オナニーって何語なの?オナニーの語源やルーツを調査！

みなさんこんにちは。

オナニーと言う言葉を知る前からオナニーをしていた、カトレア姐さんです。

みなさんはいわゆる「自慰行為」を普段は何と呼んでいますか?

外国語をカタカナで取り入れると言う風習のある日本語には、実際にとても多くの単語が存在しています。

いわゆるカタカナ英語や仏語、ドイツ語、フィンランド語など、ぱっと見渡してみても、様々な外国語がルーツの言葉が、日本語となって、暮らしの中で普通に使われているのです。

普段何気なく使っている言葉でも、ふと一瞬考えてみると「そう言えばほんとは何語なの?」という事は多いのではないでしょうか。

今回は、そんな言葉のひとつである「オナニー」について解説していきます。

あまり考えた事のない、オナニーを巡る言葉のルーツや語源など、オナニーについての色々をご紹介していきます。

ぜひ最後までお楽しみくださいね!

いつの間にか始まったオナニー習慣。男性の生理現象と違い、女性が性欲に目覚めるのは些細なきっかけからが多いようですね。

ただ一度始めてしまうと、男性よりもその魅力にとろけてしまうことも多いようです！

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日本語ではおそらく「オナニー」と言う言葉で呼ばれる事が一般的ですが、他にも沢山の呼び名があります。

日本の様に、ひとつの事柄に対して色々な単語の存在する言葉も、実は珍しいかも知れません。

今回は、自慰行為の事を世界の各国では何と呼ぶのか、調査してみました。

順番に見て行きましょう。

英語ではMasturbation、つまり普通にマスターべーションですね。

その他にも、スラングとしてJerk off、Wank off、Play with myself、などの言い方があります。

イタリア語ではMasturbazione(マスタバツィオネ)です。

マスターベーションと語源は同じでしょうが、少しイタリアっぽい響きになっていますね。

全く予備知識なしでカタカナで書くと、新しいドルチェの名前のようにも思えてしまいます。

似ている言語と呼ばれている、スカンディナヴィアの3国。

通貨は別ですが、言語は良く似ていると言いますよね。

北欧のこれらの国では、自慰の事を一般的にOnaniと言います。

ヨーロッパでは英語が語源のマスターベーション派と、オナニー派がそれぞれに分布しているようです。

実はサウナなど、そのまま日本語になっている言葉もある、フィンランド語。

自慰行為、オナニーの事はItsetyydytys(イツセテュードュテュス）と言いますが、簡単に言えば「自分でやる」と言う意味だけですね。

あまり面白くありませんね。

ハワイの言語、英語ではなくハワイ語です。

Mou'owau（Oの上には－が付きます）と言うのですが、もう終わる?(空耳アワー)。

え?早いね?

