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フランスのコンセント事情を在住者が解説!変換プラグや変圧器は必要?

フランス滞在に「変換プラグ」や「変圧器」は必須。そもそも、共に旅する電化製品がフランスで使えるのか否か、確認できていない方もいるのでは?今回は、フランスの電圧とコンセント事情から日本製品を現地で使う方法・電圧に関する注意点までわかりやすく解説します。

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パリ在住フリーライター/喋るお仕事

YONNE

現在、パリの「衣・食・住・美」を楽しく体感しながら生活中。旅とオシャレとお手頃グルメが大好きで、日々の癒しは散歩とアコーディオン。皆様にワクワクしていただけるような現地情報をたっぷりお届けします❤︎

フランス旅行に行く皆さん、知ってる?「電圧・コンセント事情」

フランス エッフェル塔

Bonjour! パリ在住ライターのYONNEです。

楽しいフランス旅行の準備をされている皆さん、忘れ物はないですか?

その電化製品、本当にフランスで使える?


海外に行くとなると今や必要不可欠な電化製品がたくさんありますよね。


スマートフォンと充電器、

一眼レフのカメラとバッテリーに、

ドライヤーは勿論、アイロンやコテだって欠かせない。

電動歯ブラシもいつもの物を使いたいし…


でも!これらの愛用品を持って行ったはいいものの、

現地で使えなかったり、充電ができなかったり、

使ったはいいものの、壊してしまったら楽しい旅も台無しです。



旅行中の意外な落とし穴 「電圧事情」は、旅行前に要チェック!!

知っておいて絶対に損はない、電圧事情マニュアルをご用意しました。

フランスの電圧・コンセント事情!フランスと日本では何が違うの?

フランスと日本では電気事情が異なります。


そもそも、日本とフランスでは家庭に流れてくる電気の「電圧」が異なります。

「電圧」とは電気を押し出す力。

表記される際にはV(ボルト) で表されます。


また、電化製品を使う際のコンセントの形状も異なります。


よって、基本的には日本の電化製品をそのままフランスで使うことができないのです。

引用:https://www.instagram.com/p/BtZ1FBanie6/?utm_source=ig_web_copy_link

このように、世界には様々なタイプのコンセントが存在します。

日本の電圧とコンセントの形状

それでは日本のものとフランスのものを比較していきましょう。


引用:https://www.instagram.com/p/B3wFnqrpK7F/?utm_source=ig_web_copy_link

日本の電圧 100V

周波数 50・60Hz


コンセントプラグの形状はAタイプ

フランスの電圧とプラグの形状

フランスの電圧 220V

周波数 50Hz


コンセントプラグの形状はCタイプとSE(E)タイプ

こうして見るとわかるように、フランスの電圧は日本よりも高いのです。



基本的に日本の電化製品は220Vの高電圧に対応していない為、

日本の電圧(100V)対応の電化製品を

フランスのコンセント(220V)に直接さしても使えません。


220Vを100Vに変換するための「変圧器」が必要となります。

使える?使えない?製品本体・取扱説明書の表記をCHECK!

