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タイ観光で行ってみたい魅惑の水上マーケット3選!ボートの上でのショッピング?アクセス方法など!
運河沿いや船上で南国フルーツや屋台料理などを売っている様子を、ボートに揺られながらのんびりと眺めることのできるタイの水上マーケットは、タイを旅行するなら一度は行きたい人気の観光スポットです。そんなタイの水上マーケットを実際に訪れた経験を元に詳しくご紹介します!
この記事に登場する専門家
北京生活10年以上・アジア大好きライター
るいすい
水上マーケットって?
みなさま、こんにちは!るいすいです。
タイ旅行に来たら、せっかくですからタイらしい雰囲気を味わいたいですよね。そんな方におすすめしたいのは水上マーケットです。
水上マーケットとは新鮮な野菜や果物、魚介類や生活雑貨など、ありとあらゆる品物を乗せたボートが水路を行き交い、岸にいる客と売り買いをしているマーケットのことです。
また、タイの首都バンコクは、かつて「東洋のベニス」ともよばれ、街中に張り巡られた運河によって水上交通が発展を遂げてきました。
水上マーケットはタイの伝統文化の一つなのです。
タイの水上マーケットをご紹介
水上マーケットでは、観光客は運河沿いで買い物をするだけでなく、ボートに乗って水路を巡ることもできるので、ぜひとも水上から眺めたいものです。
タイには、観光客が多く集まる人気のマーケットから、地元の人が通うローカルなマーケットまで、いくつもの水上マーケットが点在しています。
その中でも比較的旅行客がアクセスしやすい水上マーケットをご紹介します!
タイで一番人気【ダムヌンサドゥアック水上マーケット】
ダムヌンサドゥアック水上マーケットは、タイで最も有名で人気のある水上マーケットで、世界中から観光客が訪れています。
バンコクから南西約80kmのところに位置し、毎日早朝から開催されており、マーケット内は熱気と活気にあふれています。
運河沿いの両岸に所狭しと店が立ち並び、水路を行き交う手漕ぎボートでも、肉、魚、南国フルーツなどの生鮮食品や食料品、生活雑貨など様々な品物を販売しています。
ダムヌンサドゥアック水上マーケット(Damnoen Saduak Floating Market)の詳細情報
営業時間:毎日、午前6:00~11:00
住所:Damnoen Saduak Ratchaburi
アクセス:バンコク市内から車で南西へ約1時間半、または南バスターミナル(サーイ・ターイ)から路線バスで約2時間
ライトアップが見ごたえある【アンパワー水上マーケット】
アンパワー水上マーケットは、現地タイ人から人気の水上マーケットで、まるで縁日のように常に地元の人たちであふれています。
バンコクから南西約90kmのところに位置し、金曜日から日曜日のみ開催され、15時から賑わい始めます。
全長およそ500mのアンパワー水上マーケットの運河沿いには、水上生活を続けている古い伝統家屋や長屋があるので、何とも言えない情緒があり昔ながらのタイを感じられます。
また、夕方から夜にかけてライトアップされる水上マーケットは幻想的な趣があります。
アンパワー水上マーケット(Amphawa Floating Market)の詳細情報
営業時間:毎週金曜日から日曜日のみ 、15:00~21:00
住所:Amphawa, Samut Songkram
アクセス:バンコク市内から南西へ車で約1時間半、もしくは南バスターミナルから[BKK-Amphawa-Damnoen Saduak]路線のバスでアンパワーで下車、徒歩約15分
ローカル感を求める方へ【タリンチャン水上マーケット】
タリンチャン水上マーケットは、バンコク市内から約12㎞と一番近く、ローカル色の強い小規模ながらも活気のある水上マーケットです。
現地タイ人が通うこちらは、他とは異なりさほど観光地化されていないので、ディープなタイを感じたい方にピッタリです。
ここでの見所は、水上レストランにて食事をしたり、ロングテールボートと呼ばれるボートに乗って水路を巡るボートツアーです。
また、この水上マーケットのすぐそばにタイ国鉄の線路があり、この鉄橋の上から水上マーケットを見渡すこともできます。
その際はくれぐれも走ってくる列車に気を付けてくださいね。
タリンチャン水上マーケット(Taling Chan floating market)の詳細情報
営業時間:土日、8:00 ~ 17:00
住所:324 Chakphra Rd. Talingchan
アクセス:車で約30~40分、セントラルワールドの前のバス停から79番のバスで約40分、チャクプラ通りで下車、左折して緑のアーケード(入口)をめざして徒歩数分
なかでもイチオシの水上マーケットは?
世界中から観光客が訪れ、毎日開催のダムヌンサドゥアックの水上マーケットがイチオシです。
旅行中はなにかとスケジュールがタイトなことも多く、時間がいくらあっても足りないですよね。
そんな中、ダムヌンサドゥアックでは毎日開催しているので、どの日にしても水上マーケットを楽しむことができます。
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実際に水上マーケットツアーに参加して、実況
それでは、実際に体験したダムヌンサドゥアックの水上マーケットのツアーの参加レポートをお伝えします!
