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八坂庚申堂は京都屈指のSNS映えスポット!アクセス・営業時間・料金など京都人が満喫ポイントを紹介!
東山にある八坂庚申堂は、京都でも指折りの人気スポット。カラフルなくくり猿で飾られた境内がSNS映えしまくりだ、と、近年になって人気に火が付きました。地図ではなかなか見つけられない八坂庚申堂の魅力のアクセス、とっておきの楽しみ方を紹介します。
この記事に登場する専門家
冒険と登山が好きな自転車乗り
うなお丸
八坂庚申堂は京都で大人気のフォトジェニックスポット
こんにちは!うなお丸です。
京都の八坂神社の近くにある「八坂庚申堂」は、大人気のフォトジェニックスポット。
数多くの雑誌に取り上げられたり、近くに庚申堂目当ての観光客に向けたお店がオープンするなど、賑わいを見せています。
土日なんて、お堂の外にまでお参りの列が並ぶほど。
そこまで人気を集める八坂庚申堂は、どんなお堂なのでしょうか。
女子に大人気、八坂庚申堂について紹介します!
八坂神社近くにあるカラフルなお堂
「八坂の塔」や「夢見坂」は、雑誌などでも有名な観光地。
趣のある建物の間に石畳が続く、京都でも有数の人気エリアになっています。
その一角にあるのが、「八坂庚申堂」。
一歩敷地に入ると、お堂を取り巻くカラフルな色に目を奪われます。
八坂庚申堂のカラフルの正体は……「くくり猿」
八坂庚申堂の、とりどりの色。
これは、「くくり猿」と呼ばれる、手足をくくられたお猿の護符です。
八坂庚申堂ばかりではなく、近辺のお店や民家の軒先にも赤いくくり猿が吊り下げられているのを見ることができます。
写真の舞妓は、本物ではなく、舞妓体験着付コースで散策中。
どうして手足がくくられてるの?
くくり猿の手足は、欲望の象徴。
その手足をくくることは、欲望を封印している、自らを制しているという意味をあらわしています。
知ってる?カラフルになったのは最近のこと
八坂庚申堂はのくくり猿は、もともとは赤色が基調となったシンプルなものが大半でした。
色のついたくくり猿が授与されるようになったのは、近年のこと。
さらに、ここ5年、ツイッターやインスタグラムで「SNS映え」「インスタ映え」すると紹介されるようになり、観光客が増えて、カラフルなくくり猿を数多く下げるようになったことで、どんどんカラフルになってきました。
庚申堂の現在の姿は、お堂と観光客が一緒になって作り上げた姿と言えます。
着物✕くくり猿はインスタ映え度100店!
色鮮やかな着物がぴったり
庚申堂のくくり猿と一緒に記念撮影するなら、着物を着ていくのがおすすめ!
昔ながらの正絹の着物も素敵ですが、ポリエステルのレンタル着物もよく映えます。
レンタル着物に多い、ポップな色合いの鮮やかな着物が、くくり猿のカラフルさとぴったりなのです。
八坂庚申堂周りにはレンタル着物店多し
女性に大人気の八坂庚申堂&レンタル着物の組み合わせ。
着物店側もよくそれをわかっていて、庚申堂の周りには、いくつものレンタル着物店が支店を構えています。
庚申堂から徒歩5分以内、というのをウリにしているお店もあり、八坂庚申堂の人気のほどを感じさせます。
八坂エリアには、徒歩で行ける範囲に他にもステキな観光スポットも多く、いろいろと見て回るのにもぴったりなのです。
おすすめレンタル①京越
京越の祇園本店は、八坂庚申堂の目の前。
町家をリフォームした店舗で、風情もばっちりです。
京都着物レンタル京越・祇園本店の詳細情報
おすすめレンタル②レンタルきもの岡本・八坂の塔前店
八坂庚申堂から少し坂を登った先にある、八坂の塔のそばに「八坂の塔前」店があります。
小さな京町家の佇まいがかわいい。
脱いだ洋服や荷物をホテルに届けてくれるサービスがあり、観光したあとはそのままホテルに帰ってくつろげます。
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お参りするならマナーを守ろう
八坂庚申堂は、写真撮影スポットとして建てられた建物ではありません。
庚申信仰のもと、地域の人々に大切にされてきた聖域です。
写真撮影を楽しむ前に、お参りすることをお忘れなく。
また、色とりどりのくくり猿は、すべて参詣者の願いが込められているものなので、いたずらに触らないように気を付けましょう。
また
・大声で騒ぐ
・ベストポジションを長時間占領する
・押しのけ合う
などの迷惑行為もしないようにしてくださいね。
八坂庚申堂は強いパワースポット
ご本尊は青面金剛さま
八坂庚申堂は、日本三庚申の1つに数えられる、平安時代から続く歴史のあるパワースポットです。
日本には、60日に1度、庚申(かのえさる)の暦の晩に、人の身体から三尸という虫が抜け出して、天の神様に人の悪行を伝えてしまうから、三尸が抜け出さないよう夜通し起きている、という信仰があり、「庚申待ち」と言われています。
八坂庚申堂の御本尊、青面金剛さまは、三尸が神様のところへ行く前に食べてしまうと信じられて、厚く信奉されてきました。
我慢をしたら願いごとひとつ
八坂庚申堂にはもう一つ言い伝えがあります。
いろんな欲望を我慢したら、願い事を1つ叶えてくれると言われているのです。
くくり猿に願いを書こう
くくり猿が四肢をくくられて、欲望を封印する形をしているのは、そのため。
授与所でお好みの色のくくり猿(500円)を拝受し、願い事を一つ書いて、境内に吊り下げます。
その後は、自らを律して生活していれば、願いをかなえてくれるという伝承です。
八坂庚申堂のカラフルなくくり猿は、一つ一つ、願い事が込められているものなのですね。
見ざる聞かざる言わざる達を探せ!
