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バンコクの物価・気候・治安を徹底解説!食事・移動・夜遊びにはいくらかかる?
アジアの旅行先で絶大な人気を誇るタイの首都「バンコク」。世界遺産のアユタヤ遺跡やマッサージ、象に乗れる体験など多種多様な楽しみ方ができることでも有名です。最近では女子旅にも人気ですよね。今回はそんなバンコクの「物価」「気候」「治安」をお伝えします。この記事を見るだけでバンコクの基本情報が全て分かりますよ!
この記事に登場する専門家
海外在住ライター
とっくん
バンコクとは?
こんにちは!とっくんです!
タイの首都バンコクは日本から飛行機で約6時間、直行便も出ているので気軽に海外旅行ができる国です。会社の慰安旅行や家族旅行、男旅、また、最近では女子旅の旅行先にもよく選ばれている、老若男女に人気の都市ですよね。時差は2時間で二泊三日などの短期間の旅行でも十分に楽しむことができます。バンコク市内はここ数年で急成長を遂げており、高層ビルが立ち並ぶエリアもあります。
世界遺産で有名なアユタヤ遺跡にもバンコク市内から気軽に行くことができ、歴史的な一面と近代的な一面を持つとても面白い都市です。
今回は海外旅行には欠かせない基本情報「気候」「物価」「治安」についてお伝えしていきたいと思います!
ぜひ、バンコク旅行の参考にしてください!
ベストシーズンはいつ?【バンコクの気候】
バンコクの気候は基本的に一年中暑く、日中の年間平均気温は30度ほどです。季節は主に3月〜6月の暑季、7月〜10月の雨季、11月〜2月の乾季の3つの気候に区分され、暑季の猛暑日には40度を超える日が続くこともよくあります。乾季の11月に入ると、気温が少しずつ下がってきますが、最低気温が20度を下回ることは、ほとんどありません。
グラフをみてもわかるように9月、10月が年間を通して降水量が圧倒的に増える気候なのでこの時期の旅行はあまりおすすめしません。
それぞれの時期の過ごし方について詳しく説明していきます。気候に応じたおすすめの服装についての情報もあるので、参考にしてみてくださいね!
バンコクの乾季
暑季よりも気温は落ち着いており、雨季のような雨もあまりないので、一年間で一番過ごしやすい。
また、夜は気温が20度ほどまで下がるので、ナイトマーケットなどでも快適に楽しむことができる気候かと思います。
過ごしやすい時期ではあるのですが、その分観光客の数が多くなります。定番の観光スポットには人が集中して過ごしにくく感じることがあるかもしれません。
服装は基本的には日本の夏の時の服装でいいと思います、しかし、急に気温が下がることもあるので一枚羽織るものがあると便利だと思います。
バンコクの暑季
バンコクには暑季という気候があり、1年で最も暑い期間で、40度を超える日がよくあります。バンコクの夏は湿気が少なく乾燥しているので、日本の夏より過ごしやすいと思います。
ただ、日差しは日本よりもかなり強いため、紫外線対策・日差し対策は必ず必要です。日焼け止めを塗るのはもちろん、帽子や日傘での対策も必須です。
服装は日本の夏の時と同じ服装で大丈夫ですが、バスや電車、建物の室内のクーラーが強く効いている場所がよくあるので、長時間室内にいる予定がある場合は、一枚薄くて羽織れるものがあってもいいかもしれません。
バンコクの雨季
バンコクの雨季は本当によく雨が降ります。ご存知の方もいると思いますが、スコールという短時間に激しい雨が降ったり、それに近い雨の降り方をします。基本的に短時間で止むことが多いですが、降水量が多いときは一瞬で道路が水浸しになることもあります。雨季にバンコクに行く際は雨具は必須です。
雨季だからといって気温が涼しくなることはなく、平均最高気温は30度を上回ります。ですので、服装は日本の夏の時と同じで大丈夫です。日差しは暑季に比べるとましですが、湿気が多くなります。
バンコクのベストシーズン
バンコクのベストシーズンはズバリ乾季の11月〜2月です!
一年で一番過ごしやすい気候ですし、日本の年末年始と重なり、大型連休も取得しやすい時期だからです。
バンコクが乾季の時、日本は冬ですが、バンコクは夏なので、海やプールにも行くことができますよ!
※服装の注意点
タイは仏教の国でバンコク近辺にも多くの寺院があります。それらの寺院によっては肌の露出に制限があることがあり、ノースリーブや半ズボン、ショートパンツなどでは入れないこともあります。ですので、寺院等の宗教関係の場所に行く際には服装に注意してください。
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物価が安いってほんと?【バンコクの物価】
バンコクの物価は安いというイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。私もバンコクに行く前は同じイメージをしていました。
実際に行ってみると、想像どうりかそれ以上に物価は安く、旅行中に現地でかかる費用は安く抑えることができました。
物価の安いバンコクでぜひ豪遊してみてください!