まずはじめはココナッツファームへ
朝早く滞在ホテルにピックアップに来てくれたミニバンに乗って、水上マーケットへ向かいます。
このツアーでは水上マーケットへ向かう前に、ココナッツファームへ寄り、ココナッツについていろいろな説明を聞くことができます。
また、ヤシの砂糖を作る様子などを見学でき、実際にかわいい形のココナッツシュガーが販売されていて、試食後、購入している観光客もいました。
水上マーケットまでは、エンジンボートに乗って
ココナッツファームを後にし、車に揺られた後、エンジンボートに乗って、ダムヌンサドゥアックの水上マーケットに向かいます。
どのように進むか全くわからず、縦横無尽に張り巡らされた水路はまるで迷路のよう!
想像寄りも幅広い水路を、風を切って高速で進むエンジンボートは、涼しくてちょっとスリリング。
水路を移動しながら、現地の人の生活を垣間見れる
実際に現地の人々が使っている水路を移動するので、水路両サイドに現地の方の生活が垣間見れます。
川の水すれすれに建っている高床式の木造家屋を次々と通り過ぎて行くうちに、質素だったり豪華だったりと、大小様々な家屋を見ることができ、普段はなかなか目にすることのない興味深い景色が続きました。
タイらしい風景を発見!
タイでは至る所で目にすることができる祠(ほこら)は、ここでもたくさん見られます。
家屋と同じく、質素なものから華美なものまで大小様々です。
祠はその土地の神様、もしくは精霊を祀るために置かれています。
とうとう水上マーケットに到着!
水門が見えてくると水上マーケットに到着です。
水門の上には英語でダムヌンサドゥアックの文字が見えるのがわかりますでしょうか。
はやる気持ちを抑えながら入口をボートでくぐります。
ここで一度下船して、水上マーケット内を見学します。
船着き場にはフルーツやスナックなどを売っている船が停まっているので、購入することもできます。
階段を上がった2階にはタイの民族衣装などを販売しているお土産屋さん、休憩所、食堂などもあります。
また、 2階からはたくさんの小船が水路を進んでいく様を覗くこともできます。
手漕ぎボートに乗って、水上マーケット内をのんびりと
今度は現地の方が漕ぐ手漕ぎボートに乗って、水上マーケットを水路から楽しみます。
スピードのあった先ほどとは異なり、ゆっくりと揺られながら進みます。
両岸にはいろいろな雑貨を売っているお店が所狭しと並んでいます。
タイの民族工芸、象をモチーフにしたTシャツ、帽子やバッグ、かわいらしい小物などが見えてきます。
中には昆虫標本など珍しいものも。
しばらく眺めているとビックリ!なんと黄金の仏像も売っていました。
水上マーケットで仏像が売られているなんて、タイならですね。
同じ状な小舟に乗って果物売りがやってきました。
この船ではミネラルウォーターやココナッツウォーターなどを販売しています。
ご希望の方は自由に購入することもできます。
他にもタイ雑貨を売っている船、タイのポピュラーな屋台スイーツであるバナナを油で揚げた「フライドバナナ」を販売している商船が通り過ぎました。
マーケット内の水路は決して狭いわけではないと思うのですが、いく艘もの小舟がすれ違うので、ぶつからないかちょっとハラハラドキドキ。
船頭さんはそんなことはものともせず、上手に漕いでくれるので、船の進みが止まることはありませんでした。
水門を超えて終点に来てしまいました。
名残惜しい気持ちのまま下船し、お土産屋さんを通って外に出ると、楽しかったダムヌンサドゥアック水上マーケットのツアーはとうとう終了です。
後は、ミニバンでバンコク市内に向かい、ツアーにてランチを予約したレストランか指定ホテルにて解散となります。
存分にタイ文化を満喫し、タイ旅行でのとても貴重な体験ができました!
水上マーケットをより楽しむために
現地ツアーを利用する方が楽
水上マーケットへは、旅行会社などが行なっている現地ツアーを利用するのをおすすめします。
なぜならほとんどの水上マーケットはバンコク郊外にあるため、市内から距離もあり、朝早く行かなければならないことも多く、生き方を調べて自力で行き、帰ってくるのは少々大変です。
そして水上マーケットで実際に船に乗るためには、自身で交渉しなければならないので、ツアーでお任せした方が楽かもしれません。
購入の際はチェックするのを忘れずに
屋台料理や果物など、口にするものを購入する際は、食材の扱い方や状態をご自身の目でよくチェックしてからご購入下さい。
タイの暑さのせいで衛生状態が悪くなっているものもあります。知らずに購入して食べてしまい、おなかを壊してしまっては大変です。
小額紙幣を用意すると便利
また、食べ物に限らず何かを購入の際は、カードは使えず、現金のみとなります。
大きな額の紙幣を使うとお釣りが出せない場合がありますので、小額紙幣を用意して持っていくと、支払いもスムーズに行うことができるので便利です。
そして値段交渉するのもお忘れなく。
暑さ対策が必要
水上マーケット内では乗っている船がゆっくり進むため、風も通りにくく、湿度の高いタイでは暑さがこもりやすくなっています。
また水上にいると直射日光を避けることができません。
どうぞ熱中症に気を付けて、こまめに水分を補給し、涼しい恰好、冷感グッズ等で暑さ対策をされることをおすすめします。
タイに来たらやっぱり水上マーケット
いかがでしょうか?
タイらしい雰囲気を味わいながら、アトラクション感覚で楽しめる水上マーケットは本当におすすめです。
ここでステキな思い出と珍しいお土産が手に入るかもしれません。
どうぞこの記事がみなさまの旅のお役に立てますように!
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