庚申信仰と猿の関係
庚申というのは、暦の「かのえさる」のこと。十干の「かのえ」と十二支の「さる」が重なる日のことです。
そこから、八坂庚申堂の使いは「さる」と言われていて、境内には「くくり猿」以外にもあちこちに猿を見つけることができます。
境内に隠れた猿たちがユーモラス
お堂の縁側には三猿の姿。
これは「見ざる聞かざる言わざる」を形にしたもので、余計な物事に関わろうとしない方がいい、という教えを説いています。
これもまた、自分を律している姿と言えます。
大きな香炉の足元や、屋根などにも、ユーモラスな三猿が隠れています。
探してみてくださいね。
神の使い・三猿が捺された御朱印
庚申堂の御朱印にも、神の使いである猿が、三猿として描かれています。
初穂料は300円です。
八坂庚申堂へのアクセス方法
電車駅からのアクセス
京都駅から……タクシーで約10分 1,000円~1,200円
京阪「祇園四条」駅から……徒歩15分
阪急「河原町」駅から……徒歩18分
バスでのアクセス
京都駅から……市バス100・206に乗り「清水道」下車 徒歩3分
大阪から……京阪で「祇園四条」駅下車 市バス207乙に乗り「清水道」下車 徒歩3分
もしくは阪急で「河原町」駅下車 市バス207乙に乗り「清水道」下車 徒歩3分
京都を満喫★人力車
いっそう京都らしい風情を楽しみたいなら、人力車はいかがでしょう。
着物で人力車に乗れば、ちょっと特別な気持ちで観光できます。
八坂庚申堂の近くなら、八坂神社の南門に人力車乗り場がありますよ。
この写真は、八坂の塔へ向かって歩いているところ。車なら通りにくい夢見坂もこのとおりです。
人力車でお堂の門前まで連れて行ってもらえます。
おすすめ人力車サービス:人力車のえびす屋・京都東山店
京都の観光地を知り尽くした、老舗の人力車サービス会社。
観光地について、車夫が話してくれる豆知識も楽しめます。
京都人おすすめ観光ルート
八坂神社~庚申堂コース
八坂神社南楼門から、夢見坂にある八坂庚申堂までは、約400メートル。歩いて10分もかからない距離です。
この地図の下端、「星野町」と書かれているあたりが、八坂庚申堂。楼門から一直線でたどり着けます。
八坂神社は京都を代表する神社の1つですし、途中から道が石畳となり、京都らしい風情を満喫できます。
八坂神社~夢見坂~清水寺コース
東山の2大観光地、八坂神社と清水寺をつなぐルート。
歩いて20分ほどのルートですが、間には八坂庚申堂、八坂の塔、三年坂など、人気のスポットが密集しています。
もちろん、お土産屋さんや美味しいお店もたくさん並んでいますよ!
カラフルな猿たちとのツーショットで幸せ気分♫
八坂庚申堂について紹介しました。
SNSによって人気になった八坂庚申堂は、ステキな記念撮影ができる場所。
ポップなのに和風という不思議なバランスを持つお堂です。
京都観光の際に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
八坂庚申堂の詳細情報
アクセス方法:「祇園四条」駅から 「市バス207乙」に乗車して11分 「清水道」バス停下車(230円) 徒歩3分
電話番号:075-541-2565
開門時間:9:00~17:00
拝観料:無料
筆者のインスタグラムはこちら
モナ王(@mona_ou315)
📷 Nikon D5600/Nikon1 J5風景や旅の写真などを投稿します。
www.instagram.com
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