多くの電化製品には、対応している電圧(V)が記載されています。

100Vとだけ書いてある場合は、日本以外での使用の際は変圧器が必須

200V-220V(240V)などと書いてあれば、フランスでも変圧器なしで使えます



実際の電化製品を見ていきましょう。

例えばこちら。

電化製品

こちらの日本製品には 「AC100V」と記載されているので、

海外(フランス)で使うには変圧器が必要です。



続いてはこちら。

電化製品記載

一方こちらの製品は

100-240Vと記載されているので、

変圧器なしでも使用することができます。

フランスの電圧・コンセント事情! フランスで使えるプラグはこちらです

世界各国でプラグの種類は異なり、

このように様々な種類があります。

引用:https://www.irasutoya.com/2017/03/blog-post_930.html

日本のプラグは、板状のものが二つ出ているAタイプ。

引用:http://www.tobukanko.com/yakudati/plug.html

フランスのプラグ

それではフランスのプラグタイプを見ていきます。


フランスのプラグの形状は「C」と「SE」タイプの2種類。


まずはこちらのCタイプです

フランス コンセント

日本のものにも似ていますが、

金属部分が丸くなっているのが特徴です。

そしてSEタイプ(Eタイプ)はこちらです。

コンセント

SE(E)タイプは、Cタイプにアース端子(丸い穴)が付いたもの。

フランスではこの2つのタイプが使われています。



そしてそのプラグを挿すフランスのコンセントはこのような形をしています。

フランス プラグ

写真のコンセントは、

CタイプSEタイプ(Eタイプ)どちらも使用可能。

プラグ フランス

挿してみるとこのような感じです。


なんとなくイメージが湧きましたか?

表記を確認して変圧器と変換プラグを準備!

まずは旅行や滞在に持っていきたい電化製品をチェックして、

海外対応か否かを確認。


海外に対応していないとわかったら、変圧器と変換プラグを準備しましょう。

どんな変換プラグを使う?

変換プラグとは、

日本製品のプラグにつけるだけで各国のコンセントに対応できるという優れもの。



それでは、フランスで必要となる変換プラグを見ていきましょう。

変換プラグ・フランス滞在に必要な変換プラグ

①「Cタイプ」

変換プラグ


ちなみに、こちらのCタイプは「ユーロプラグ」とも言われ、

ヨーロッパ各国(イタリア、オーストリア、ドイツ、スペイン、ベルギー等)

でも使用できる便利なプラグ。※イギリスでは使用できないのでご注意ください



変換プラグは以下のように、日本のコンセントにさすだけで、

フランスのコンセントに繋ぐことができます。

変換プラグ

②SEタイプ


以下の写真の右側にあるのが「SEタイプ」です。


引用:https://www.instagram.com/p/BWWFxRKleDG/?utm_source=ig_web_copy_link

値段も見てみると、比較的安く手に入ることがわかります。

変換プラグ・旅上級者必携?!どこに行っても使える変換プラグ

③「マルチプラグ」


旅上級者には欠かせないのが、この「マルチプラグ」

どの国のコンセントにも対応しています。

引用:https://www.instagram.com/p/BcVmgfSjHf-/?utm_source=ig_web_copy_link

ロボットのように組み合わせを変え、あらゆるコンセントに使えるようになっています。

フランスのCタイプやSEタイプにも勿論対応していますよ。

これから色々な国に行きたいと考えている方は、思い切ってマルチプラグを買ってみてはいかがでしょう♡

電圧対策・変圧器

「変圧器」は、電圧を変える機器。


日本製品は基本的に 100Vに対応していますが、

フランスの電圧は一般的に220V。

電圧を下げなければ利用できません。


フランスで日本製品を使う際には基本的に変圧器が必要になります。

引用:https://www.instagram.com/p/BWY7-ZolUcl/?utm_source=ig_web_copy_link

変圧器はものによって大きさや重さが異なります。

また、製品によっては変換プラグが付属でついているものもありますので、

自分が既にもっている旅グッズや旅の頻度・今回の滞在期間等に合わせて

最適なものを選んでみてください。


変圧器は変換プラグに比べると比較的価格帯も高めなので

なおさら空港で急いで購入したり、現地調達になってしまわぬよう、

前もって準備をしておきたいですね。

電圧対策・長期滞在には大型変圧器

長期滞在される方や、日本製の電化製品を数多く利用される方には

こういった大型の変圧器もあります。


ただ、非常に重く簡単に持ち運びできるものではないので、

スーツケースなどに入れることは難しいです。

長期滞在の方が使うアイテムということになります。



変圧器

フランスに駐在している多くのご家庭にこういった大型変圧器があります。

フランスの高電圧も怖くない!変換プラグ・変圧器どこで買う?

