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Categoryタイ

チェンマイを一人旅!東南アジアを制覇した筆者が解説するチェンマイの歩き方

海外一人旅は緊張することが多いもの。見ず知らずの土地で戸惑う事もあり、トラブルに巻き込まれてしまう事もあるでしょう。出来るだけそういったことを防ぐためにも事前情報を収集しておく事も大切です。 今回はチェンマイ好きがチェンマイでの一人旅の歩き方を紹介します。

この記事に登場する専門家

藤原卓志のサムネイル画像

東南アジアをほぼ制覇!海を愛する自然派ライター

藤原卓志

北海道と海外を往復する旅人。東南アジアをこよなく愛しており、チェンマイが第2の故郷。今年はバリとチェンマイに渡航予定。生粋の島好き。

「北方のバラ」チェンマイを一人旅でも満喫する歩き方

チェンマイの街並み

こんにちは。藤原卓志です。日本からも近くてアクセスしやすい国といえばタイを想像する人も多いのではないでしょうか。そんなタイの中でも、旅人の中で過ごしやすく人気が集まってきているのが「チェンマイ」という都市です。


今回はそんなチェンマイを一人旅で歩く場合、どんなことを注意すべきなのか、どんなところがおすすめなのかについて紹介します。

【チェンマイ一人旅のポイント①】チェンマイの治安はかなり良い

海外に一人旅で渡航する際に気になるのは「治安」ですよね。一人旅に行ってトラブルに巻き込まれてしまった際には助けてくれる人はいないため、出来るだけ安全に過ごしたいですよね。


チェンマイの治安は比較的安全です。外務省の情報をチェックしても危険な情報は出ておらず、安心して渡航することができます。


感染症やぼったくりなどの勧告もなく、一人旅や初めての旅でおすすめの旅先です。

最低限の注意は必要

ただし、あくまで海外なので日本と同様な生活をしているとトラブルにあう可能性があります。財布をポケットに入れないなどの最低限の対策はしましょう。


また、女性関連のトラブルは多いです。飲み屋に入った際にぼったくりに遭遇したというケースもあるので、一人旅でなくても、女性がらみのトラブルは注意しましょう。


有名なロイクロー通りやナイトバザール周辺の飲み屋だと、安全な飲み屋が多いですが、トゥクトゥクの運転手が案内する飲み屋は危険なケースがあります。

【チェンマイ一人旅のポイント②】市内の移動手段はソンテウを使おう

チェンマイの道路

チェンマイはそこまで大きな都市ではありません。電車などは走っていないため移動手段は限られてきます。


チェンマイ市内には「ソンテウ」と呼ばれる乗合タクシーが運行しています。乗客の目的地を聞いて、先客の目的地から順番に訪れるタクシーです。


運賃料金は20〜100バーツ(約70〜350円)が平均的な料金で、ぼったくりに遭う可能性もあるので、値段交渉はしっかり行いましょう。


色によって、運行ルートが異なるのでチェックしておく必要があります。

移動代を抑えたいのであればレンタルバイクで。

チェンマイの市街地でレンタルバイクを貸し出ししているお店もあります。お店によって価格は異なりますが、1日100バーツ〜200バーツ(約350〜700円)でレンタルできます。


細い道も多いチェンマイですが、レンタルバイクだとスイスイ移動が可能で、チェンマイを移動するのには最適です。


一人旅の場合はレンタルバイクの方が使い勝手が全体的に良いかもしれません。

【チェンマイ一人旅のポイント③】気になるチェンマイの食事情

チェンマイのショッピングモール

”グルメ”を旅先の楽しみとして期待している人も多いのではないでしょうか。チェンマイも北タイ料理が有名で、グルメ好きからの評価が高いエリアです。


チェンマイの中でも一人旅でも入りやすく、特に美味しく一度は食べてほしい料理をいくつか紹介します。

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チェンマイのオススメ料理①:ココナッツ風味のカレーヌードル「カオソーイ」

カオソーイ

カオソーイはタイ北部で親しまれている家庭料理で、ココナッツミルクが入ったカレースープに茹でた麺と揚げた麺を加えた料理。


辛いようにも感じるがココナッツミルクがまろやかで、とても美味しいです!筆者が最も愛するタイ料理なので、一人旅でなくても是非とも一度食べてみてほしいです。

カオソーイが美味しいレストラン

カオソーイが美味しいレストランの中でも美味しいのが「Chompor Lanna Restaurant」です。


チェンマイの旧市街の中心地にあるレストランなので、アクセスも良いため、一人旅以外でも使えます!