※1バーツ3.5円で計算しています。
バンコクの物価~飲食費~
飲み物の料金目安
バンコクの飲み物の物価はさすがタイということもあって日本と比べると安いです!
しかし思ったほど安くないと感じることもありました。
以下は主に買った飲み物の物価です。
ミネラルウォーター:15バーツ(約50円)
お茶:35バーツ(約120円)
コーラ:30バーツ(約100円)
缶コーヒー:30バーツ〜(約100円〜)
ビール:40バーツ〜(約150円〜)
ビールが思ったより高かったです。同じ東南アジアでもフィリピンではお店で買えば60円くらいでした。
1本150円ですと、日本のスーパーで買うビールと大差のない物価に感じますね。
コンビニ料金目安
バンコクにあるコンビニはほとんどがセブンイレブンでした。ローソンもたまにありますが、扱っている商品にも特に違いはありません。
僕が購入した商品の値段はこれくらいでした。
スナック菓子:20バーツ〜(約70円〜)
ポッキー:20バーツ(約70円)
ハイチュウ:20バーツ(約70円)
カップラーメン:25バーツ〜(約90円〜)
弁当:40バーツ前後(約140円)
日本と比べると少し安いと感じました。お弁当に関しては特に安く、バンコクの物価の安さを思い知らされました!
見てください。この毒々しいおにぎりを。
こちらはタイのローソン限定の富士山おにぎりです。
おにぎりはだいたい30バーツ(約100円)で、日本の物価と大差ありません。
味は......。
いろいろな種類の飲み物がありました。
こういったミルクタイプの飲み物は比較的安いですね。
だいたい50円ほどでありました!
屋台の料金目安
バンコクと言えば屋台。屋台といえば安いイメージですよね。屋台があるからこそ食事の物価が安いイメージがつくかと思います。
豚串:約10バーツ(約35円)
焼き鳥:約10バーツ(約35円)
カオマンガイ:約45バーツ(約160円)
ガパオライス:約45バーツ(約160円)
パッタイ:約40バーツ(約140円)
チャーハン:約40バーツ(約140円)
安い!!
しかもうまい!
こちらの焼き鳥は1本10バーツ(約35円)です。
日本の焼鳥のように塩やタレではなく、タイならではの味付けでした。
文字に表現しづらいですが、甘辛いようなしょっぱい味で、ご飯やお避けが進みます!
とても美味しいので是非食べてみてください。
じゃーん!
屋台のガパオライスです。
お値段なんと150円ほど!やっぱり本番のガパオライスは格別です。
それにしても、屋台で食べるご飯はお店より安いし、一風変わったおいしさがありますよね。
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こちらの記事ではバンコクの屋台などの物価を詳しく解説しています。
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タイ料理の料金目安
ではバンコクにあるレストランの物価も見てみましょう。屋台よりは断然高くなり、日本と変わりないように感じました。
日本のタイ料理レストランでもメジャーな料理の値段は以下です。
トムヤンクン:約200バーツ(約700円)
パッポンカレー:約200バーツ(約700円)
ソムタム:約100バーツ(約350円)
タイスキ:約300バーツ(約1050円)
やっぱりグリーンカレーはおいしいです。
だいたい1000円くらいでしょうか。日本と同じですね!
ただしここはバンコクでも観光客向けのレストランなので、料金設定は高めです。
ローカルのレストランだと300円くらいなので、安いです!
本場というだけあり味は少し違う気がします。
塩気がすくない気がしました!
レストランの料金は一概には言えないですが、現地の観光客向けのレストランであれば日本にあるタイ料理レストランの値段とほぼ同じと考えていいでしょう。
ローカルのレストランであれば、日本の相場の半分ほど。
屋台よりは少し高いです!
どこも美味しかったです!
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バンコクの物価~交通費~
交通手段の費用も日本に比べてかなり安いです。どの方法でも日本より安いです!
タクシー(初乗り料金1kmまで):35バーツ(約120円)
トゥクトゥク(1kmほど:30~40バーツ(約100円~140円)
電車:16バーツ~(約60円)
市内の路線バス(公営バス):6.5バーツ(約23円)
タクシー
旅行で行かれる方はタクシーを使うことが多いかと思います。
私はタクシーばかり利用していました。
タクシーを利用する際は注意点があり、必ずメーターを使っているかを確かめてください。稀にメーターを使わないドライバーや改造してメーターが早く上がるようになっているものを使っているドライバーがいるので、少しでも怪しいと思ったら尋ねてみるか、違うタクシーに乗り換えるかして、ぼったくりにあわないように注意してください。
また、バンコクのタクシーには何種類かの色がありました。
黄色や緑など乗ってみましたが違いはありません。
1メーター(1km)は35バーツ(約120円)で、その後10kmまでは1kmごとに5.5バーツ(約20円)あがります。
バンコクのタクシーは日本のタクシーと違い、距離が伸びるごとに1メーターの値段が上がります!