①家電量販店

目的に沿った商品を確実に、

そして品質に間違いのないものを選んで購入することができると思います。

初めての旅行で心配、という方は店員さんに相談してみましょう。


②100円ショップ

変換プラグだけであれば100円ショップでも購入可能です。

今のところ海外旅行の予定は今回だけの一度きり、なんていう方にオススメです。

③空港

買い忘れてしまった、家に忘れてしまった、という方は空港での購入ももちろん可能です!

ただ、確実に割り高にはなります。

可能であれば事前に準備して、質や値段共に納得できるものを購入できると良いですね。

フランスで使える? ①日本で買った i Phoneの充電器

コンセントフランス

世界中にユーザーがいる i phoneの充電器は世界各国の電圧に対応しています。

ただ、コンセントにさす際、変換プラグが必要ですのでお忘れなく。

フランスで使える? ②日本のドライヤー

ドライヤー

ドライヤーなど熱を発する電化製品の多くは

海外に対応していないものが多いのが現状。

電源をオンにした瞬間ドライヤーがボンっと音を立てて使えなくなってしまった、

なんて話もよく聞きます。



又、このような電化製品は消費電力(ワット)が大きく、

変圧器の種類によっては冷風しか出ない・風が弱い・電源が入らない等のトラブルが起きることも。


個人的には、

①海外対応のドライヤーを購入

(どうせ買うなら、基本的に世界中で使えるとされる240V対応のものが良いでしょう)


②現地ホテル備え付けのものを使用

(お部屋にない場合は、ホテルのフロントで貸し出ししていることも多いです)


などの対処をオススメします。

ドライヤーは意外と大きく、スーツケースの中でもスペースを取りますので、

持って行かないという決断はありですね♪

フランスで使える? ③日本のコテやアイロン

旅行に行くなら、素敵なセルフィー写真をたくさん撮りたい!

…となると、ヘアスタイルもしっかり決めておきたいと思う気持ち、わかります。


しかしこちらもドライヤーと同様,変圧器は必須。


最近では海外対応用の小さなコテも簡単に手に入ります。

ヘアアイロンのためだけに変圧器を買う、なんて方は、

海外対応用のアイロンやコテの購入も検討してみてくださいね☆

フランスで使える? ④日本で買ったカメラ・充電器

旅のお供・カメラ。

一眼レフやミラーレス等の携帯以外のカメラを持っていく人が多いと思います。

現在販売されている有名ブランドカメラの多くやその充電器は、

海外の電圧に対応していることがほとんど。


ちなみに、ノートパソコンやその充電器も同様です。

念の為、電化製品の表記をしっかりチェックしてみてくださいね。

フランスで使える? ⑤日本製の炊飯器

フランス製炊飯器

ワーキングホリデーなどでフランスに長期滞在する方だと

炊飯器を持って行かれる方も多いかと思います。


勿論日本製の炊飯器の多くは海外対応していませんので、変換プラグを準備してください。



ただ、国によっては炊飯器がごく普通に販売されているのをご存知ですか?

フランスでは日本のメーカーが作るフランス人向け炊飯器が売られているので、

思い切って現地で調達するのも手です。


日本の炊飯器よりも調理メニューが充実していて、

(パエリアにヨーグルトやスープにデザート等、様々な調理モードが搭載)

使ってみると楽しいかも。

快適な旅に向けて「フランス電圧事情」はしっかりチェック

引用:https://www.instagram.com/p/BRxyD2wB0FP/

いかがでしたか?


旅行準備の中で電化製品対策は意外と忘れがち。

最悪、現地でも購入可能ですが無駄な出費は避けたいものです。


とにかく大事なポイントは

基本的にフランスで日本製品を使うときには変換プラグと変圧器は必要!


出発前に自分が使いたい電化製品の表示をしっかりとチェックして

快適な滞在に向けて万全の準備をしてみてくださいね。


それでは、Von voyage♡

ヨーロッパ各国のコンセントの情報もまとめているので、サッと見ておきましょう!

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