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香港通が紹介するスイーツ11選!インスタ映えする伝統的な香港のスイーツに新旋風が!
香港スイーツというとマンゴープリンやエッグタルト、健康によさそうなドリンクなどが思い浮かびますよね。でも近年、香港のスイーツにも「進化系」が登場したようです。日本未上陸のアイスが上陸したり、伝統的スイーツにも変化が?香港スイーツの最新情報をご紹介します。
この記事に登場する専門家
香港好きライター
zuenmei
香港のスイーツといえば何?
こんにちは!香港のとくにスイーツを愛するライターのzuenmeiです。
香港のスイーツといえば、伝統的なマンゴープリンやココナツプリン、タピオカ系ドリンクや亀ゼリーが思い浮かびますよね。
でも雑誌で紹介されている以外にも安くて美味しいスイーツがたくさんあります。それに伝統的スイーツも近年、変化の波が押し寄せてきているようなのです。ここでは香港スイーツの最新情報に迫ってみたいと思います!
香港のスイーツはどこで食べられる?
それでは香港のスイーツはどこで食べられるのでしょうか?
スイーツ専門店
香港スイーツを食べたければまず、糖朝や許留山などのスイーツ専門店に行きましょう!食べ歩きでちょっとずつ食べ比べするのもいいかも知れません。
ただ、これらのお店も日本ではスイーツで有名ですが、スイーツを専門にしているわけではなく、食事も出すお店なのです。食事もとても美味しいのでスイーツの前にたべてみることがおすすめです!
茶餐庁・レストラン
香港式喫茶店+レストランの茶餐庁でもスイーツを食べることができます。でも若干、上の糖朝や許留山よりは種類が少ないかも知れません。
また、欧米型の食文化なので、香港の茶餐庁以外のレストランでも必ずスイーツはあります。ただし、香港独特のスイーツはあまりないかも知れません。
スーパー、コンビニなど
スーパーやコンビニでもスイーツを買うことができます。特に香港はフリーポートなので、輸入品のアイスクリームやチョコレートは日本より安く買うことができますのでおすすめです。
これは食べずに帰れない!スイーツ専門店のおすすめ香港スイーツ
香港のスイーツ専門店といえば日本人好みの「許留山」(ホイラウサン)や日本でもおなじみの「糖朝」があります。香港のスイーツ専門店にはどのようなスイーツがあるのでしょうか?
専門店のおすすめスイーツ①マンゴープリン【糖朝】
香港のスイーツといえば、王道はこのマンゴープリンでしょう。中でも日本でも有名な「糖朝」のものはマンゴーの果肉もごろごろ入っていて美味しいです。
甘酸っぱいマンゴープリンの上からエバミルクをかけることで、甘さに深みが出る感じです。お値段は日本の糖朝だと700円くらいですが、香港では約半額の25HKドル位で食べられるのも嬉しいですね。
【糖朝】の最新情報
専門店のおすすめスイーツ②楊枝甘露【許留山】
楊枝甘露(よんちーかんろ)は、マンゴー、ポメロ(大玉みかんの一種)、タピオカ、ココナツミルク、コンデンスミルクを合わせたデザート。
香港で食べるスイーツと言えば、圧倒的にマンゴープリンが人気ですが、いちどこの「楊枝甘露」を食べてみて下さい!すっぱ甘いフレーバーが病みつきになりますよ。
この楊枝甘露は、たいてい香港のスイーツ専門店なら置いていますが、やはり行き慣れた「許留山(ホイラウサン)」は安心。ボリュームもたっぷりなので、にっこり笑顔になってしまっているのがわかります。お値段は約30HKドル(約450円)
【許留山】の詳細情報
おすすめスイーツ③進化系エッグワッフル【Barista by Givrés】
伝統的な香港のスイーツ「エッグワッフル」が進化しました!エッグワッフルにバラの花びらがついて、とってもオシャレですがこのバラはジェラートで出来ているのです。
常時10種類あるジェラートから選んでエッグワッフルにトッピングできるのだとか。
実はこのエッグワッフルにジェラートを乗せるスタイルは、NYでも流行中なのです。エッグワッフルは香港の伝統的なスイーツだけに、NYでも流行しているというのが面白いですね!