と言う感じですね。

ハワイらしく、温かいイメージのゆったりとした単語ですね。

中国語では、手淫(ショウイン）と書くので、これは日本人でも伝わりそうですね。

漢字での表記でも同じです。

日本で「手淫」と言う言い方は、幕末の頃に生まれた言葉だそうですよ。

マレー語はマレー半島辺りで話されている言葉です。

マレーシアやインドネシアの言葉ともかなり近い仲間です。

マレー語での自慰はMelancap。

突然、挨拶っぽい言葉になりました。

マオリ族は、イギリスが入植する前のニュージーランドの先住民族です。

マオリ語を話す、ポリネシア系の人々です。

民族舞踊、ハカも有名ですよね。

マオリ語では自慰の事をHaruruと言うんだそうですよ。

とってもかわいい響きで、好きになりました。

オナニー（Onanie)の語源となった言葉は、実は旧約聖書の中にあります。

創世記の中にオナニーに関する記述が記されているのです。

創世記とは、モーセが著したとされる聖書の最初の書で、ヘブライ語で記されています。

その中に、オナンと言う名前の男性が出てきます。

オナンにはエルと言う名前の兄がいました。

ところが、長男のエルが早くになくなってしまったため、子孫を残す家族主義により、オナンは兄嫁のタマルと結婚させられるのです。

タマルの事が好みじゃなかったのか、家や兄のために好きでもない相手と結婚させられたのが嫌だったのか、兄のお下がりが嫌だったのか、真実は解りません。

しかし、オナンはタマルとのセックスを拒否。

いやいやセックスをする時には、「外出し」をして、タマルが妊娠をしないように頑張ったのです。

しかし、キリスト教ではもともと子孫は増やすもの。

繁栄こそが神の望みです。

そのため、主に逆らった罪でオナンは殺されてしまいます。

それからというもの、生殖を目的としない性行為をオナニーと呼ぶようになりました。

もともとは、外出しした事から始まったオナニーと言う言葉。

オナンは人類史上初めて外出しをした人物という事ですね。

オナニーの意味は、現在とは少し行為の意味が違ったのですね。

日本では現在、自慰行為の事を一般的には外国語がルーツである「オナニー」や「マスターベーション」などと呼ぶことが多いですよね。

しかし古来、日本にはオナニー(自慰行為)を現す言葉は、とてもたくさんありました。

13世紀、鎌倉時代前期に書かれた宇治拾遺物語の中には、僧侶に「女性と性行為をした事がなく、これからも性行為を行わない」と言う誓いを立てさせたと言う記述があります。

その時に、僧侶が心配して「かはつるみはどうしたら良いのでしょうか?」と聞く場面があります。

かはつるみは皮とつるむ、と言う意味なので、オナニーの意味と言えますね。

また、江戸時代に流行ったエロ川柳こと破礼句(ばれく)の中にも、オナニーについて詠んだものがあります。

「千摺りは　隅田の川の　渡し銛　竿を握いて　川をアチコチ」

せんずり、皮、サオなど全くオナニー以外何も想像できない内容ですが、せんずりと言う言葉が江戸時代には既に存在していた事が伺われますね。

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日本で現在でも使われている「オナニー」に値する言葉は、種類が沢山あります。

本来日本語ではないもの、日本語のスラングなど、そのルーツは様々。

オナニーに相当する単語を、いろいろと見て行きましょう。

オナニー、マスターベーション、などの卑猥な印象ではない言葉を、という事で、教育現場や保健用語としてセルフプレジャーと言う言い方を推奨しようとする動きがあります。

しかし、その言いにくさや結局オナニーの事じゃん、という事で、普及は進んでいません。

新しい言葉を作ってみたところで、オナニーはオナニー。

結局オナニーを現す単語が一つ増えただけ、と言う気がします。

マスを掻くのマスは魚の鱒ではなく、お酒を入れたりする升の事でもありません。

こちらは、日本人お得意の「短縮語」で、マスターベーションのマスですね。

「マスターベーションをする」は、やはり日本の単語としては長すぎますからね。

もともと「シコる」とは、凝る・痼る(しこる)と言う意味で、肩や首などで筋肉が凝り固まっている様子を現していました。

また、「しこしこ」という表現方法もあり、「連続して何かを一生懸命にすること」を言ったり「地道な作業」の事を言ったりします。

ペニスが凝り固まるわけではありませんので、「地道にペニス擦り続ける」事をしこしこ頑張る、と言う所から「シコる」に転用されたのでしょうね。

最近はもう、しこしこと言う音が元の意味を逸れて、エロ擬音にしか聞こえません。

どんな言葉でも動詞になってしまうのは、ある意味日本の便利なところですね。

オナニーするで「オナる」なわけですが、何でも動詞にしてしまうと、オナラをするも「オナる」になりそうな予感です。

抜く、と言う言葉もオナニーに使われますが、これは基本的に男性限定のオナニー用語ですね。

抜くとは本来、「何かを中から取り去る」という行為の事なので、「精液をペニスから抜き去る」男性のオナニーは「抜く」で正しいと言えます。

しかしながら、女性のオナニーの場合はクリトリスへの愛撫や、時におもちゃなどを用いて身体の中へ向かうオナニーですので、「中から取り去る」方法では不可能です。

女性用に「抜く」の様に使える言葉を、何か見つけたいのですけれども、相応しい言葉が思いつかないのですよね。

そもそも、エッチと言う言葉ですが「ヘンタイ」の頭文字で「H」と言う話は有名で、みなさんご存じですよね。

しかしそうなると、ひとりエッチと言うのは、かなり微妙な意味合いになります。

ひとりエッチと言う言葉はかわいらしい響きで、結構使いやすくもあって好きなのですが、「ひとりでヘンタイ」だと思うと、どうしても使いにくいんですよね。

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