ピルは薬局で売っているのか？自己判断での使用は危ないその理由！

こんにちは。

10代で中用量ピルを服用し20代で低用量ピルに出会ったアブノーマル子です。

皆さんは「ピル」ってどこで手に入るのかな？と疑問に思ったことはありませんか。

今回はそんなピル事情について、長期間ピルの服用をしてきた私が解説していきたいと思います。

女性の皆さんに質問です。

「避妊がちゃんとできたか心配…」「行為中コンドームを付けなかった…」など性行為が原因で不安になったことはありませんか？

女性なら避妊について不安な日を過ごしたこともあるという人は少なくないのではないでしょうか。

緊急用のアフターピルや低用量ピルを使用して、避妊したいけれどピルは薬局でも売ってるものなか。

という疑問について残念ながら答えは「NO」です。

日本では薬局でピルは売っていないのです。

なぜならば、ピルの市販化についてはまだまだ専門家たちの間でも、意見がまとまらずにいるそうです。

では一体どこでピルは購入できるのかを詳しく見てみましょう。

アフターピルや低用量ピルを服用したいと思ったら、婦人科系の病院などの医療機関に行くことが基本です。

病院では使用するピルについての正しい使用方法を教えてくれます。

ピルにも種類があり、自分に合ったピルを処方してくれますので、恥ずかしがらずにまずは病院に行き処方してもらうようにしましょう。

もちろん種類によっても微妙に服用方法も違ってきます。

ピルは女性ホルモンに直接影響のあるものなので、きちんとした説明を受け理解したうえで服用するようにしましょう。

ピルを使用するうえで気になるのが「副作用」についてだと思います。

そのお話は次の章で説明してますので、そのまま読んでOKです。

インターネットを利用した通販でもピルは購入できるようになっています。

ですが海外輸入品の為、ネット通販によるピルの購入はおすすめしません。

なぜかというと、どのような成分なのか、どのような副作用があるのかなど、ピルについての詳しい説明は誰もしてくれません。

ネット通販を利用してピルを購入するよりも、医療機関でしっかり説明を受けて正しい知識をもってピルを使用した方が、安心して使えると思いませんか？

アフターピルや低用量ピルを買う時は、原則病院などの医療機関に行くべき！ということです。

低用量ピルについては、避妊目的の他にも

・生理不順の改善

・ニキビや肌荒れ

・PMS(月経前症候群)の改善

・重い生理痛を和らげたい

など、毎月ピルを服用することで個々の悩みが改善されるので、ピルを飲む人が必ずしも避妊目的ということでもないんですね。

では、アフターピルも低用量ピルも避妊したい人が飲む場合、そもそもアフターピルと低用量ピルの違いは何なのかという話から、体にはどんな影響があるのかなど。

ここでは少し避妊目的でのピルの服用について詳しく見ていきましょう。

①アフターピル

避妊することができなかった場合や、失敗した時に処方される緊急避妊薬。

基本的には72時間(3日)以内に正しく服用すれば98%の避妊効果が期待できます。

行為後から早めに服用することで成功率が上がるといわれているので、不安であれば病院に行くことを迷わず、受診してみましょう。

②低用量ピル

毎日同じ時間に飲み忘れることのないよう長期間で服用することで避妊の効果が得られます。

低用量ピルを正しく服用していれば、飲んでいる期間の避妊効果も継続されます。

もし飲み忘れた場合などは、かかった病院の先生やスタッフさんに相談するとよいでしょう。

初めて飲む人は、飲み忘れた場合などの説明も念のために聞いておきましょうね。

もし低用量ピルを服用していない女性が、性行為の避妊に失敗してしまった！というときは3日以内であれば病院に行って、アフターピルを処方してもらいましょう！

ここで一つ注意してほしいのが、自己判断でのピルの使用はやめましょう。

それはアフターピル、低用量ピルとどちらにも言えることです。

冒頭の方でもお話ししましたが、ピルというのは直接女性ホルモンに作用するものなので、自分の判断でピルを友達にあげたり、ピルの服用をやめてみてたりは避けましょう。

誤った服用で副作用がひどくなったりする場合も。

「友達も飲んでるから大丈夫だから1シート貰って飲んじゃおう」などと自己判断で服用するのではなく、必ず自分に合ったピルを医療機関に処方してもらい正しく服用するようにしてください。

ピルを服用することによって体にはどのような影響が出るのでしょうか。

正しく服用すればピルは安全に使用することが可能です。

ピルによる副作用はこのような代表的な例

・吐き気

・頭痛

・めまい

・おっぱいが張る

・不正出血

など、よく聞く例ですが副作用については個人差がありますので、服用すると必ず副作用が出るということではありません。

「ピルを飲むと太るのでは？」

という疑問を多く持つ方もいるようですが、そのような根拠はなく、ほとんどの人には問題はありません。

不安な場合はそういったことも医師に相談してみて納得してから服用するようにしましょう。

また、「癌になりやすくなるの？」

という疑問も多く、気にして低用量ピルを服用するのを避けている方もいるようですが、ピルを服用することで、子宮の内膜が薄くなり子宮体がんや卵巣がんのリスクをさげられるのです。