【Barista by Givrés】の詳細情報
AIちゃんのお店の#エッグワッフル は
— ルウ☃崩壊3rd(バーチャル垢) (@louplinerevo) September 19, 2019
いたってシンプルΨ( 'ч' ☆)
てかプレーン⁉️
【香港スイーツ最前線】ワッフル生地でアイスを包んだスイーツ エッグワッフルがNYで大流行! 見た目も可愛いしめちゃんこおいしそうだよぉおぉ! | Pouch ポーチhttps://t.co/a4QpwcfFNK
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Green tea egg waffle cone! (@ Eggloo in New York, NY) https://t.co/IuuxAFxPHC pic.twitter.com/c967dQT5cf
— Kristin Tangel (@KristinTangel) March 29, 2016
おすすめスイーツ④日本未上陸のアイス【Emack & Bolio's】
香港は日本よりも、欧米系のスイーツの上陸が早い気がします。
アメリカ・ボストン発で日本未上陸のアイスクリームショップ〈Emack & Bolio's〉もそのひとつ。すでに香港には4店舗があります。
写真を見てもわかるとおり、カラフルなシリアルのパフをトッピングしているので、ビジュアルがとてもきれいでインスタ映えしそうです!
コーンの価格が15-20HKドル(約210-280円)、アイスクリーム本体が43HKドル(約600円)からと、香港の物価からするととても高いですが、欧米人や流行に敏感な香港の若者がこぞって食べています。
インスタ映えを狙うならアイスは数種類、ネイルの色と色のコーディネートもいいですね!
【Emack & Bolio's】の詳細情報
おすすめスイーツ⑤エッグタルトの進化系・ブリュレエッグタルト【秦昌餅家】
香港では「餅家」とは、ケーキやパン屋さんのことを指します。
「秦昌(タイチョン)餅家」というと、香港を代表するエッグタルトの老舗ですが、現在のメニューはプレーンに加え、牛乳エッグタルト、そしてブリュレエッグタルトがあります。
よく見ると、香港の街のパン屋さんでもプレーンのエッグタルトの他、牛乳やタピオカが入ったものまで、工夫を凝らしています。
エッグタルトの老舗、秦昌餅家のブリュレエッグタルトは注文してから、キャラメリゼするため、熱々のものをいただくことができます。
パリッとしたキャラメルを割ると中はトロ~リとしたカスタードクリーム。この食感の違いがたまりません!お値段は普通のエッグタルトよりも高くて10HKドル(約150円)
【秦昌餅家】の詳細情報
おすすめスイーツ⑥ミルキィーななめらかさがたまらない【牛乳プリン】
香港の牛乳プリンといえば、ウシのマークの義順(イーシュン)牛奶公司!香港の下町、油麻地というところにあります。
ゼラチンなどを使わず、蒸し上げて牛乳のタンパク質だけで固める製法で作る牛乳プリンはなめらかそのもの!
スタンダードな牛乳プリンは「馳名雙皮燉奶」(有名な皮が2枚の牛乳プリンの意)ですが、オーダー時に、日本語で「牛乳プリン」といっても通じる場合があります。18.5HKドル(約260円)
赤のウシマーク入の食器などグッズがあるのも楽しいです!
【義順牛奶公司】の詳細情報
おすすめスイーツ⑦体から熱を逃がす【涼粉】
香港で夏に食べられるデザートに「涼粉」(りょんふぁん)があります。
「清熱」(にきびや吹き出物とかがでると体に熱気があるので、それを冷ます作用)の効果があり、夏によく食べられます。
亀ゼリー同様、味が美味しいからというより、カラダに「熱」がこもったから食べるという感じで香港人に食べられています。いつも体を気遣う香港の人々はさすが医食同源の国ですね。
ピークタワーの中にある「甜密密」(てぃむまっまっ)は内装もレトロでかわいいカフェ。そこで食べた「涼粉」は仙草ゼリーにフルーツなどが盛りあわさっていてさっぱりした味わい。体にやさしい感じのデザートでした。お値段は30HKドル(約450円)位。
【甜密密】の詳細情報
茶餐庁やレストランでも食べられる!おすすめ香港スイーツ
香港スイーツは現地の食堂、茶餐庁(ちゃーちゃんてん)やレストランでも食べることができます!