居心地も良いことからランチにきてゆっくり過ごす方もも多いようです。


  • 住所 27 soi 12 Phrokklao Road Tambon Si Phum, muang Chang Wat Chiang Mai 50200
  • アクセス 旧市街地のワットプラシンから徒歩5分
  • 営業時間 11:00〜21:30
  • 予算 一人300バーツ(約1000円)
  • ウェブサイト 

チェンマイのオススメ料理②:ビールのお供に「サイウア」

サイウアはレッドカレー風味のソーセージで別名「チェンマイソーセージ」と呼ばれています。


チェンマイのコンビニにも置いてあり、ビールのおつまみにも適しています。


暑いチェンマイでサイウアと一緒にビールを飲むのは最高なので、試してみてください。

サイウアが美味しいレストラン

サイウアを食べるなら「Huen Phen」がおすすめです。老舗のレストランで、ここのサイウアは絶品。


一度食べるとハマること間違いなしです。ビールを一緒に頼むことができますし、モチ米と一緒に食べるとより美味しいです。



こちらのレストランも旧市街地の中心にあるので、ナイトマーケットのついでに寄ると良いでしょう。


  • 住所 112 Ratchamanka Rd, Tambon Phra Sing, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200
  • アクセス 旧市街地中心地から徒歩圏内
  • 営業時間 8:30〜16:00, 17:00〜22:00
  • 予算 500バーツ(約1500円)

チェンマイのオススメ料理③:ポピュラーなチェンマイ料理「ゲーン・ホ」

ゲーン・ホはチェンマイの中でも慣れ親しんだ料理で、カレーの定番食材が入っている春雨料理。


マーケットや屋台で販売されることがメインなので、ちょっとした出先で食べることができます。


元々は「余った食材をなんでも放り込むもの」だったようで、食材などはあまり定義されていない不思議な料理です。

ゲーン・ホが美味しいレストラン

チェンマイ市街地の北西部にある「Baan Suan」は古くからある地元の人でも慣れ親しんだレストラン。


店内はかなり広く、テラス席でゆったりと過ごすことができます。

一人旅以外でも使えますよ!


現地の人が常に食べている味が食べられてメニューの数も多いので、チェンマイの料理を満喫したい人におすすめのレストランです。


  • 住所 25 Moo 3 T.San-Phi-Sua, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 
  • アクセス 旧市街地から車で20分
  • 営業時間 11時00分~14時00分 18時00分~22時00分
  • 予算 1000バーツ(約3000円)

【チェンマイ一人旅のポイント④】一人旅でも楽しめる観光スポット

ワット・プラシン

チェンマイには観光スポットも多数存在します。一人で行っても楽しめる観光スポットが多いため、一人旅でもワクワクすること間違いなし!


そんな中でもチェンマイに訪れた際には必ず訪れてほしい観光スポットを紹介します!

ニマンヘミン通り

ニマンヘミン通りのスターバックス

チェンマイの中でもおしゃれなスポットとして知られており、カフェや雑貨屋、レストランもたくさん立ち並んでいます。


チェンマイの代官山と呼ばれており、インスタ映えのスポットも多いエリアなので、女子ウケも抜群です。一人旅の際、ショッピングやカフェでリラックスしたい人はニマンヘミン通りに行けば間違い無いでしょう。


  • 住所 Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang MaiChang Wat Chiang Mai
  • アクセス 旧市街地から車で約10分
  • 営業時間 なし
  • 予算 1000バーツ(約3000円)

ワットプラタート・ドイステープ

チェンマイの山を登っていくと見えてくる「ワットプラタート。ドイステープ」はチェンマイ市民がお祈りを捧げる神聖な場所です。


市街地からはソンテウで40分程度でアクセスできるので、一人旅でも簡単にアクセスできる観光地となっています。


しかし、神聖な場所であるためルールは守る必要がありません。寺院の中は土足厳禁だったり、露出が多いのがNGだったりなど、観光客でもルールを守る必要があるので注意しましょう。


  • 住所 ตำบลสุเทพ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50200
  • アクセス 旧市街地から車で約45分
  • 営業時間 8:00~18:00
  • 入場料 30バーツ(約100円)