無いとは思いますが、80km以上の移動の場合、1メーターが10.5バーツ(約40円)となります。
それでも日本と比べたら安いうえに、そんな機会はあまりないと思うのでそこまで木にしなくてもいいかもしれません。
値段交渉もできるので、ある程度距離を把握していたら最初に金額を決めて運転してもらうのも良いですね。
少しだけ値段が上がってしまいますが、手の一つです。
トゥクトゥク
タイの乗り物といえばトゥクトゥクですよね!
意外にも、トゥクトゥクとタクシーの値段は変わりません。
1kmほどで120円なので、タクシーと同じです。
こちらはどちらかといえば近距離用タクシーですね。
数も多いので、少しの移動であればトゥクトゥクの方が簡単にとめることもできるのでおすすめです!
見たとおり、吹きさらしなので雨の日はあまりおすすめしません!
荷物も落とさないように気をつけてくださいね。
バンコクの物価~夜遊び編~
やってまいりました、皆さん気になるバンコクの夜遊びの物価です!
男性の方はバンコク旅行では夜遊びは絶対しますよね!
どれくらいかかるのか見ていきましょう。
意外なほど安くないがサービスは格別
バンコクの夜遊びと言えばゴーゴーバーなどのキャバクラですよね。
1セット1時間のところがほとんどで、だいたい2000円からです。
女の子にお酒を飲ますともっとかかりますが、それでも日本のキャバクラより安いですし、なんといっても楽しさが違う!
横についてくれて、ゲームなどを楽しめます。
日本語を少し話せる女性も多いので、心配せずに楽しめますよ。
「ようこそ」という看板もありました。
セクシーなポールダンスショーがあるゴーゴーバーも多いです!
1万円も用意すればたっぷり楽しめるので是非どうぞ!
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女子旅や一人旅でも大丈夫?【バンコクの治安】
基本的にバンコクの治安はいいと言われています。しかし、治安が良いとはいっても絶対に安全というわけではなく、スリ・置き引き・ぼったくりは犯罪件数が多く、観光客が被害にあう可能性はあります。しかし、それはバンコクに限らず、他の国でも同じですし、日本でも同じことが言えますよね。海外旅行に来ているという考えをもち、海外での気を付け方をしていると防げる場合がほとんどです。
実際、バンコクは「バックパッカーの聖地」と言われており、ひとり旅や女子旅、女性一人で訪れる方も多いほど治安が良い国です。
ですので、最低限の注意さえしていれば、被害にあうことなく安心して観光することができます。
バンコクの治安対策!特に注意すべきエリア
治安が良いといっても観光客はターゲットにされやすいです。観光する際により注意すべき場所をまとめておきますので、これらに行く際にはいつも以上に周りに注意を払ってくださいね。
寺院などの観光名所
バンコク市内には寺院などの観光名所が多くあります。それらの寺院や世界遺産であるアユタヤ遺跡などでは観光客を狙った犯罪が今だに行われています。自分の荷物、特に貴重品からは目を離さないようにしましょう。バックパックなど背中に背負うものは前にかけるだけでも十分被害を防ぐことができます。
タクシー
タクシーに乗る際にも注意が必要です。
直接的なひったくりやスリなどの可能性は低いですが、タクシー代金のぼったくりの被害が稀にあります。メーターを使わず、口頭で高い値段を請求してくる場合とメーターを改造して料金がとんでもない速さで上がっていく場合の2パターンが多いです。
タクシーに乗って一番初めにメーターが正常か確認しましょう。
パッポン通り
特に注意しないといけないエリアはナイトマーケットやバーなどで人気のスポット「パッポン通り」です。
バンコクの夜の繁華街です。日本でも同じですが、やはり夜の繁華街には危険はあります。一人で行くのは危険です。特に女性の方は一人で行くのは控えてください。
夜出歩くときは数人で行動し、裏路地や怪しいお店に行かないように注意さえしていれば楽しい観光スポットですので、十分に気をつけて行動するようにしましょう。
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次の旅行はバンコクに行こう!
いかがでしたか?バンコクの基本情報を知っていただけましたでしょうか?
バンコクは物価が安いので低予算で行くことができ、日本からも近くて気軽に行ける海外旅行先ですよね。
また、乾季の時期だと日本の夏よりも過ごしやすく、快適な時間を過ごせるのでおすすめです。
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