ピルはネット通販などで買わない限り、医師が処方してくれるので安全に服用することができますが、授乳中の方はピルの服用は避けてください。

ピルを再開したい場合も自己判断で服用せず必ず医師に相談して、自分にとって良いタイミングで正しくピルを飲むように心がけましょう。

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余談として、ほかの国でのピル事情について知っていきましょう。

先進国の中でピルの普及率は日本がダントツでまだまだ低いそうですが、他の国では普通に風薬を買う感覚でピルは薬局で売ってるみたいですね。

日本では男性側が避妊をするものと思っている人がまだまだ多いみたいですが、コンドームよりもピルの方が避妊の効果も高いので、是非女性側のみなさんも自分で自分の身を守る行動をして、この世から悲しい中絶がないよう低用量ピルをこの機会に検討してみてもいいかもしれませんね。

先進国ではピルが身近なものであることは分かりましたが、なぜ日本は薬局でピルは売っていないのでしょうか。

その理由にはアフターピルや低用量ピルが市販化されると悪用されたりしてしまうのでは、という意見が多いのです。

また望まない妊娠は自己管理のなさからの自業自得だという意見もあるそうです。

まだこのような意見が令和の時代になっても妨げになっているというのが驚きですが、本当に必要な人は多いのです。

そして、男性が避妊に協力的でない人もいるのが事実で、平和な日本でもそのような男性はいるでしょう。

お互い本気で愛し合っているからこそ、避妊を断れない女性の心理もあると思います。

そんな時、望まない妊娠をして悩み心身ともにつらい思いをするのは女性側です。

いつの日か日本にも、もっと身近にピルが存在し、学生時代から避妊について性教育がもっと盛んになればいいと思うばかりですね。

ピルが薬局で買えないからといって、ピル自体が入手しにくいものではありません。

今まで話してきたように、医師の処方があれば服用は可能です。

そこで昨今ではオンライン診療というものが少しずつではありますが、浸透しつつあるように思えます。

今現在新型コロナウイルスで不要不急の外出を避け、行動に少しばかり制限があるような不安と心配が入り交ざるときに、ピルを処方してもらうだけに病院に行くのも怖い気も無きにしも非ずではないでしょうか。

そんな今のコロナ禍にマッチした新しい診療の仕方があります。

それが「オンライン診療」です。

インターネットを利用した診療の仕方でネット上で完結できるので、とても有り難い診療方法ではないでしょうか。

また、オンライン診療ができる医療機関とそうでないところがまだまだありますので、必ず確認をされてから、診療を受けるようにしましょう。

気になる方は「オンライン診療 ピル」などと検索すればマッチする医療機関があると思います。

私自身低用量ピルをトータルで2年以上は使用しておりました。

実際に使ってみた体の変化はあるのか、という話から低用量ピルについての感想をお話ししたいと思います。

これから低用量ピルを使用したいという方は是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

私は10代のころまだ低用量ピルというのがなかったと思います。中用量ピルを処方されました。

それは生理不順の為でした。

ですが飲み始めてすぐ具合が悪くなり常に吐き気に襲われている状態でした。

それを1週間くらいでもう断念してしまいました。

本当に副作用が重くてもう二度と飲みたくないと思ったほどです。

このとき私は勝手にピルの服用をやめました。

当たり前ですがやめてからも生理不順は治らずじまい…。

そして、20代になりまた生理不順でピルを処方されました。

このときに低用量ピルを初めて服用することになるのですが、中用量ピルとは違い副作用に悩まされず1カ月間飲み切ることができました。

その後も2年近く低用量ピルを正しく使えることができ、重い生理痛ともおさらばできることができました。

ピルを使用している間は避妊もできましたし、結婚後は計画的に妊娠し無事に出産することができました。

私が実際に使って嬉しかった効果は

１、肌荒れの改善

２、重い生理痛

３、安定した生理周期

主にこの3つです。

低用量ピルを服用してからすぐに実感したのは肌荒れが改善していき、新しいニキビが出なくなりました。

そして立てないほどの生理痛になることもある重い生理痛も改善されていき、きちんとした周期で生理が来るので体の調子も

最後もう一度言いますが、「ピルを服用してどう変わるのか？」などの「副作用について」は個人差があります。

どう思うのかは、個人の考えがありますので、必ずしもこの記事を読む読者様すべてがこうなる。

ということではありませんので、一つの体験、参考として思っていただければ幸いです。

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