルも、本場なら日本の数分の一で購入できます。

クジャク、ニワトリ、花、つる科の植物など、モチーフは様々。四角いものや丸いもの、また鍋敷きになる大きめのものがあります。

一枚一枚柄や色が違うので、ピンと来るものに出会ったら即買いしましょう！きちんと梱包材に包んでくれるので、スーツケースで持って帰るのも安心です。

私はトルコで一目惚れして買ってきたタイルを、普段はコースターとして使って、使わないときは窓際に飾って眺めて楽しんでいます。

気に入ったタイルをいっぱい買って帰って、バスルームやキッチンのDIYに使うのもアリかも！

トルコでは、コーヒーよりも幅広く飲まれているチャイ。昼下がりになると、道端のカフェやレストランでのんびりチャイを飲みながらおしゃべりしているおじさまたちの姿があちこちで見られます。

要は少し甘くした紅茶ですが、チャイ専用の持ち手なしのくびれたグラスを使って、地元の人は飲んでいます。この独特な形をしたチャイグラスが、お土産に人気です。

色は柄はさまざまなものがあり、ソーサーとセットで数百円とお手頃です。

単品で買うのもいいですが、6つ揃ってトレーとセットになった豪華なものなら、プレゼントにも最適ですよ。

トルコにはコーヒーもありますが、日本のコーヒーを想像していると全く違うものが出てきて驚きます。

細かくひいたコーヒー豆の粉を水から煮立てて小さなカップに注ぎ、うわずみだけを飲むのが、トルコのコーヒー。

カフェラテマグのような大きな器は使わず、エスプレッソサイズの小さなカップとソーサーが主流です。

お土産用もたくさん並んでいますが、金箔を使った豪華なものから青と白のエキゾチックな柄が描かれたものまで色々あり、どれも可愛くて迷ってしまいます。

ただ飾っているだけでも可愛いトルコのコーヒーカップ＆ソーサーは、トルコに行くたびに集めたくなってしまうお土産の一つです。

トルコの市場でよく見かけるのは、ガラスや陶器だけではありません。キンキラキンな金物系の食器もおすすめです。

まさにアラジンが使っていそうなゴージャスな金物アイテムは、ガラスや陶器と違って割れないので実用性もばつぐん！

ポットはスーツケースのスペースの関係で持って帰れなかったので、私はジェズヴェと呼ばれるトルココーヒー用のブロンズの小鍋や、手のひらサイズのスパイスミルを購入しました。

中にブラックペッパーを入れてカリカリ回して、挽きたての香り高いコショウでお料理にも大活躍です。飾っておくだけでも可愛いので、買ってよかったと思うアイテムです♫

トルコの雑貨屋さんを見ていると必ず目につくのが、青いまん丸の目玉のようなモチーフのキーホルダーやアクセサリーです。

これはナザールボンジュウと言って、トルコに昔から伝わるお守りまたは魔除けのモチーフです。周りからの妬みや羨望といった、あらゆる邪視から守ってくれる効果があると信じられています。

家の壁や扉に飾るようなタイプのものや、キーホルダーやブレスレットといった身につけることのできるタイプもあります。

ナザールボンジュウの華奢なブレスレットは、どれもおしゃれで気分も上がります。

お友達とお揃いで身につけてみてはいかが？

トルコの街中では、頭や首回りにストールを巻いている女性をよく見かけます。

マーケットにいって見れば シルクやパシュミナのストール・スカーフの専門店があちこちにあり、様々な柄やサイズのものがところせましと並んでいます。

日本だと1万円以上しそうな上質シルクのスカーフでもお手頃価格で買えるので、大事な人へのプレゼントにおすすめ。

市場などで「FIX PRICE」との表示がない、商品に値段も付いていないお店は実は交渉可能だったりします。まとめて何枚買うからいくらにして、と思い切って値切ってみましょう。

トルコの街中の女性を見ていてもう一つの気がつくのは、肌の綺麗さです。トルコでは、添加物の入ってない自然派せっけんが人気で、お土産用にも生産されています。

香りも良くて見た目も可愛くて美肌も手に入ってしまう、女子力アップなアイテム。

ローズ、オリーブオイル、ゴートミルク、シナモン、はちみつ、ざくろなど自然のエキスで作られたソープは、美意識の高い友達へのお土産にすると喜ばれます。

その場で切って量り売りしてくれるお店もありますし、色んな香りのものが詰まった豪華セットもあるので、用途に合わせて買い分けましょう。

量り売りの石鹸の横にふと目をやれば、豊富な種類のハーブティーも並んでいます。

中でもジャスミンやラベンダーやローズなど、花をそのまま乾燥させているものはまるでポプリのようでとっても綺麗！女性へのプレゼントに喜ばれます。

お湯に浮かべて花が開いていく様子を眺めるのも楽しいです。

他にもカモミール、ざくろ、ローズヒップ、ミント、ジンジャーなど色々な種類のハーブティーが売っていますが、おすすめはざくろ (pomegranate)。フルーティーな香りと程よい酸味が美味しくて、寝る前によくいただきます。