おすすめスイーツ①香港の村にあるセルフ飲茶屋の【豆腐花】
甘いプルプルした豆腐「豆腐花」は、香港のレストランではたいてい置いていますが、上にかけるもので個性を出しています。
MTR荃湾線とミニバスを乗り継いで行った、セルフ式飲茶の「端記茶楼」では、木の桶に入った豆腐花を自分でよそり、黄色い砂糖をかけていただきます。
この黄色の砂糖が甘すぎず優しい味で、豆腐花の味も消さず、とてもいいお味でした。
お値段は約21HKドル(約300円)
【端記茶楼】の詳細情報
おすすめスイーツ②絶品ワゴン式飲茶屋さんの【しましまスイーツ】
香港で体験したいワゴン式飲茶。「マキシムなら間違いない!」と言われる「美心(マキシム)」グループの「マキシムズ・パレス」の飲茶なら、デザートのスイーツもたくさんあります。
中でもこの羊羹とココナッツプリンが合わさったようなシマシマのデザートは美味でした。1切れがけっこう大きいので、飲茶でいっぱいになったお腹には別腹でもかなり厳しいです。
しかし美味しいのでついついおかわりしてしまいたくなるくらいです。お値段は3枚で21HKドル(約300円)くらいでした。
【マキシムズパレス】の詳細情報
おすすめスイーツ③香港式フレンチトースト
香港人をして「いちばん香港らしいもの」とされる「茶餐庁」は、香港には無数にある喫茶店と食堂が合わさったようなレストランです。
この茶餐庁でたいていおいてあるのが「西多士」(さいとーしー)と呼ばれる、香港式フレンチトーストです。
油麻地駅から歩いて5分ほどのところにある「美都餐室」は香港映画はもちろん、ハリウッド映画にも出たことがある、歴史ある喫茶店です。
見た目はどうみても日本の「厚揚げ」ですが、たっぷりとバターを吸っていて「揚げ焼き」されているので、カロリーはものすごいです。
香港の老舗の冰室(びんさっ)である美都餐室で食べたものは、ひときわ濃厚な味で、香港ミルクティとベストマッチでした。お値段は20HKドル(約300円)ほど。
【美都餐室】の詳細情報
お土産にも自分用にも!スーパーやコンビニで買えるスイーツ
スーパーやコンビニで買えるおすすめスイーツ。特にパークンショップで買える、下記2つはおすすめです!!
おすすめスイーツ①Rindt(リンツ)のチョコレート
こんなところでも香港はフリーポート(関税がない)の威力を発揮します!スイスのプレミアム級チョコレート「Rindt」は日本で買うと小さいものでも500円以上しますが、香港ではなんと日本の3分の2くらいのお値段で買えます。
それに種類もとっても豊富!日本のチョコレートのようにくどさがないというか、すっと口の中で溶ける感じがたまりません。お土産にも、自分用にもおすすめです。いろいろなバリエーションがありますが、「キャラメルシーソルト」がおすすめ!パークンショップにて。
おすすめスイーツ②香港ブランド・Apolloのココナツ風味アイス
そういえば、香港に来たときはミシュランや茶餐庁の食べ物ばかりに気を取られて、コンビニやスーパーのアイスってあまり食べたことがありませんでした。
何気なく買ったApllo(アポロ)ブランドのアイスがとても美味しいことに気づきました!
ココナッツミルクと言うかミルクに近い味で、柔らかいアイスキャンディー。なんと中にココナッツの柔らかい果肉が入っています。さくっとした歯ざわりがいいです!
ミルキーな味やココナッツが大好きな方ならきっと気に入るはず!1本6ドル。パークンショップ他にて。
【パークンショップ】の詳細情報
香港で日本にはないスイーツを食べ尽くそう!
ここでは香港スイーツの最新情報をご紹介しました。
香港では昔からの伝統的なスイーツに加えて、日本未上陸のアイスクリームなども多く、まさにスイーツ天国と言えるでしょう。
お値段は安いものから日本よりも高いものまでいろいろですが、選択肢の幅が広いのがいいですよね。
特にインスタ映えしそうなエッグワッフルや日本未上陸のアイスクリームには要注目です!
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