ウィークエンドマーケット

ウィークエンドマーケット

ウィークエンドマーケットは毎週末チェンマイの旧市街地で行われるナイトマーケットで、多くの人で賑わいます。

チェンマイでお土産を購入するにはもってこいの場所となっているので、こちらで購入すると良いでしょう。


また、マーケットによって開催される場所も異なるため、勘違いしないようにしよう。

  • ナイトバザール→チャンクラン通り
  • サタデーマーケット→ウア・ラーイ通り
  • サンデーマーケット→サンデーマーケット

が「ナイトマーケット」として扱われます。

ナイトバザール

  • 住所 285/12 ถนน ช้างคลาน ตำบล ช้างคลาน อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50100
  • アクセス 旧市街地から車で10分
  • 営業時間 17:00〜0:00
  • 予算 1000バーツ(約3000円)

サタデーマーケット

  • 住所 wualai road,Mueang Chiang Mai District Chiang Mai 50100
  • アクセス 旧市街地から徒歩5分
  • 営業時間 毎週土曜日 17:00〜22:00
  • 予算 1000バーツ(約3000円)
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Google マップ

サタデーマーケット

goo.gl

サンデーマーケット

サンデーマーケット
  • 住所 82 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
  • アクセス 旧市街地から徒歩で3分
  • 営業時間 17:00〜22:00
  • 予算 1000バーツ(約3000円)

【チェンマイ一人旅のポイント⑤】渡航時期によっては天候に注意

乾季のチェンマイ

東南アジアは日本と違い、雨季と乾季が存在します。訪れるシーズンによって、大きく異なってくるため、渡航シーズンによって服装を変える必要があります。


どの程度の荷物が必要なのかによって、準備すべきものも異なるので渡航シーズンを必ずチェックしましょう。


雨季のシーズンは5月下旬〜10月までとなっています。5、6月はそこまで多くはありませんが、7、8、9、10月は土砂降りになることも多いので注意しましょう。


上記で説明したシーズン以外がベストシーズンで、1年間通して気温は30度前後となっています。しかし、クーラーの風にあたることも多いので羽織るものも持っていきましょう。


一人旅で風邪を引いてしまうと、せっかくの旅も台無しです。しっかり防寒着や雨具を持っていきましょう。

雨季のシーズンは雨具が必須!

雨季のシーズンには1日に1回必ずと言っていいほどに雨が降ります。なので、雨季のシーズンに一人旅でチェンマイに行くのであれば、かっぱや傘などの雨具を持っていきましょう。


降る雨も強いため、傘で防ぎきれない可能性もあります。かっぱを持っていくのがベストかもしれません。現地でも購入できるので、持っていない人は現地で購入しましょう。

【チェンマイ一人旅のポイント⑥】死ぬまでに一度は訪れたいコムローイ

チェンマイが多くの観光客で盛り上がる時期があります。それがコムローイと呼ばれるお祭りの時期です。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルにもなったお祭りで日本からも多くの観光客が訪れます。


コムローイの時期は毎年11月に行われており、1名1万円前後でチケットを購入できます。チケットはタイの旅行会社に問い合わせて購入できます。


オススメはCMstayと呼ばれる旅行会社です。

http://www.cmstay.com/



持ち物に関しては、防寒のための羽織るものや暗い道を照らすライトなども持っていくと良いでしょう。

2020年のコムローイはいつなのか。

2020年に行われるコムローイは10月31日となっています。そのため、早めに航空券を購入しないと、この時期の航空券を覗いてみると高騰しています。


滞在を長くして早めにチェンマイに入っておくのもありでしょう。

【チェンマイ一人旅のポイント⑦】他の地域よりも航空券が安く手に入る

参考※コムローイ時期の航空券の価格
引用:https://www.skyscanner.jp/

タイは日本から近いため、安い価格の航空券で訪れることが可能です。海外にいきたいけどなかなかお金が貯まらないという人でも訪れることができる国なので、一人旅にもおすすめです。


LCCも運行しており、往復で3万円以内に訪れることも可能なので、学生などでも行きやすい国と言えるでしょう。


オススメの航空券検索サイトは「skyscanner」です。しかし、価格は若干高い可能性があるので、「skyscanner」でキャリアを調べて、そのキャリアのサイトでの価格も調べた方が良いでしょう。

チェンマイの情報を見る

チェンマイでゆったりと一人旅を。

飛行機から見たチェンマイ

今回紹介したのはチェンマイの魅力の一部でしかありません。まだまだ我々も知らないようなチェンマイの魅力がたくさん存在します。バンコクのように栄えているわけではありませんが、田舎らしい落ち着いた雰囲気を楽しみたいならチェンマイに決まりです!


日本からも格安で、なおかつ短時間でアクセスできるので、ちょっとした休暇のタイミングで一人旅に訪れてみても良いでしょう。