歴史的にもトルコ人は甘いもの好きで、トルコ発祥のスイーツは世界的にも有名です。

市場やスーパーに行けばありとあらゆるお菓子がずらっと並んでいます。

見た目も可愛くてプレゼントにぴったりな、トルコのお菓子をお土産にどうぞ！

トルコのお菓子を検索するとまず出てくる、トルコの代表的なお菓子がTurkish Delight (ターキッシュ・デライト)。

ロクムとも呼ばれる、デンプンと砂糖をベースに作ったスイーツのことです。

食感はおもちのようにモチモチしていて、グミのように弾力があり、言ってみればマシュマロと日本のゆべしと掛け合わせたような感じです。

その生地の中に、ドライデーツ(ナツメ)、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、チョコレート、ドライココナッツやアプリコットなどが練り込まれており、色や形は色々あります。

特にヘーゼルナッツ・チョコレート系は、コーヒーとの相性ばつぐん！濃厚な甘さともちもち感がやみつきになります。

一口サイズにカットされているものもあれば、棒状になっていてまるまる一本買うようになっているものもあり、基本は全て量り売り。専用のボックスに入れてくれるので、日本まで持って買えるのも楽チンです。

試食もできますので、気になるターキッシュデライトがあったら迷わず味見させてもらいましょう！

こちらもトルコの代表的なスイーツ、焼き菓子のバクラヴァです。

丁寧に何層にも重ねたパイ生地にピスタチオなどのナッツを砕いたものを挟み、たっぷりのシロップまたはハチミツでまとめあげたスイーツです。中東のほうに行くと必ず一度は食べる、定番デザートですね。

四角または斜めに切ったものや、巻き寿司のように巻いてスライスしたものや、春巻きのような筒状のものまで形は様々。

パイのさっくり食感の後に来る、香ばしいナッツの香りとじゅわっと浸み出る甘みは、トルコチャイと相性良しです。

店頭の好きなものを選んで量り売りで買っても良いですし、そのまま買って帰れるボックスタイプもあります。

スパイス、紅茶などの生産が盛んなトルコですが、実はヘーゼルナッツの生産量も世界一だと知っていましたか？

スーパーのジャム売り場に行けば、ヘーゼルナッツのスプレッドやヘーゼルナッツをつかったチョコペーストが何種類も並べられています。

中でもおすすめは、Sarelleというブランドのスプレッド。ピーナッツバターほどしつこくなくて、ヘーゼルナッツ独特のふんわりとした甘い香りが美味です。

サクッと焼いたトーストやシンプルなビスケットに塗って食べるのがお気に入りの食べ方です。

同じくスーパーで買いたいトルコ土産が、日本では珍しいピスタチオを使ったチョコです。

ブランドはいくつもありますが、人気なのはネスレ社が出しているdamak、ETi、ULKERというメーカーのもの。

カカオをふんだんに使った濃厚チョコの中に、ちりばめられたカリカリピスタチオの食感が楽しい！

手のひらサイズの四角い板チョコなら日本円にして100円以下で買えてしまうので、バラマキ土産にぴったりですよ。

トルコは、私たち日本人の口にも合いやすいグルメの国でもあります。

ヨーロッパの数ある国の中でもトルコの食べ物は本当に美味しく、お土産に買って帰れるものもあるので、是非日本でもトルコの味を再現してみてください！

香辛料の生産が盛んなトルコでは、クミン、唐辛子、ターメリック、コリアンダー、オレガノ、サフランなどのスパイスが日常的に使われています。

マーケットに行けば、そのまま料理に使える乾燥パウダーになったスパイス各種が、量り売りで購入できます。

日本だと輸入食品店でしか手に入らないような高級で珍しいスパイスも、手頃な価格です。

カレーやハンバーグや煮込み料理などにちょこっと加えるだけで一気に本格的な味が出せる新鮮なスパイスは、生産国トルコならではのお土産です。

トルコでレストランに入ると、ローカルたちがまず頼んでいるのがスープです。

トマトやチキンやレンズ豆のスープを飲みながらメインの食事が来るのを待っているわけですが、このスープだけおかわりしてしまいたくなってしまうほど美味しいんです。

そんなトルコのスープが、クノールのスープミックスになって多種発売されています。

中でもおすすめは、小分けになっていて、中身をカップに開けてお湯を注ぐだけのインスタントタイプ。

一食分30〜40円と激安なのにしっかりとろみとコクがあって美味しいので、たくさん買い込んでしまいます。

中でもおすすめはスパイシートマトスープ！乾燥パセリやクルトンも入って、インスタントとは思えないくらいの味です。

最後は、トルコの食を語る上で避けては通れないハチミツです。実はなんと、ハチミツの生産量でもトルコは世界二位なんです！

日本ではかなり高級な自然のままの巣みつ(巣がついたままのハチミツ)も、トルコなら200グラムで1000円程度と、驚くほど安い価格で買えます。

少し崩してそのまま口に含んで溶かしてから食べてもいいし、トーストやヨーグルトにのせたり、ドリンクに入れたりと食べ方はいろいろ。

疲労回復と風邪予防はもちろん、栄養たっぷりで美容・アンチエイジング効果も期待できる人気の巣みつ。

自分の分はもちろん、いつまでも元気でいてもらいたいお父さんやお母さんへのお土産にいかがでしょうか。

ここ数年のリラ安傾向によって、日本からの旅行客にとっては物価が安く感じられるトルコ。

おしゃれな雑貨やファッションアイテムから、伝統的なスイーツや上質なハーブティーまで、どれも買いたくなってしまうお土産がいっぱいです。

トルコのローカルバザールやスーパーマーケットで楽しくお土産探ししてみてくださいね！